【動画有り】レアル・マドリード vs ベティス(2021.08.29 21-22ラ・リーガ第3節 )マッチレポート

ラ・リーガ第2節のレバンテ戦は激しい攻防の末3-3で引き分けに持ち込んだ我らがレアル・マドリード

開幕して1勝1分とチームの調子は悪くはない。

今節が終わればインターナショナルマッチウィークに突入するだけに勝って代表ウィークを迎えたいところ。

そんなラ・リーガ第3節はベティス戦ということでアウェイのベニート・ビジャマリンに乗り込んだ。

言わずもがなベティスは毎回苦戦する相手。

しかも今回はアウェイということでサポーターを味方につけてくる事だろう。

ということで、早速2021年8月29日に行われたラ・リーガ第3節ベティス戦のマッチレポートを報告していこう。

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スターティングメンバーとフォーメーション

第2節はレバンテになんとか食い下がって勝点1をゲットしたエル・ブランコ。

ヴィニシウスの大活躍に救われた形となった訳だが、序盤で勝ち点を取りこぼすと後々それが響いてくるというのは、マドリディスタのみんななら理解していると思う。

そんな中で迎える今回の相手は昨シーズン6位のベティス

フランス代表のフェキルや元マドリーのカナレスを中心にボールを動かして攻撃をしてくる厄介な相手だ。

20-21シーズンは1勝1分と負けてはいないがいずれも厳しい戦いを強いられている。

ということで代表ウィーク前最後の試合となったベティス戦のレアル・マドリードのスタメンとフォーメーションはこんな感じ。

今節のマドリーの招集メンバーは少し変化があった。

まずオドリオソラがフィオレンティーナへのレンタル移籍が決まったということ。

昨シーズンはバスケスと共に右サイドバックを支えたマドリディスタからも愛される功労者。

クロスオドリだとかマドリーのレベルにない!みたいに批判されることもあったが、彼の一生懸命な姿はファンの心を掴んでいたと思う。

ということで今節からオドリオソラの名前はしばらく出てこないことになる。

そしてルニンはコロナ陽性になり招集外、マルセロも練習には復帰している感じだったが招集外、メンディ・モドリッチ・クロース・ナチョは負傷中だ。

ナチョに関してはマドリディスタの仲間が教えてくれた、グラシアス!!

あ、あとマリアーノもなんか招集外←

スタメンに関しては、左サイドバックに今季初めてミゲル・グティエレスが起用された。

昨シーズンのミゲルのプレーを見た事がある人なら彼がスタメンに値する選手なのは容易に理解できるだろう。

そしてアラバがナチョの代わりにセンターバック、そして右サイドバックには前節途中出場だったカルバハルがスタメン起用

マドリーの右サイドバックが戻ってきたということでファンの期待も最高潮だろう。

左ウイングには前節にドブレーテの活躍を見せたヴィニシウスが抜擢

アンチェロッティも前節の試合後に次節はスタートからかも?みたいなことを言っていたが、大方の予想通りアザールはベンチスタートになった。

ヴィニシウスの状態はかなり良さそうなので今節もゴールに期待。

対峙するモントーヤも対人には自信を持っている選手だが、そこを剥がしてしまえば目の前には膨大なスペースがある事だろう。

ベティスはボールを動かして攻めてくるチームなので守備に追われる時間が多くなるイメージがある。

となると今回のポイントは

ボールを奪取した後にいかに効率良くシュートまで持っていけるか

が鍵となってくるだろう。

ってことでベティス戦の両チームのスターティングメンバーは以下の通り。

# レアル・マドリード ベティス #
1 ティボ・クルトワ R・シルヴァ 13
2 ダニ・カルバハル  M・モントーヤ 2
3 エデル・ミリトン G・ペッセッラ 16
4 ダビド・アラバ V・ルイス 6
35 ミゲル・グティエレス J・ミランダ 33
14 カゼミロ G・ロドリゲス 21
22 イスコ A・グアルダード 18
15 フェデリコ・バルベルデ A・ルイバル 24
18 ガレス・ベイル N・フェキル 8
20 ヴィニシウス・ジュニオール S・カナレス 10
9 カリム・ベンゼマ ファンミ 7
監督 カルロ・アンチェロッティ M・ペジェグリーニ 監督

