2021年夏の移籍市場もあと少し。
我らがレアル・マドリードが補強した新選手は今の所、バイエルン・ミュンヘンから加入したダビド・アラバだけだ。
なんて寂しい移籍市場なんだ(怒)
ラモスやらヴァランやら抜けているのにも関わらず補強が進まない現状にマドリディスタも激おこなのはクラブ側もおそらくわかっているだろう。
しかしそんな多くのマドリディスタたちが歓喜する瞬間が訪れようとしている。
なぜか?
ムバッペがマドリー移籍秒読みだからだ。
お待たせしました!!(笑)
ということで今回は、レアル・マドリードに加入決定!?ムバッペ(エムバペ)の起用法とファンやクラブが期待する事は何?について書いていこう。
サッカー選手であれば大観衆のサンティアゴ・ベルナベウでプレーしたいという夢を思い描くのは至って普通のことだろう。 それくらい我らがレアル・マドリードは選手にとって憧れのチームであり最強のチームだ。 そして、夏が近づくにつれてレア[…]
ムバッペ(エムバペ)のマドリー加入まで秒読み?
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20-21シーズンが終了し、我々マドリディスタはこう思っていた。
もっと点を取れる選手が必要だ。
ベンゼマという絶対的なエースはいるが、3トップでシーズンを戦ったくせにチームで2番目に多く得点をとっていたのは守備的MFのカゼミロ。
ベンゼマの相棒が必要だ!とマドリディスタはシーズン終了後からずーーーっと言ってきた。
そして素晴らしいタイミングでEURO2020が開幕し、優勝候補だったフランス代表の攻撃を牽引していたのは久々の代表復帰となった我らがベンゼマと代表の10番を背負うキリアン・ムバッペだった。
おにぎり「おむすび勧誘成功しました。」 pic.twitter.com/bvTmo6DDUJ
— Dale Blanco(ダレブランコ) (@daleblanco10) May 28, 2021
マドリディスタの間では、ベンゼマとムバッペが常に一緒にいるということで「仲が良すぎる!」なんて話題にもなり、マドリーに加入する伏線なのではないかとも言われていた。
しかし、上のツイートをしたのが5月末で、EUROが終わったのが7月上旬。
それから今までいろんな噂が拡散され、マドリーがシーズン開幕前にはムバッペの獲得を発表するだろうと誰もが思っていた。
しかし、マドリーにとって新時代を築く若い存在が必要なのは明白な中、進んでいるようで全く進んでいなかったムバッペの移籍話。
メッシがPSGに加入したことにより、ムバッペは出たがらないのではないかとかPSGがムバッペを出したくない為に豪華な補強をしているのでは?など色々噂はあったが、ムバッペはマドリーでプレーすることを夢見ておりPSGと契約延長しないとずっと言われてきた。
それでもムバッペがマドリーに加入するという話が進んでいないということで、ムバッペはもう来年フリーで獲得すればいい。って思っていた人も多かったはずだ。
ムバッペに関しては移籍決定!ってなるまでもうツイートしない!って人もいたくらいだ(笑)
なんなら、リーガが開幕してから左ウイングを主戦場とするヴィニシウスが覚醒していることもあり、本当にムバッペは必要なのか?とも言われ始めていた。
しかし移籍市場が閉まるまであと少しとなったところでついに…
PSGとマドリーがムバッペの移籍で合意
と言われ始めた。
残り1週間となった移籍期間での急展開に、個人的には「やっと決まるのか!」って感覚より「おっ本当に今年来るのか」って感じになっているのが正直なところではあるが
ペレ爺やるなぁ(ニヤリ)
とも思ってしまう。
最初はマドリーが出したオファー金額が安すぎる!とPSG側が激怒していたらしいが、我らが会長のビジネス魂が炸裂していると思う(笑)
もう数日でマドリーから正式な発表があることだろう。
ベンゼマの親友がYouTubeでムバッペは8月末にマドリーと契約するって言ってるらしいな。
ムバッペ、わかった。ありがとう。
でも遅いよ。笑マドリディスタみんなずっと待ってるのよ。笑
— Dale Blanco(ダレブランコ) (@daleblanco10) July 18, 2021
結局ベンゼマの親友が言ってた通りになりそうで草
ムバッペ(エムバペ)の起用法は?
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ムバッペが欲しい欲しい!って言っておきながら実際に来るとなると「お本当に来るのね!?」ってなってる私(笑)
気になってくるのが、マドリーでどのように起用されるのか?ということではないだろうか。
言わずもがなムバッペは爆発的なスピードとテクニック、そして決定力を誇るストライカー。
ウイングであれば左右でプレーできる選手ではあるが、得意なポジションは左ウイングだろう。
しかし、我らがレアル・マドリードにはウインガーがたくさんいるのが正直なところ。
左ウイングだけでも、アザール、ヴィニシウス、右ウイングにもベイル、アセンシオ、そして両ウイングでプレーできるロドリゴもいる。
この中にムバッペが加入するとなると心配になるのが
宝の持ち腐れになりませんか?
ってことである。
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ムバッペも凄いけどウチの若手も本当は他のクラブめっちゃ欲しい選手なのよ?
