現在のサッカー界で実力トップと言われているリオネル・メッシとクリスティアーノ・ロナウドだが、その二人の中に割って入ることができる選手がいる。
それが我らがレアル・マドリードに所属している背番号7番エデン・アザールだ。
ワールドクラスの攻撃力を武器に前所属のチェルシーFCでは大黒柱として数々の名誉やタイトルを手にしてきたエデン・アザール。
本人も移籍を望んでいて夢だったという我らがエル・ブランコに移籍してきてからは正直これと言った活躍は出来ていないものの所々でその攻撃力の片鱗を見せてくれている。
アザールのプレーは何がそんなに凄いのか?
今回は、エデン・アザールのプレースタイルや特徴についてとことん解説していく。
エデン・アザールのプロフィール
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本名 | エデン・ミハエル・アザール(Eden Michael Hazard) |
国籍 | ベルギー |
生年月日 | 1991年1月7日(30歳) |
身長 | 173cm |
体重 | 74kg |
利き足 | 右 |
ポジション | FW |
背番号 | クラブ:7/代表:10 |
着用スパイク | Nike Mercurial Vapor XIV |
経歴 | リール(2007-2012)/チェルシー(2012-2019)/レアル・マドリード(2019-) |
年俸 | €27,664,000(34億8566万4000円)/週給€532,000(6703万2000円) |
今や世界有数のトッププレーヤーの仲間入りを果たしているエデン・アザール。
サッカーをしている人に知らない人は正直いないだろう。
彼に憧れてサッカーでドリブラーを目指している人も少なくないはずだ。
サッカー家庭で育ったエリート
そんな世界最高レベルのアタッカーであるアザールは、両親が元サッカー選手(父ベルギー2部、母ベルギー女子1部)というサッカーのエリート家庭で育った。
ちなみにアザールは4人兄弟の長男なのだが、2個下のトルガン・アザール(ドルトムント所属)、4個下のキリアン・アザール(サークル・ブルッヘ所属)、13歳下のエタン・アザール(AFC Tubizeのユース)もみんなプロサッカー選手になった。
なんてサッカーエリート家族なのだ、そんな家庭に生まれたかった。
そんなサッカーセンスのDNAを生まれた時から持っていたアザールはなんと4歳でロイヤル・スタッド・ブレーヌというサッカークラブに加入した。
練習場は家から3メートルの場所にあったという家庭なだけあり、持っているサッカーセンスを遺憾無く発揮したアザールは12歳で四男が現在所属しているAFC Tubizeのユースに入団することになった。
14歳で母国を離れフランスへ
そして2005年、アザールがまだ若干14歳の時に彼は大きな決断をした。
それが、母国ベルギーの隣国、フランスのLOSCリールの下部組織への入団だ。
14歳で隣国に移住してサッカーをやるという決断はそう簡単にできるものではないだろう。
下部組織に加入後もメキメキと実力を伸ばし続けたアザールは2年後の2007年11月にASナンシー戦でリーグ・アンデビューを果たした。
加入1年目は出場試合はたったの4試合だったものの、デビューから約1年後のAJオセール戦では初得点を記録。
2008-2009シーズンは30試合に出場し4得点2アシストを記録。
そんな活躍もあり、このシーズンはベルギー人として初めてフランスリーグ・アンでの最優秀若手選手賞という名誉を手に入れ、その翌シーズンも37試合出場で5得点10アシストの記録を残し、最優秀若手選手賞を受賞。
数字からも見て分かる通り、年齢を重ねるごとに確実にサッカー選手としてレベルアップしている。
当時我らがレアルのフロントを務めていたジネディーヌ・ジダンも「未来のクラック。マドリーに連れていきたい」と絶賛したことで有名になった。
2010-2011は自己最多となる8得点を記録しリーグMVP、背番号10を背負った翌シーズンは38試合出場で20得点18アシストという爆発的な記録を残すなど2年連続でリーグMVPに選ばれた。
これは得点ランキング3位とアシストランキング1位という驚異的な記録だ。
欧州でプレーする若手に贈られるブラヴォー賞を獲得したのも2011年である。
アザールのチームになったチェルシー
2012-2013シーズンは、たくさんのビッグクラブからの関心が寄せられる中でプレミアの名門チェルシーFCに移籍。