試合データ

項目/チーム名 レアル・マドリード ベティス
得点 1 0
シュート数(枠内) 13(3) 12(6)
ボール支配率 49% 51%
パス本数 496 521
パス成功率 83% 82%
ファール数 13 15
イエローカード数 3 5
レッドカード数 0 1
オフサイド数 5 0
コーナーキック数 7 3
得点者 カルバハル(61′)
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ダレブラMarca紙の評価とベティス戦の感想

評価(10点中) レアル・マドリード コメント
 10.0 ティボ・クルトワ 「みんなのミスのケツは僕が拭きます!クリーンシートだけに!なんつって!」って言うなよな。
9.0 ダニ・カルバハル  おかえり!ボレー決めたのは流石だに!でも髭が濃い!
 8.5 エデル・ミリトン 点入る前の守備で「おっとっとっと」って言ってたな。なかなか見ないぞあんなヨタヨタw
 9.0 ダビド・アラバ ダビド11人いたらリーグもCLも優勝できると思う。ダビド最強!ダビド可愛い!ダビd…
 8.5 ミゲル・グティエレス OUT83′ 言うか迷ったんだけどさ…お前坊主にしたらぺぺに似てるよな。
 8.0 カゼミロ ロスタイムにアメフトやってたろ?サッカーに集中しろよ!!
 8.0 イスコ OUT66′ ベイルがめっちゃキレてたぞ。イスコからパス来ないって韻踏んでたもん。
 8.5 フェデリコ・バルベルデ  マドリーで一番シュート力あるのフェデだと思ってるよ。あと一番小顔。
 7.0 ガレス・ベイル OUT66′ どうもスケルトン・ベイルです。透明人間並みに消えてたな今節。
 8.0 ヴィニシウス・ジュニオール OUT78′ ファール受けた後に笑ってる感じが昨季との違いを感じるよ。でもベンゼマのボールかっさらっていくのやめとけ。怒られるぞ。
 8.5 カリム・ベンゼマ 最後までプレスしてアシストもしてお疲れ。それより右手のテーピングいつ取れるんだよ?笑
 8.0 ルーカス・バスケス IN66′ カルバハルと君が同時出場したら右サイドの無敵感半端ないのよ。成長したな←
8.0 マルコ・アセンシオ IN66′ あのー兄ちゃんさ、シュートはさ、枠に入れようや。入れてくれなあきまへんわ。
8.0 エデン・アザール IN78′ シュート決めたかったなー!にしてもその前のトラップなんでそんなん出来んの?半端ないって。あとイエロー無駄。
7.5 ロドリゴ・ゴエス IN83′ おい、ムバッペくるぞ。ヤベェぞ。ちゃんとやれ。
 9.0 カルロ・アンチェロッティ カルロ、あのさ、聞きたいんだけど、バジェホの事いない存在みたいにしてない?

観客がほぼほぼ復活したベティスのホームに乗り込んだ我らがレアル・マドリード

今季2試合終了して未だ負けなし、プレシーズンマッチも含めてもまだ負けを知らないという事でその記録はどんどん伸ばしていきたいところ。

さすが勝率を残す名将アンチェロッティとでもいおうか。

前節はギリギリだった感が否めないけど、今節もガッツリ勝ち点3をマドリードに持って帰りましょう!

ってことでそんなエル・ブランコのラ・リーガ第3節となったベティス戦を一言で表すなら…

福田さんごめぇぇぇぇん!!

である。

いやー、朝からやらかしたなって思いましたね。

というのも、今回のマドリー対ベティスの一戦を解説していたのが福田正博だった。

開幕節も解説を担当してくれたミスターレッズだが、マドリーの選手層が薄いだとかシーズン通してこのメンバーじゃ戦えないだとか口を開けば散々言ってくれた。

多分マドリーのことは好きじゃない。

今回は

「クーリングブレイクって30分にやるんすか?なんか中途半端ですね?」

みたいなラ・リーガの常識みたいなことを知らないという事でマドリディスタのほとんどが唖然としていたと思う。

そしてなんかこう、一言じゃ言い表せないけど鼻につく解説をするなぁって思ってたのよね。

福田のせいで実況と解説が気まずい空気みたいになるのやめてくれよ…とか思いながら、0-0でハーフタイムに入ったということで僕も休憩。

Twitterを色々見ていたら、こんなツイートを発見。

はい、やらかしてる(笑)

