ミゲル・グティエレスのプレースタイル、特徴とは?メンディのバックアッパーにもなれるポリバレントな逸材

才能あるサッカー選手を数々と輩出しているレアル・マドリードの下部組織「ラ・ファブリカ」

マドリーの下部組織出身の選手は今では世界的ビッグクラブで活躍している選手もたくさんいる。

そんな中、2021年4月に行われたカディス戦でまた一人カスティージャからトップチームデビューを飾った選手がいる。

それが、ミゲル・グティエレスだ。

トップチームの所属選手に怪我人が続出したことにより、何回かメンバー登録されていたがついに出番がやってきた。

そして約15分間をデビュー戦とは思えないほど堂々と落ち着いたプレーで勝利に貢献した。

ジダンが大事な試合で信頼して出場させたミゲルは何者なのか?

今回は、レアル・マドリードの将来を嘱望されている逸材ミゲル・グティエレスのプレースタイルや特徴について書いていく。

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ミゲル・グティエレスのプロフィール

 

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本名 ミゲル・グティエレス・オルテガ(Miguel Gutiérrez Ortega)
国籍 スペイン
生年月日 2001年7月27日(19歳)
身長 180cm
体重 70kg
利き足
ポジション DF(LSB/CB)
背番号 クラブ:3/代表:-
着用スパイク Nike Phantom VSN
経歴 ヘタフェ(2006-2011)/レアル・マドリード下部組織(2011-)

レアル・マドリードが期待している若手選手の一人、ミゲル・グティエレス

マドリーの下部組織「ラ・ファブリカ」はこれまでダニ・カルバハル、アクラフ・ハキミ、セルヒオ・レギロン、マルコス・アロンソなどなど世界トップレベルのサイドバックの選手を輩出してきたわけだが、次はミゲルの番となるだろう。

そんな次世代の若手サイドバックであるミゲルはマドリードで生まれた。

ミゲルが本格的にサッカーを始めたのはなんと4歳の時。

2005年に地元のチームであるADYC Pintoに入団したことからサッカーキャリアをスタートさせた。

そのチームで1年間だけプレーした後に、ミゲルが所属したのはなんとヘタフェのユースチーム。

ヘタフェでは5シーズンプレーし、2010年に10歳になったミゲルはついにレアル・マドリードの門を叩くことになった。

少年時代からそのサッカーセンスを生かしメキメキと力をつけていたミゲルは「ラ・ファブリカ」の中でも稀なエリート街道を突き進んだ選手

世界中からプロを目指して集まっているマドリーの下部組織でエリート街道なんだからそのレベルはなんとなく想像がつくだろう。

というのも、ミゲルは毎シーズン順調にカテゴリーを昇格。

そして、U-16相当のカデーテAでプレーした2016-2017シーズンではチームの中心として大活躍。

欠かせない存在としてチームを引っ張ると、その活躍が認められ次のシーズンはなんと飛び級

2017-2018シーズンはU-17相当のフベニールCではなくU-18相当のフベニールBでプレーすることになった。

当時フベニールA(U-19相当)の指揮をとっていたグティはミゲルの才能と可能性を賞賛

当時まだ16歳だったミゲルをフベニールAの試合でデビューさせると、そのデビュー戦で早速アシストを記録するなどその才能が本物であることを証明した。

グティはミゲルを積極的に使い経験を積ませ、全部で22試合に出場させた。

どこの国でも飛び級というのはカッコいい。

そして2018-2019シーズンは確固たる地位を築き、チームに欠かせない選手にまで成長。

彼がいるといないとではチームに対する物足りなさというものが露呈するほどの存在になった。

そんな才能が活躍している情報をトップチームが聞いていないわけがなく、2019年プレシーズンのフェネル・バフチェ戦ではトップチームデビュー。

これは21世紀に生まれたレアル・マドリードの下部組織出身の選手で初めてのトップチーム出場選手となった。

 

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そして、2021年4月22日に行われたラ・リーガ第31節のカディス戦では74分から左サイドバックとして途中出場を果たし、公式戦のトップチームデビューを飾った。