アザールという名がこれまで以上に世界に知れ渡ったのはチェルシー時代なのではないだろうか。
加入を決めたのは元イングランド代表のジョーコールの存在が大きかったんだとか。
5年契約の移籍金は4000万ユーロ、背番号は17だった。
ちなみにこの移籍金額は、現在レアルで10番を背負うルカ・モドリッチがトッテナムからレアルに移籍した金額(3000万ユーロ)、同じ時期にチェルシーに移籍したオスカルの移籍金額(3200万ユーロ)、香川真司がドルトムントからマンチェスターUに移籍した金額(1600万ユーロ)と比べると、アザールが当時どれだけ評価されている選手だったかが分かるだろう。
チェルシー加入1年目の開幕戦からスタメンの座を勝ち取ったアザールは、プレミアリーグ独特の激しいチャージングにもうまく適応し、34試合出場9得点14アシストの活躍を見せる。
この1年目のシーズンでPFA年間ベストイレブン(イングランドでプレーする選手対象)に選ばれると翌シーズンにも選出されるなど、完全にチェルシーの顔となる存在になった。
2014-2015シーズンには10番を着けていたファン・マタが移籍した事により背番号10を着用しチームを牽引した。
その後も二桁得点、二桁アシストを決める活躍をほぼ毎シーズン記録し、2018-2019シーズンはリーグ戦16ゴール(チームトップ)15アシスト(リーグ最多)の驚異的な記録を残し、歴代最多4回目となるチェルシーのクラブ年間最優秀選手賞を受賞した。
このシーズンのドリブル突破成功率は61.6%で欧州5大リーグトップという記録を叩き出し、アザールの武器でもあるドリブルが世界レベルであることが証明された。
正直、チェルシー時代のアザールが止められているイメージが全くなかったのを覚えている。
彼がボールを持ったら必ず何か起こす、そんな予感すらさせるほどだった。
2018年ロシアW杯で日本がベルギーと試合をした時も彼の存在はピカイチで、常に何かビクビクしながら試合を見ていた記憶があるくらいだ。
トップスターとしてレアル・マドリードへ移籍
そして、2019年には前々から噂されていた我らがレアル・マドリードへの移籍が決まった。
アザール自身が以前から「ジダンは僕のアイドル」と言っていたように、ジダンの元でプレー出来るということで決断したんだとか。
契約期間は5年で移籍金は1億2000万ユーロと言われている。
半端じゃない金額である。
2009年にマンチェスターUからクリロナがレアルに移籍した時以来の損失とさえも言われた。
背番号は7となり、当初モドリッチに10番を譲りも貰えないか打診したが断れたらしい。
モドリッチのそういう意外と頑固なところも好きだ。
加入1年目となったアザールにサッカー界が注目していたが、練習中の怪我により開幕戦は欠場。
アザールがデビューしたのは第4節のレバンテUD戦で、移籍後初ゴールは第8節のグラナダCF戦だった。
11月にはチャンピオンズリーグのPSG戦で同じ代表チームのトーマス・ムニエのタックルを受け足首を骨折。
シーズンは絶望かと思われたが新型コロナウイルスの中断期間のおかげもあってか、シーズン再開後に復帰した。
復帰戦ではアシストをするなど存在感を示し、プレミアで魅せていたようなアザールのプレーが出たことで、レアルファンにとってもサッカーファンにとっても嬉しい復帰戦になった。
しかし、結局今までの輝かしいキャリアで見せてきたような結果は全く残せず、本人も最悪のシーズンと言ったように、レアルファンである我々もアザールに対して期待外れの思いを抱いた。
今年こそアザールの爆発が見れる事を期待しているファンも少なくないはずだ。
ベルギー代表でも中心選手
そんなアザールは代表では10番を背負い、ベルギー代表の顔というべくチームを牽引している。
アザールはU-17代表の時に行われたUEFAU-17選手権2007でベスト4に導く大活躍。
W杯の出場権を獲得したが、最終的な大会結果はグループリーグ敗退となった。
2008年にはルクセンブルクとの親善試合で念願の代表デビューし、2011年に行われていたEURO2012予選のカザフスタン戦で代表初ゴールを決めた。
ちなみに、弟のトルガン・アザールも代表に選出されていて、親善試合のオランダ戦に兄弟で出場したのは彼らにとって一生記憶に残る試合なのではないだろうか。
