【動画有り】レアル・マドリード vs インテル(2021.09.16 21-22 UEFAチャンピオンズリーグGL第1節 )マッチレポート

今シーズンもこの季節がやってきた。

どの季節がやってきた?

UEFAチャンピオンズリーグの季節がやってきた!!

ということで←

CLのアンセムを聴くと秋の訪れを感じるサッカーファンも多いとは思うが、ついにグループリーグの初戦がやってきた。

その相手はなんとイタリアセリエAの昨シーズン覇者インテルだ。

昨シーズンのCLでもグループリーグで対戦した両者。

マドリーはグループリーグでかなり苦戦していた事を忘れているマドリディスタはいないだろう。

決勝トーナメントに進出し、タイトルを獲得する為にも絶対に負けるわけにはいかないグループリーグ第1節。

会場となるのはインテルのホームであるサンシーロ。

ジュゼッペ・メアッツァ!

ということで、早速2021年9月16日に行われたUEFAチャンピオンズリーグのGL第1節インテル戦のマッチレポートを報告していこう。

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スターティングメンバーとフォーメーション

ラ・リーガ第4節のセルタ戦を週末に行い、見事逆転勝利をすることができた我らがエル・ブランコ

それから中二日で迎えたミッドウィーク開催のUEFAチャンピオンズリーグの初戦は昨シーズンも対戦したインテル。

セリエAを制した強豪で、今季からはミランで10番を背負っていたチャルハノールや抜けたルカクを補うようにストライカーにジェコを獲得したチーム。

他にもラウタロやペリシッチなど強力な攻撃陣を擁している名門にどのような試合を見せてくれるか見ものだ。

ということで絶対に勝利で飾りたいインテル戦のレアル・マドリードのスタメンとフォーメーションはこんな感じ。

ミッドウィーク開催ということでスタメンの陣容が注目されていた一戦。

試合前にある噂が飛び込んできた。

ナチョが左サイドバックで起用される。

これを見た時僕感情は正直

はいはい乙でーす。

そんなわけあるかいと。

アラバは復帰してるし、ミゲルもいるし左サイドバックにはなんの問題もないと思ったから。

メンバーリストを見て、ナチョとアラバが名を連ねているのを見てもアラバが左サイドバックだろうと思っていた。

しかし試合を見ているとナチョは左サイドバックセンターバックにアラバが起用されていた。

この起用法には正直びっくり。

試合を見て謎が解けることにはなるのだが。

そして右ウイングにはバスケスを起用

リーグ戦で調子を取り戻しつつあるアザールではなくバスケスを起用したことにもびっくり。

しかしこちらは疲労などを考慮したという点でまだ納得はいく人選。

そして中盤に関してはリーグ戦と変わらずモドリッチ、バルベルデ、カゼミロの三人を起用。

疲労を考慮してイスコなどが使われるのでは?と個人的に思っていただけにちょっとびっくりした。

ミッドウィーク開催とはいえ、負けるわけにはいかない初戦という事を考えればこの中盤の構成は外せないという事だろう。

という事で絶対に勝利を掴みたいマドリーのキーポイントとしては警戒されるであろうヴィニシウスに頼らずに攻めることができるか。

そして、交代選手を使いながらうまくターンオーバーできるかになってくるだろう。

ってことでインテル戦の両チームのスターティングメンバーは以下の通り。

# レアル・マドリード インテル #
1 ティボ・クルトワ S・ハンダノヴィッチ 1
2 ダニ・カルバハル  M・シュクリニアル 37
3 エデル・ミリトン S・デ・フライ 6
4 ダビド・アラバ A・パストーニ 95
6 ナチョ・フェルナンデス M・ダルミアン 36
14 カゼミロ N・バレッラ 23
10 ルカ・モドリッチ M・ブロゾビッチ 77
15 フェデリコ・バルベルデ H・チャルハノール 20
17 ルーカス・バスケス I・ペリシッチ 14
20 ヴィニシウス・ジュニオール E・ジェコ 9
9 カリム・ベンゼマ L・マルティネス 10
監督 カルロ・アンチェロッティ S・インザーギ 監督

試合データ

項目/チーム名 レアル・マドリード インテル
得点 1 0
シュート数(枠内) 12(2) 18(5)
ボール支配率 54% 46%
パス本数 580 501
パス成功率 88% 87%
ファール数 11 9
イエローカード数 1 1
レッドカード数 0 0
オフサイド数 1 4
コーナーキック数 5 4
得点者 ロドリゴ(89′)
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ダレブラMarca紙の評価とインテル戦の感想