なんと相互フォローしていただいている福田浩大さんが実況でもあったのだ。

僕は福田浩大さんの実況は好きだ。

なのに解説の雑さに気を取られて完全に忘れてた(笑)

すぐにタグ付けする俺可愛い。

というか実況している人とリアルタイムでTwitterで絡めるって控えめにSNSってすごくない?←

とまぁ、そんな事があった訳ですわ…

それで、ですね←

結論から言うと、ベティス戦はマドリーにとってポジティブな収穫がある大きな勝利だったと思う。

まず1つは、ミゲル・グティエレスの適応だ。

今やマドリーファンの中でミゲルの存在を知らない人はいないとは思うが、ミゲルはカスティージャ所属の選手

昨シーズンの活躍を見て、今季はトップチームに昇格させるべきだ!という声も多数あった才能豊かな左サイドバックだ。

そんなミゲルが今季初めてスタメンとして抜擢されたのだが…

頼もしすぎる!!

年齢詐称してませんか?大丈夫ですか?

ベティスとの試合はかなりインテンシティが高いゲームだっただけにカスティージャの選手がいきなりそんな試合に出るって言うのはそう簡単にできるものではない。

それでもミゲルは相手がプレッシャーにきても冷静に対処するし、かといって物怖じするわけでもなくかなりバチバチやり合ってた。

上のスタッツを見てもらえれば一目瞭然だろう。

相手に膝でしれっとモモカン食らわすとことか、あれ、ラモスの魂受け継いでる?って思ってしまうくらい。

そういう汚い所とかもサラッとやってのける20歳の適応は、チームにとってかなり大きなものとなる。

おそらく今回はナチョが負傷してアラバがCBに入ったことで左サイドバックを任された形ではあると思うが、アンチェロッティはおそらく

こりゃ左サイドバックはミゲルで決まりやでこれホンマ

って言ってると思う。

ってか言ってた。

これからマドリーを引っ張る存在になるであろうミゲルに今後も一層期待していこう。

そして、センターバックに入ったアラバの安定感はポジティブ要素の1つになっただろう。

アラバが守備の面において優れている選手であることは、プレシーズンマッチを通してみてきても分かってはいた事ではある。

しかし、リーガが始まってからCBで起用されたのは初めてということで、どんなプレーをするのか個人的に注目していた。

もう僕が思ったこと素直にいいですか?

本当にフリーで来てくれたの?お金あげよか?

である。

奇跡だよこんな選手。

1vs1は強いし、競り合いも強いし、何より危機察知能力の高さがえげつないと思う。

誰よりも早く危険な匂いがするところを埋めているし、サイドバックの背後だったり少しでもこぼれたらピンチになりそうなところには必ずアラバがいる。

昨シーズン、クラブを助けてくれたナチョミリトンのコンビがなんだかんだで一番良いのでは?と思っていた節があるのが正直なところなのだが、今回の試合を見て確信した。

アラバのセンターバックはスバラC。

アラバが様々なポジションをできるということで、他のポジションをプレーするって時にナチョがいるってだけで頼もしいこと他ならない。

しかもアラバはチームを鼓舞する事ができる選手

ベティス戦でも味方がいいプレーをすれば声をかけていたシーンが映っていた。

ラモスがいなくなり守備の絶対的なリーダーがいない今、アラバにはその役割も求められるだろう。

そして最後にカルバハルがフル出場する事ができたということ。

マドリーがデシマを達成したときに不動の右サイドバックとして活躍したカルバハルがついに帰ってきた。

しかもベティス戦ではボレーシュートまで決めて決勝点をゲット

持ってんなぁ(笑)