EURO2020予選のキプロス戦で代表通算100試合を記録し、代表得点記録の32点はベルギー代表のロメル・ルカクに次いで2番目の得点記録を持っている。
レアルに移籍してきた当初はまさかの体重超過でぽっちゃりした姿を見せたアザール。
その上加入1年目の成績も22試合で1ゴールと全く結果が振わなかったがために散々メディアやファンから叩かれた。
多額のお金を費やして獲得した選手なだけに2020-2021シーズンは再起が求められているが、今年も太ってプレシーズンに参加してしまい、レアルとジダンはカンカンに怒っている。
もちろん、我々も怒っている。
でも、彼が本来の姿に戻り試合感が戻りさえすれば、ラ・リーガでも圧巻のパフォーマンスを見せてくれることは百も承知だ。
エル・ブランコの一員として我々を早く熱狂させて「やっぱアザールだ!」と言わせてもらいたいものである。
エデン・アザールが使用中のスパイク【ナイキ ヴェイパー エリート14】
そんなエデン・アザールのプレーを支えているスパイクがヴェイパー・エリート14。
このスパイクはサッカーをプレーするのに必要最低限のものだけを残して軽量化されているスパイクで、なおかつ粘着性のあるメッシュ素材がボールタッチをサポートしてくれるというサッカー選手にも人気のスパイク。
全天候に対応できるACC(オール・コンディションズ・コントロール)を使用しており、Nike Gripテクノロジーを取り入れているインソールが靴の中で足が滑るのを防いでくれる。
アザールといえばタッチ数の多いドリブルで相手を翻弄し、スピードで相手を切り裂く選手なだけに、軽量でボールタッチにも優れているこのスパイクを選んでいるのだろう。
エデン・アザールのプレースタイル
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我々レアル・マドリードに所属しているベルギーが生んだ世界が認めるウインガー、エデン・アザール。
上で書いてきたように彼が残してきた成績を見ればアザールという選手がいかに優れているかは一目瞭然だと思う。
ではそのエデン・アザールという選手はどんなプレイヤーなのか、どんな特徴があるのか、何が凄いのかを書いていきたい。
エデン・アザールを語る上で欠かせないポイントは以下の通りだ。
- 体幹の強さ
- ドリブル技術
- 味方を生かしてアシストもできる選手
一つずつ解説していく。
体幹の強さ
エデン・アザールの特徴を語る上で僕はまず最初に体幹の強さを挙げたい。
アザールはとにかくフィジカルが強い選手だ。
皆さんはフィジカルが強い選手と聞けばどんな選手を浮かべるだろうか?
それこそベルギー代表のロメル・ルカクだったり、イブラヒモビッチだったり長身でがっちりめの選手を想像するのではないだろうか?
って考えるとアザールは身長173cmと正直そこまで大きい選手ではない。
しかし、フィジカルをガンガンぶつけるプレミアリーグ独特の激しいチャージングを受けてもアザールは簡単には倒れない。
それには彼のボディバランスの良さ、そして強靭な体幹を持っていることが理由の1つとして挙げられる。
身長は低いが体重はそれなりにあることからもどっしりしているのが分かると思うが、何よりも腰から下の筋肉、特にお尻がすごい。
これは生まれ持ったものももちろんあるだろうが、トレーニングの賜物でもあると思う。
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この強靭な下半身があるおかげで、重心が低く優れたボディバランスを保っていることは間違いない。
どんなに相手が激しい寄せをしてきても、アザールはお尻や背中や腕でブロックし相手にボールを触れさせない。
相手がボール奪取しようと足を出そうとしてきても、アザールは足でブロックして相手に全く足を出させない。
そして足がぶつかったからといって全くよろけるようなことはない。
つまり、長々と書いてきたが、強靭なフィジカルを活かしたキープ力が異常なのだ。
今から彼の代名詞でもあるドリブルについて書いていくが、あくまでこの体幹の強さ、強靭なフィジカルがベースであることを頭に置いておいてほしい。
ネイマールがプレミアに行ったらずっとピッチの上を転がっているだろう。
ドリブル技術
そして、エデン・アザールを語る上で何よりも欠かせないのがドリブルの技術だ。
アザールといえばドリブルって言っても過言ではないくらい、ドリブルはアザールの十八番である。
ドリブルが得意な技巧派選手といえば誰を思い浮かべるだろうか?