評価(10点中) レアル・マドリード コメント
 10.0 ティボ・クルトワ 文句なしのMVP。こんなにシュート打たれるトワ!
8.5 ダニ・カルバハル  うん、なんつーか守備が冴え渡りすぎだ。そして君の為に可変システムだったね。
 7.5 エデル・ミリトン いつの間にか守備の要みたいになってるけど、相変わらずミスした後に顔に出すのやめろwww
 7.5 ダビド・アラバ お前、カマヴィンガにいじられまくってるよな。笑
 7.5 ナチョ・フェルナンデス 熱い。熱すぎる。絶対寡黙なタイプなのに試合で変わるタイプだよなお前。
 8.0 カゼミロ カルロス・エンリケ・ジョゼ・フランシスコ・ヴェナンシオ・カジミーロお前ヒールするなっつの!
 8.5 ルカ・モドリッチ OUT80′ あなたってブーイング受けたことないでしょ?素晴らしいサッカー人生だね
 9.0 フェデリコ・バルベルデ  子供が将来クソガキになりそうな予感するけど大丈夫そ?
 8.5 ルーカス・バスケス OUT66′ チームで一番走って守備してたのがデータで出てた。お前はそれでいいんだよ。ナイスだ。
 8.5 ヴィニシウス・ジュニオール OUT90+1′ 昨シーズンでは考えられなかったよ。君がボール持った時に決めてくれるかもしれないってワクワクしちゃうの。
 8.5 カリム・ベンゼマ マリアーノに言っておいてくれない?「お前じゃ俺に勝てない」って。
 9.5 ロドリゴ・ゴエス IN66′ ありがとう!交代で出てくる時に「いやここはアザールだろ!」って言ってごめん!←
9.0 エドゥアルド・カマヴィンガ IN80′ ナイスアシスト!フィットしてて素晴らしいね。てかアラバ先輩を敬いなさい!笑
6.0 マルコ・アセンシオ IN91+1′ 練習でいいシュートばっか打ってるけどそれでも試合で使われないの原因なんなのかそろそろ分かれよ?←
 10.0 カルロ・アンチェロッティ 試合中に何食ってんの?ブドウ糖?だから冴え渡ってるの?でも太るよ。

昨シーズンはベスト4で終了してしまった我らがレアル・マドリードのUEFAチャンピオンズリーグ

今季こそは優勝を!という事で選手だけでなくマドリディスタの我々も意気込んでいる。

舞台はインテルのホーム、ジュゼッペ・メアッツァ

どの大会も初戦は大事だが、グループリーグの中で最も手強い相手となるであろうインテルは勝っておきたい相手。

勢いをつけるためにも絶対に負けたくない!

ってことでそんなエル・ブランコのCLグループリーグ初戦となったインテル戦を一言で表すなら…

マドリーの未来は明るい!

である。

試合終了間際の89分にチャンピオンズリーグ男とも言われているロドリゴのゴールで勝ち点をもぎ取った。

しかも、アシストをしたのが新加入のカマヴィンガ、その前のパスを出したのがバルベルデってのがまたマドリディスタを歓喜させた。

将来のマドリーの中盤を支える存在になるであろうバルベルデと新加入から1ゴール1アシストと活躍している新星、そして未来のマドリーの攻撃を牽引するであろうロドリゴ。

ぬわぁんて素敵なゴールなんだ!

得点を取ったのは89分。

このまま引き分けで終了してしまうのか、と思った時のゴールに

「おっし!!」

って朝から力一杯ガッツポーズをしてしまったよ。笑

しっかし試合全体で見ればかなり苦しい試合だった。

そりゃガッツポーズも出てしまうよってくらい苦しい試合。

正直な印象としては、よく勝った!って感じ(笑)