正直言ってこの日のカルバハルの印象としてはボールに足がついていない感じだった。

トラップが大きくなったり、ドリブルしようとしたらボールが足元に入りすぎてたり、クロスボールも足にうまく当たってないみたいなシーンが散見していた。

だけど、そんな印象をボレー弾で一気にかき消した。

もう文句のつけようがない見事なボレーシュート

相手の攻撃をシャットアウトした後の流れでそのまま決め切ったということで相手に与えるダメージは相当なものだったと思う。

本人も久しぶりの出場でゴールを決めたということで感情も爆発。

腕が取れるんじゃないかって心配になってしまったよ←

ミゲルが足を攣ってしまい残り10数分ほどは左サイドバックとしてプレー(右サイドバックはバスケス)。

慣れないポジションではあるとは思うがそつなくこなしていた。

ゴールを決めたことももちろんだが、チームとして一番大きいのはカルバハルがフルで出場出来たこと。

強いマドリーにはやはり右ラテラルに彼が必要だ。

しかし、良いことばかりではない。

スコアは1-0で勝った訳だが、試合データだけ見ればマドリーは良いサッカーをしたとは正直言えない(上の見出し参考)。

パス本数がいつもより少ないし、相手にも本数で負けてるし、パス成功率もいつもよりかなり低い

終始インテンシティが高い試合だったってことでミスが増えるのもしょうがないとは思うが、試合を見ていても思うのはやはりモドリッチやクロースの存在が欲しくなる

展開を読んで試合を落ち着ける存在がいないなと感じた。

スタメン起用されたイスコは相変わらずボールを積極的に受けてチャレンジしてくれるが、今回の試合は一筋縄ではいかずボールロストしてしまうシーンも何回かあった。

しかもその場所が結構危ない場所でカウンターを食らってしまう場面もあったので、今節のイスコの印象が悪いファンもたくさんいるだろう。

それでもあえて僕は少なからずイスコがリズムを作っていたと擁護しようと思う。

そして、イスコの後にインサイドハーフに入ったアセンシオも悪くなかった。

ただ彼に言いたいのはやはり前を向いた時のアセンシオの方が怖い。

何本かシュートを放っていたと思うけど、アセンシオのミドルには可能性を感じる。

ボールを受けて味方に散らすプレーができる技量はあるが、彼に求めたいのは真ん中でボールを受けたら前を向いて仕掛けるという姿勢

なのでやはりモドリッチやクロースと一緒にインサイドハーフでプレーすればパスの出し手ではなく受け手に回れると思うので得意のパンチ力のあるシュートを生かす事ができるだろう。

そんな中でひとつ言いたい事はカゼミロの不用意なパスミスの多さだ。

文句を言う前に彼は本当に中盤の底でよくやってくれている。

「潰し屋」という何恥じぬプレーをしてくれているので本当に欠かせない存在だ。

(実況)福田浩大さん「削った人が違います」

眠い目を擦りながら見ていた朝にこのセリフで一気に目が覚めた(笑)

ただ、カゼミロの守備は本当に問題ないんだけど、パスミスが酷すぎるって。

ってかお洒落ヒールやめぃ。

でもたまに成功しちゃうんだよなー。

うまっ!って言っちゃうんだよなー。

カゼミロもう少し成功率上げてくれればなー。

そんな気持ちである。

↑どこ見てんねん。

終盤はベティスに攻め込まれる時間も多く、最後の最後で失点するのでは!?ってシーンもあったがクルトワがセーブ。

最後にどフリーの選手を作るトワ!!

って言ってたもんね。

いずれにせよ勝ててよかった。

ここから約2週間の代表ウィークに入るということで代表に選ばれていない選手はしっかりと休養してほしい。

モドリッチとか選ばれてたけど大丈夫かな?←

そして、次節はついに!

ついにサンティアゴ・ベルナベウで迎えるセルタ戦だ。

我らがレアル・マドリードのホームがついに完成。

サポーターもたくさん入る事だろう。

代表ウィーク明けの9月11日(土)の23:15からキックオフという日本人マドリディスタにも優しい時間!

これはリアタイ観戦必須でっせ!

なんか南米の代表組は試合日時的に間に合わないみたいなツイート見たけどどうなんだろうか?

ちなみに!

次の試合でマドリーが相手を0点に抑えて勝利する事ができればクルトワの100試合目のクリーンシートとなるようだ。

サンティアゴ・ベルナベウで達成したくて義務失点してきたんだな(ニヤリ)

Hala Madrid!!

【追記】2021年9月3日

キックオフ日時が9月13日(月)の朝4時に変更となってました!

頑張って起きよう!!(笑)

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試合ハイライト動画

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【動画有り】レアル・マドリード vs ベティス(2021.08.29 21-22ラ・リーガ第3節 )マッチレポート
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