有名な選手で言うとネイマール、クリスティアーノ・ロナウド、キリヤン・ムバッペなどだろうか。
トリッキーなフェイントを仕掛け、相手を揺さぶって一気に逆をついて抜き去る。
それが技巧派の彼らのドリブルスタイルだ。
だが、アザールの得意なドリブルは派手なフェイントをする彼らとは少し違う。
彼のドリブルは緩急を上手く使って相手を剥がすドリブルなのだ。
剥がした後は相手とボールの間に体を入れて相手に足を出させない。
そんなドリブルを可能にしているのが、
- 相手が飛び込めない細かいタッチ
- 一瞬で抜き去る瞬発力
- トップスピードでのコントロール技術
である。
アザールのドリブル中のタッチはとにかく細かい。
相手がいつ足を出してきても対応する為だ。
チョコチョコとボールを前に運びながら相手の足の出方を伺いながらドリブルをするので、相手DFは迂闊に足を出して飛び込めない。
しかも出方を見ているので逆をついたり、ターンしたりして簡単に交わしてしまうのだ。
下手に足を出してしまうと足が引っ掛かりファールになってしまうため、アザールがファールをもらっているシーンもよく見る。
そして、アザールは緩急を利用して相手を一瞬の加速で抜き去るのも特徴だ。
相手と対峙した時に相手の様子を伺いながらスピードを緩めて、相手の足が止まったりそろった瞬間に一気に加速する。
しかもこの加速がめちゃくちゃ速い。
相手は意表をつかれた格好になって全く対応できない。
まさにDFの無効化である。
サイドでボールをもらった時も足元でもらって時間を使う素振りを見せて、トラップで一気に縦に加速したりするシーンもよく見るアザールのプレースタイルだ。
そして最後にアザールはトップスピードでもコントロール力が全く落ちない。
普通、トップスピードでドリブルしたりトラップをしたりするとボールコントロールが普段よりも難しいのでロストしたり、コントロールが乱れたり視野が狭くなったりするのが普通だ。
サッカーゲームでさえダッシュ中のドリブルと通常時のドリブルではコントロール力が変わる。
でも、実際のアザールはトップスピードでもコントロール力は変わらない。
厳密には変わっているのかも知れないが、見た感じ全く変わっていない。
その為、味方からのパスをトップスピード中に受けても全くドリブルのタッチはブレないし、相手を抜き去っている途中のドリブルも持ち前のボディバランスも相まってか全く乱れない。
トップスピードで細かいタッチのドリブルを仕掛けてくるとなれば、相手DFが苦労しないわけがない。
僕個人的な意見だが、アザールのドリブルは元ブラジル代表のカカのドリブルをめっちゃ細かくした感じ、だと思う。
サッカーをしていてドリブラーに憧れた少年たちは、ネイマールやクリロナと同じように派手なフェイントをしてのに抜けなくて監督に怒られた!って経験をしたことがある人もいるのではないだろうか?