才能ありまくりなのよ?←(笑)
実際、開幕節からのマドリーの戦い方を見ていると4-3-3の3トップは左からアザール・ベンゼマ・ベイルの3人を起用している。
まぁその…
十分銀河系である。
そして、後半15分〜20分あたりでヴィニシウスとロドリゴをアザールとベイルに替えて投入している。
その交代したヴィニシウスが2試合で3ゴールと大暴れしているという状況だ。
アンチェロッティはヴィニシウスをスタートから起用するかもしれないと示唆しているが、マッチレポートでも書いているように僕はヴィニシウスはジョーカーとして後半からの起用が効くと思っている。
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ということで、4-3-3の場合のスタートはアザール・ベンゼマ・ベイルの3人を起用する←誰お前。
もしここにムバッペが入るのであれば、アザールの位置にムバッペが入るだろう。
そしてヴィニシウスが入るタイミングでムバッペは右にポジションを変えるのが良いのではないだろうか?
しかーし!
僕はムバッペを起用するのであれば4-4-2のフォーメーションも面白いと考える。
うん、守備の強度問題でしょ?
分かる分かる←
でも、マドリーのメンバーを見てもらえれば分かるんだけど、守備的な選手ってほぼいないのよ。
だから両サイドハーフには攻守に走り回ってもらって、左ハーフの背後はカゼミロ、右ハーフの後ろはバルベルデが走り回るのがいいんじゃないかなって思う。
ベイルなんてもともとサイドバックなんだからちゃんとやれって思うし←
必要に応じて1ボランチに変更してトップ下を作っても面白いかもしれない。
イスコだったりアセンシオだったり、それこそアザールやモドリッチなんかがトップ下に入るのも攻撃的でいい気もする。
そしてヴィニシウスとロドリゴに関しては今季の試合でも4-3-3から4-4-2へのフォーメーション変更にしっかりと対応できているので問題はないだろう。
4-4-2にした時にはヴィニシウスやロドリゴが先発になりベイルやアザールがジョーカーになる可能性もあるし、サイドハーフをバルベルデやバスケスがやってボランチにモドリッチやクロースを投入することもできる。
正直言って4-3-3よりも4-4-2の方がオプションが多く使えるのでムバッペが加入した場合の4-4-2システムはかなり現実的だと個人的に思っている。
ムバッペ(エムバペ)に期待すること
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ムバッペが加入間近ということで盛り上がりを見せている我らがマドリディスタではあるが、サポーターを含めレアル・マドリードは彼に何を期待しているのだろうか?
まず1つ言えることは、大々的に加入した選手が必ず活躍するとは限らないということ。
それは現在必死にキャリアを取り戻そうとしているエデン・アザールは良い例だろう。
⏸️ DC: @LevanteUD 0-1 @realmadrid
⚽ @GarethBale11 5′#LevanteRealMadrid pic.twitter.com/CKE7lEqz6g— Real Madrid C.F. (@realmadrid) August 22, 2021
アザールはマドリーに来る前にチェルシーを優勝に導き、素晴らしい成績を提げて、とんでもない移籍金で加入してきたスーパースターだ。
しかしアザールが現在マドリーで置かれている状況がどのようなものなのかは言わなくても分かるだろう。
そんな「前例」があるからこそ、サポーターを含めた我らがレアル・マドリードは新加入するスーパースターに期待するものがある。
個人的に思うムバッペに期待することは2つあると思う。
- 得点力不足の解消
- 新時代のスター誕生
得点力不足の解消
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まず一番最初に期待することは、得点力不足の解消だろう。
もうこれは間違いない。
先ほども言ったが、マドリーでベンゼマの次に点を取っていたのがカゼミロ。
多くの試合に出場していたヴィニシウスは2ゴールしか決めていなかったっていうんだからそりゃそうだ。
なお、ヴィニシウスは今季たった2試合で昨シーズン越えを果たしているわけだが(笑)
フランスの師弟コンビとも言える2人がクラブで共闘すれば、フランス代表で見せたようなコンビプレーでゴールを量産してくれるに違いない。
今はジダンもクリスティアーノ・ロナウドもいないが、ムバッペが子供の頃から憧れていたレアル・マドリードというクラブで輝かしい成績を残そうとモチベーションを高く保ってくれているだろう。
武器はスピードとテクニック、そして決定力。
20-21シーズンはリーグ・アンで31試合に出場し27ゴール7アシストを記録したその決定力をマドリーは期待するべきだろう。
ロナウドがマドリーからいなくなり、ゴールゲッターがベンゼマしかいなかったチームに新たな得点源が生まれる。
しかも今季はヴィニシウスもベイルもアザールも調子が良さそうときた。
テクニックと攻撃センスの塊の彼らが化学反応を起こせば、主力が抜けた守備の問題が薄くなるくらいの爆発的な攻撃力を見せてくれる事だろう。
新時代のスター誕生
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そして何よりマドリーは新時代のスターが誕生することを期待していると思う。
というのも、我らがレアル・マドリードには常に時代を象徴するようなスターが存在した。
ディ・ステファノ、レイモン・コパ、フェレンツ・プスカシュ、ウーゴ・サンチェス、ルイス・フィーゴ、ジネディーヌ・ジダン、ラウール・ゴンザレス、そして一番最近では我々の印象に一番残っているであろうクリスティアーノ・ロナウドなどなどだ。
我らがレアル・マドリードは、サッカー界を引っ張っていく存在の選手が必ずマドリーに所属していたと言っても過言ではないのだ。
そして、ロナウドとメッシの時代が徐々に終焉に向かう中、これからのサッカー界を引っ張っていくであろうムバッペ22歳にマドリーはそのプロジェクトを託そうとしていると思う。
ムバッペが少年時代に憧れていたロナウドが最多得点記録を更新しクラブのレジェンドになったように、クラブのレジェンドになる為のステージは用意されているということだろう。
憧れの人と肩を並べる日が来ることを本人もクラブも期待しているだろうし、マドリディスタとしても期待していきたい。
Hala Madrid!!!