試合開始早々から3-5-2のシステムで挑んでくるインテルにことごとくシュートまで持っていかれる展開が続いていた。

試合データを見てもらってもわかるようにマドリーは12本に対し、インテルは18本もシュートを打っている。

マドリーが前からハイプレスをかけてボールを奪おうと試みるも、中盤底のブロゾヴィッチを中心に回避され、モドリッチやバルベルデの脇をどんどん通される展開

特に、バスケスとカルバハルがいる右サイドよりもヴィニシウスのサイドから攻め込まれる回数が非常に多かった

そういった意味で左サイドバックに攻撃力のあるミゲルではなく守備的なナチョを起用したという意味もあるのかもしれない。

絶好調のヴィニシウスが攻撃で一矢報いたいところではあるが、相手のウイングバックでもあるダルミアンにしっかりとケアされていたことで持ち味を発揮できず。

ダルミアンが攻撃時に高い位置を取ることでヴィニシウスは低い位置でプレーすることになりなかなか攻撃時にスピードとドリブルを発揮することができなかった。

とにかく前半に関しては、誰の目から見てもインテルが優勢だった。

昨シーズンまでとの違いといえば、前半がうまくいかなかった時に後半に期待できるのが今のアンチェロッティマドリー。

SNS上でもアンチェロッティ采配に期待がかかっていた。

そんな中前半と後半である違いが生まれ始めた。

それが後半途中にインテルのウイングバック2人が交代したのだ。

ダルミアンに完全に押さえ込まれていたヴィニシウスだったが、少しずつボールが持てるようになり、周りにスペースが出来てきた。

それをきっかけにマドリーのサイド攻撃が活性化し始めたのだ。

しかし、それでもインテルの強固な守備に阻まれてなかなか点が入らない!

逆にインテルは容赦無くシュートを浴びせてくる!

そんなヒヤヒヤする展開でマドリディスタを何度も安堵させてくれた存在が

ティボ・クルトワだ。

個人的にこの試合のMVPを与えたい選手。

ティボ神降臨。よいしょー。

って感じだよね←は

マドリーのレジェンドGKといえばカシージャスって人も多いとは思うが、そろそろクルトワもその域に入ってくると思っている。

マドリー加入した当初は不安定だ!なんて言われていたけど、今はもう安定感・クルトワって感じ。

どんなに好セーブを連発しても表情を変えずに淡々とシュートストップする姿はピッチ上のチームにとてつもない安心感を与えていることだろう。

66分にはバスケスに代えてロドリゴを投入したアンチェロッティ。

誰もが攻撃の起点を作るためにアザールを投入するだろうと思っていた時の采配だった。

そして80分にはこれまで中盤で走り回って起点となっていたモドリッチに代えてカマヴィンガを投入

ぬわぁんて素敵な光景なんだ。

前回のセルタ戦もそうだったけどモドリッチは交代する時に相手チームからも拍手を受ける選手だよね。

この試合でも要所要所でらしさ全開のプレーで中盤を制していたとは思うが、守備に追われる時間が長かったこともありかなり消耗していたと思う。

そしてそんな36歳に代わるのが18歳のカマヴィンガ

運動量が落ちつつある中盤に1つ刺激を入れた感じ。

カゼミロ、カマヴィンガ、バルベルデという3人になった中盤ではバルベルデがこれまでのモドリッチのようにパスを捌きボールを動かしていた。

バルベルデが攻撃を司る未来のマドリーの姿を見ているようだった。

そしてその周りをカマヴィンガが動き回りボールを追いかけ、最後にベテランのカゼミロがしっかりと回収する。

相変わらずパスミス多いけどなカゼミロ。

ここぞ!って時のカゼミロのタックルにはこの試合も脱帽。

何それ?ってパス多いけど。

徐々にボールを支配できるようになるもそれでもなかなか点が入らないことで、とにかく失点しないように!とだけ思い始めていた時、歓喜の瞬間がやってきた。

チャンピオンズリーグ男ロドリゴ!!

やはりこの選手は持っている。

これだけの実力を持っていながら、リーグ戦ではなかなかプレー時間が増えずにフラストレーションが溜まっていただろう。

でも時間を与えたら結果を出す、それがロドリゴのイメージ。

8本中6本決めてるってやばすぎでしょ!笑

ロドリゴのゴールで1-0で第1節を勝利で飾ることができたマドリー。

何がすごいって…

アンチェロッティの采配的中しちゃってる

ってことなんだよね。

アザールではなくロドリゴをチョイスしたこと、中心にいたモドリッチにかえてカマヴィンガを入れたこと、バルベルデをより中央でプレーさせたこと。

全てがアンチェロッティの狙い通りなのだ。

それに応える選手も凄いけど、アンチェロッティの戦術眼というか選手の特徴をその試合の状況に応じて使い分けるところが本当にすごい。

さすが、名将だなぁ。

とにかくグループリーグ初戦を勝利で終われたのはかなりでかい。

このまま当たり前のようにGLを突破して一気に決勝まで行って欲しい。

次回はラ・リーガ第5節でバレンシアと対戦。

舞台はバレンシアのホーム、メスタージャだ。

バレンシアは今季絶好調だし、首位に躍り出るためにも負けたくない相手。

しかもアウェイではなかなか苦戦していることもデータでわかっている。

ってことで、勝ちましょう。

Hala Madrid!!

試合ハイライト動画

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