新たな去就に注目!久保建英はマドリー復帰?レンタル移籍?売却?オススメの移籍先は?

2020-2021シーズンは悔しい思いをした我らがレアル・マドリード

マドリーのフロントはこれまで数々のタイトルをもたらしてくれたジダンを解任し、新しくカルロ・アンチェロッティをクラブに招き入れた。

 

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新シーズンは選手の大刷新があると言われているマドリーだが、その最初の1歩としてアンチェロッティが就任した事により色々と状況が変わってくる事は間違いない。

そして日本人として気になるのが我らがレアル・マドリードの所属選手でもあり、我らが日本代表の期待の星でもある久保建英の去就だろう。

ヘタフェを残留に導く劇的ゴールを決めた久保は来季の構想に入っているのか?

それとも他チームで武者修行となるのか?

はたまた新選手獲得のために売却されるのか?

ということで今回は、気になる久保建英の去就!レアル・マドリードに戻ってくるの?それとも他チームへ移籍するの?について書いていこうと思う。

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久保建英の気になる去就は?

今や日本代表の顔と言っても過言ではない存在になった久保建英

レアル・マドリードの選手としてトレーニングに参加し、ラ・リーガ1年目はRCDマジョルカへレンタル移籍すると、シーズン序盤こそ苦しんだものの最終的にはチームの攻撃を担う中心選手にまで上り詰め35試合出場4ゴール5アシストという数字を残した。

UEFA選出の次世代のベストイレブンに選出されるなどその価値を高めると、2年目には更なる活躍を求めビジャレアルへレンタル移籍。

しかし、本人ものちにシーズン後に「ビジャレアルへの移籍は失敗だった」と語っているようにビジャレアルでは思ったように出場機会には恵まれず、半年で退団し再度ラ・リーガのヘタフェCFにレンタル移籍した。

当初こそ、久保の獲得を望んでいた監督に起用されデビュー戦から結果を残すも、途中からは戦術の変更などもありベンチを温める日々が続くなど苦悩の日々が続き、結局ゴールはヘタフェが残留を決める決勝ゴールとなった1点のみ。

そのゴール自体は素晴らしく、久保のポテンシャルを見せつけた素晴らしいゴールになった事は間違いないが、マドリーとしては満足できるシーズンではない事は確か

となると、シーズンが終わると共に話題に上がるのは久保建英がレアル・マドリードに帰還するのか、他チームへ移籍するのか、それとも売却されるのかとなってくる。

そこで論点になっているのがレアル・マドリードが来季どのような補強をするか

 

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今夏のマドリーの目玉はフランス代表でPSGに所属しているキリアン・ムバッペとされているが、彼の獲得には多大な資金が必要となってくる。

コロナ禍で資金繰りが難しい状況になっているマドリーは選手を一気に放出してお金を集めたい模様。

そこで売却リストという、選手であれば絶対に載りたくないデスノート的存在のリストがあるらしいが、その中には主力として戦ってきた選手だけでなくレンタルで貸し出している成長の見込みがある選手も含まれているという。

そしてその中に久保建英の名前も載っているというのだ。

我々日本人、そしてマドリディスタからしたら白いユニフォームに袖を通した久保を見たいという気持ちが勝ってしまうため信じたくないが、これは多数メディアが報じている情報。

完全にガセというわけではなさそうだ。

しかし、これはあくまで個人的な意見だが、

久保は売却される事はない

と思っている。

というのも、ペレス会長は久保の能力とポテンシャルを高く買っているからだ。

一時期はマドリーに復帰させたいペレス会長とまだ武者修行させたいジダンの間で意見が分かれているとの噂もあったが、そのジダンが退任したことでペレスの判断に委ねられることになった。

そして新監督のアンチェロッティはクラブの決定に非常に従順な監督の為、久保がどうなろうとクラブの決定に文句を言う事はないだろう。

つまり、ジダンが退任した今久保のマドリー復帰の可能性は少なからず高まっている。

そして、ムバッペを獲得するために多大な資金が必要となっても久保のポテンシャルを高く買っているペレスは久保を簡単に売却したりしないだろう、ということ。

となると、久保がマドリーに帰ってくるのか?それとも再レンタルするのか?という問題になる。

あくまで予想だがこれに関してはレンタル移籍が濃厚だろう。

これには色々な理由があるが、まず最初に考えられるのが久保の考え

久保は常に試合に出る事ができる環境を求めている。

出場機会を求めて移籍したチームで試合に出られないなんて日々を経験し、プレーしたい欲は高まっているはずだ。

マドリーに戻ってきてもポジションが確約されているわけではもちろんない。

久保のようなボールを細かく扱うタイプの選手に必要なのは常に試合に出て感覚を養うこと。

つまり試合勘が大事だ。

久保自身もそれは理解しているはずでベンチを温める日々になる可能性があるチームに戻るとは思わない。

ただ、個人的にはマドリーに復帰して出番を待つのもありなのではないかと思ってしまう。

というのもマドリーの中に入り日々トレーニングを積むことでまず選手として成長できるだろうし、カスティージャ登録から這い上がったロドリゴのようなパターンもあり得る。

とはいえ、ロドリゴもパッとした成績を残しているわけではないので正直そこを目指すのも違うか。

 