しょうがない、派手なフェイントをして相手に取られたらそれは無駄な動きとして捉えられる。
それも抜けるようになるまで練習だと思うが、アザールのドリブルなら緩急を上手く使う練習さえすれば実戦でも簡単に使える。
もちろん、細かいタッチの練習や加速する練習を怠るとできないが、派手なフェイントをして怒られるくらいならアザールのドリブルを真似する方が監督からの評価も落とさずに一対一を仕掛けるトライを買ってもらえるかも知れない。
まぁ簡単にできたら苦労はしないんだが。
味方を生かしてアシストもできる
そして最後にアザールの特徴を話す上で欠かせないのが味方を生かしてアシストもできる選手だということだ。
先ほども色々な彼が残してきた数字を書いたが彼のアシスト数に注目してほしい。
リール時代もチェルシー時代もアシスト数が半端じゃない。
チェルシー時代は3度も二桁アシストを記録している。
なぜアザールがそんなにアシストをできるかはシンプルだ。
味方を生かすのが上手い。
ただそれだけだ。
彼はシュートも上手いので得点も取ることができるアタッカーであることは間違いないが、自分が自分が!というタイプではない。
得点を取れるのであれば味方にパスを出す。
先ほども言ったが、アザールはドリブルが十八番というくらい得意だ。
なので相手DFは当たり前のようにドリブルを警戒する。
一対一で止められないとなれば二人がかりでアザールを止めにかかってくる。
そして、アザールにとってドリブルは味方が上がってくる時間を稼ぐためのものでもある。
細かいタッチで相手を自分に引きつけたと思ったら、優位なポジションにいる味方にポンっとパスを出す。
後は味方がチャンスをものにしてくれるだけだ。
この事からも分かるのが視野の広さでもある。
彼はボールを受ける直前、保持している時に常に周りが見えている。
もちろん彼のパスの精度も一級品で、味方が受けやすいボール、シュートに直結しやすいボールを供給する。
その中でもアザールが得意にしているのがフリックだ。
フリックというのは、後ろから来たボールをワンタッチでコースを変えて味方にパスするというもの。
相手DFはアザールがボールを受けたらターンされる可能性があるので前を向かせないように激しく寄せてくる。
だが彼はそれを利用して、ボールを受ける直前に味方の位置を把握してフリックする。
これだけで相手DFを完全に無力化する。
つまり、アザールという選手は相手にとって脅威でしかない。
というか、DFからすると「どうやって彼を止めればいいですか?」状態だと思う。
ドリブルを警戒していると素晴らしい精度とタイミングで決定機になるパスを出される。
だからと言ってパスばかり警戒していたらドリブルで簡単に剥がされる。
控えめに言って、アザールって選手が敵にいたら厄介なのは間違いない。
アザールは活躍しなければエデン・アザールではない
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世界トップクラスの攻撃力を持ち、チームにいるだけで相手を無力化し得点に貢献する事が出来るエデン・アザール。
サッカーのエリート家庭で生まれてから輝かしいキャリアを過ごしてきた、誰がどう見ても世界有数のスーパースターだ。
彼がピッチにいるだけで相手DFが手を焼くのは正直当たり前だ。
- ぶつかられてもブレないボディバランス
- 緩急を使ったドリブル
- 半端ない一瞬の加速力
- トップスピードでの技術
- 味方を生かしてアシストできる精度とアイデアと視野の広さ
彼が一人いるだけでだいぶ攻撃の幅が広がるので、是が非でもチームに欲しい選手なのは間違いない。
そしてそんなアザールのような選手になりたいとプレー動画を見まくっている少年たちは世界中かなり多いと思う。
日本代表でこれからより一層活躍が期待される我らがホープ久保建英もレアル・マドリードの練習に参加している際にアザールのプレー集を試合前に見ていたと話している。
だが、リール時代やチェルシー時代に見せたようなプレーは未だレアル・マドリードに移籍してきてからは見れていない。
とにかくまずは痩せて欲しい。
念願のレアル・マドリードにきて満足してもらっては困る。
こちとら多額の金額を払ってるんだ。
それに見合った活躍、いや、それ以上の活躍をしてもらわないと非常に困る。
引退したらいくらでも太ってもらって構わない。
今だけはプロフェッショナルな一面を見せてくれ。
2020-2021シーズンはチェルシー時代並みの活躍を見せてくれないと、獲得失敗の烙印が押されることは間違いない。
正直、2020-2021シーズンのエル・ブランコは現時点で未だ調子が上がってきていない。
攻撃力が魅力のレアル・マドリードでアザールが再起してくれれば、確実に面白い化学反応が起きてレアルがリーグ制覇できるに違いない。
これからのアザールの活躍に期待したい。