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またベイルの去就も久保の去就に影響するだろう。

ベイルは外国人枠選手になるということで、仮にヴィニシウスがスペイン国籍を取得し外国人枠が1つ空いたとしてもベイルが復帰すれば枠は埋まる。

アンチェロッティとベイルは共に戦った仲でベイルは戦力であることを会見でも仄めかしている。

ベイルはEUROが終わったら引退するという噂もあるし、正直ここに関してはどうなるか分からない。

それでも現実的には他チームへのレンタル移籍が濃厚と考えておくのがベターだろう。

久保建英の移籍先候補

仮に久保建英がレンタル移籍をするとして、どこにレンタルされるのかというのもまたマドリディスタにとって気になるところだ。

様々な憶測が飛び交っているが、ここではとりあえず今どのような候補があるかについて書いていく。

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アーセナルFC

 

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まず最初に、まじ!?ってなった移籍先候補はプレミアリーグに所属している名門アーセナルだ。

勝手なイメージだが久保はラ・リーガで活躍するイメージを持っていたが為にプレミア移籍の話題は正直びっくりした。

色々調べていくと、アーセナルはマドリーからレンタル移籍で加入していたマルティン・ウーデゴールを完全移籍での獲得を熱望しているんだとか。

確かにウーデゴールはシーズン途中からアーセナルに移籍し、チームの攻撃の中心としてスタメンに定着。

公式戦20試合に出場し2ゴール2アシストという数字を残しアルテタ監督から全幅の信頼を得ていた。

本人もアーセナルでの居心地に満足していたとのことだが、ペレス会長はアーセナルへの完全移籍を拒否し、アーセナルはウーデゴールの退団を発表した。

そこでアーセナルが目をつけているのが同じくレフティーでもあり攻撃に貢献できる久保建英というわけだ。

ウーデゴールと久保建英は常に話題に上がる。

ウーデゴールがレアル・ソシエダからマドリーに復帰する際もソシエダは「後釜」として久保をリストアップした。

アーセナルのアルテタ監督も久保の能力を評価しているとの事、そして久保がもうラ・リーガでのレンタル移籍を望んでいない発言があるなどアーセナルへのレンタル移籍になるのではと言われている。

ただヨーロッパスーパーリーグ構想から撤退したアーセナルに激怒しているペレス会長はマドリーからアーセナルへ選手をレンタルさせる事はもうないのはないかとも言われている。

アーセナル…どうなのだろうか。

RCDマジョルカ

そして次に久保建英をレンタル移籍で狙っているとされるのが、久保もラ・リーガ1年目で所属したRCDマジョルカだ。

久保はマジョルカでのシーズンは35試合に出場し4ゴール5アシストをマーク。

残念ながらチームは2部へ降格してしまったが、1年でラ・リーガ1部に戻ってきた。

マジョルカは1部に留まる為にチームの改革を行うとされており、そこで久保の名前がリストに載っているとのこと。

マジョルカ時代に見せた久保のプレーは誰もが興奮したことだろう。

そして久保にとっても選手たちのことを把握しているし、環境も慣れ親しんだ環境であることから順応は早いかもしれない。

新チームに加入する上で最初の壁でもある信頼がないが故のパスが来ないという問題もクリアしていることだろう。

久保が中心となってラ・リーガの舞台で戦えるのであればマジョルカへのレンタル移籍はアリかもしれない。

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ヘタフェCF

2020-2021シーズンの最後の半シーズンだけ在籍したヘタフェも久保をレンタルで残留させたいと考えているようだ。

ヘタフェは全指揮官のボルダラス監督が久保の獲得を熱望したが、途中から戦術を変更し久保はベンチを温める日々が続いた。

それもあり久保にとっても我々マドリディスタや日本人にとってもそんなに印象は正直よくないとは思うが、ヘタフェは新指揮官にミチェル監督を招聘した。

実はこのミチェルは我らがレアル・マドリードのレジェンド的存在

そう、あのミチェルだ。

チームの再建を任されたミチェルは、ボルダラス前監督よりもポゼッション志向の監督の為、久保の才能を最大限に引き出せるのではないかと言われている。

そして何より、久保にとってもマジョルカ同様、環境や選手達との順応が必要ない

ミチェル自身は久保の去就はクラブ側に全て任せていると発言しているが、マドリーとしてもクラブOBのミチェルが監督なのであれば「1シーズン久保を預けたい!」となる可能性も高い。

グラナダCF

 

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そして、2020-2021シーズンはヨーロッパリーグにも参戦したグラナダも久保の獲得に乗り出している。

グラナダはラ・リーガ9位でフィニッシュするなど実力もしっかりとあるチーム。

中位のチームで成長したいならうってつけのチームではある。

実は、グラナダは久保がビジャレアルに移籍する際も獲得を狙っていたクラブだが、そこまで裕福なクラブではない。

その為、前回は久保の資金を用意する事ができずにレースから撤退したと言われている。

しかし、今回またグラナダは久保の獲得を希望しているとのことで、少し市場価値が下がった久保に目を離さずにいる。

グラナダは日本ではあまり馴染みのないチームだとは思うが、良い選手は揃っているだけにポジション争いは簡単ではないだろう。

レアル・ベティス

そして久保を狙っていると言われているチームとしてベティスが挙げられている。

ベティスもグラナダ同様、2020-2021シーズンに入る前に久保の獲得を熱望していたチーム

ベティスはラ・リーガを6位で終えており、来季はUEFAヨーロッパリーグにも参加する。

活躍の舞台を広げたい久保にとっても魅力的なチームの1つであるだろう。

ベティスはバルセロナと提携を組んでいることもあり、バルサと志向が似ている

その部分もバルセロナの下部組織で育った久保にオファーを出す理由の1つでもあるかもしれない。

しかし、ポジション争いはより熾烈になる。

というのもトップ下にはフランス代表のフェキル、右サイドにはベテランのホアキンや成長著しいロドリなど強力なアタッカー陣が揃っている。

「主力になれるチーム」を探している久保にとってはビジャレアル同様に厳しいポジション争いが待っている事は間違いない。

RCDエスパニョール

そして来季からラ・リーガ1部でプレーするエスパニョールも久保の獲得を狙っている。

久保にとって今のエスパニョールは魅力的な候補の1つになるだろう。

なぜなら、エスパニョールの指揮官はマジョルカ時代の恩師ビセンテ・モレーノだからだ。

久保建英という選手がどういう選手で、どういうプレーができて、どう起用すればいいのかはマジョルカ時代に十分経験したモレーノ監督なら久保を生かす事ができるかもしれない。

エスパニョールはバルセロナ市に本拠地を置くチームではあるが、同じバルセロナ市にあるマドリーの永遠のライバル、バルサとはライバルの関係にある。

そしてエスパニョールというクラブ自体がレアル・マドリードと親密な関係にあることからも久保のレンタル先として候補に上がる事は全然あり得るのだ。

エスパニョールといえば中村俊輔も在籍した事のあるクラブなだけに日本人としても久々に日本のレフティーがエスパニョールのユニフォームを着る姿が見れるかもしれない。

久保はどこに移籍するのが良い?

ここまで日本人やマドリディスタだけでなくスペイン中も注目している久保建英の去就について書いてきた。

国内外の様々なクラブが久保の獲得を狙っているとのことで、マドリーの動向に目を光らせているようだが、結局久保にとってどこのチームに移籍するのが良いのだろうか?

あくまで個人的な視点だが、久保が活躍するであろうチームはもうなんとなく想像がつく。

ヘタフェのようなフィジカル的なサッカーではなく、「ボールをポゼッションするチーム」もしくは「久保を中心としたチーム作りに励めるチーム」だろう。

ポゼッションするチームは、所謂レアル・マドリードなどの圧倒的な戦力でボールを保持して相手を押し込んでいくタイプと、ベティスのようにパスやテクニカルなプレーで観客を魅了するサッカースタイルタイプの2つがあるだろう。

その為、ポジション争いという部分を考えなければベティスというチームはいいのかもしれない。

ヘタフェもミチェルがポゼッションを重視する戦術をヘタフェでも続けていくのであれば久保にとっても悪くない選択になるだろう。

だがヘタフェというチームがフィジカル的なスタイルであることを考えても不安は拭えない。

そこで、個人的にはマジョルカもしくはエスパニョールをオススメしたい。

久保は「主力としてプレーできるチーム」ということを話しているようだが、この2つのクラブに共通して言えることは久保の使い方を知っているということ。

マジョルカは選手達や環境が馴染み深い場所であることからも久保にとってはプラス。

シーズン終盤に久保を中心にして攻撃を作り上げていったあの活躍をマドリーもマジョルカも望んでいることだろう。

そしてエスパニョールに関してはいえばやはり監督の存在がでかいだろう。

マジョルカ時代に久保を積極的に起用し信頼してきたモレーノ監督は久保がどんなプレイヤーかを熟知している。

エスパニョールのサッカーにうまく融合させる事ができるだろう。

そして、マジョルカとエスパニョールのどちらに加入したとしても、チームを残留させるというミッションも遂行できる。

チームを残留させる事ができて久保自身も活躍する事ができたらマドリー復帰の道が大きく見えてくるはずだ。

現在はオリンピックに向けて準備を進めている久保だが、新シーズンはどこのチームで迎えることになるのか。

その去就に世界中が注目している。

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