初めて1部の舞台に立っているとは思えないほど堂々したプレーぶりに正直驚いた。

というか、途中で相手を倒すシーンがあるのだが、それに関してはPKとなってもおかしく無いほどのシーンだった。

しかしそれと同時に、デビュー戦であれだけ激しく戦うことのできる選手だということを認識できた。

それ以外にも、プレスをスルスルと回避していく姿サイドバックながら中央にポジショニングを取りバランスを取るあたりなどを見てこれだけは確信した。

ミゲルは大物になる予感がする。

僕の予想など正直当てにならないが、個人的には自信がある。

今更何を言っても信じてもらえないだろうが、クリロナはリスボンにいる時から知っていて(ってのは言いようでマンチェスターUとの試合で知った)、「こんな上手い選手でも強いチーム行けないんだな」って思ってたことがあるから(笑)

そしてその直後にマンチェスターUに行ったんだけど(笑)

ちょっと話が逸れたが、ミゲルは左サイドバックとしてトップチームのメンバーで全然やれると思う。

今はメンディが左サイドバックのファーストチョイスとなっているが、出場した時のように負傷したりした時のバックアッパーとしては十分すぎる存在になるだろう。

マルセロが移籍した場合は確実に昇格させるべきだと思っている。

マドリディスタであればミゲル・グティエレスという名を覚えておいて損はないだろう。

ミゲル・グティエレスのプレースタイル

 

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マンUの指揮を執った経験のあるあのモウリーニョからその才能を認められ獲得を熱望され、一時期は移籍の可能性もあったミゲル・グティエレス

レアル・マドリードでのキャリアを選択したミゲルにクラブも大きな期待を寄せている。

しかし、多くのマドリディスタもミゲルがどんな選手かを知っている人はまだ少ないかもしれない。

ということでここからはミゲル・グティエレスのプレースタイルや特徴について書いていく。

個人的に思うミゲルを語る上で欠かせないポイントは以下の通り。

  • 質の高いキック精度
  • 状況判断力と高いサッカーIQ
  • ポリバレントなプレーヤー

だろう。

それでは1つずつ簡単に解説していく。

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質の高いキック精度

まず最初にミゲル・グティエレスを語る上で欠かせないポイントは質の高いキック精度を持っているということ。

ミゲルはとにかくその左足が武器の選手。

中でもクロスの精度にはかなりの定評がある。

アーリークロスに関してもニアサイド、ファーサイドをしっかり蹴り分ける技術も持っており、後方から質の高いボールを蹴ることができるので、一気に打開したいシーンやサイド攻撃を仕掛けているシーンなどでミゲルの存在はかなり大きい。

ミゲルのプレー集などを見てもクロスを上げているシーンがかなり多いことからも彼のプレースタイルとして左足でのクロスを外すことはできないだろう。

確かにまだ未熟な部分もあるが、そのほとんどがキックで相手の守備陣を困らせるようなキックを蹴ることができる。

また、チーム内ではPKも担当するほどの選手で、その左足に対する信頼が表れていると言ってもいいだろう。

中盤をプレーすることもあるミゲルは、その質の高いボールを蹴ることができる左足から縦に鋭いパスを出すこともできる選手。

ここぞという場面で狭いエリアを通すことが出来る左足は貴重だ。

状況判断能力と高いサッカーIQ

そして、ミゲル・グティエレスを語る上で欠かせないポイント2つ目はミゲルの状況判断能力と高いサッカーIQだ。

まず前提としてミゲルは高い足元の技術を持っている

先ほども書いたクロスを上げるなどの技術もそうだが、ドリブルのテクニックにも非常に優れている選手なのでプレーの幅もかなり広い。

それを踏まえた上でミゲルは常に冷静にプレーすることができる選手だ。

これはどういうことかというと、どんな状況でも何をすべきかを瞬時に判断し、自分の周りで何が起きているか、どのような配置になっているかをしっかり理解してプレーを選択することが出来るということ。

要は、状況判断能力と高いサッカーIQなのだ。

守備では相手選手の特徴に合わせて守備の仕方を変えたり、無闇に飛び込まずに周りの状況をしっかり考えながらディレイしたりと当たり前のことを冷静にこなすことができる。

ビルドアップにも積極的に参加し、短いパスを出しながら相手を動かしたり、相手が詰めてきたらロングボールで一気に打開したり(これはキック精度も生かしている)、必要あらば自らドリブルして状況を打開する力もある。

ただ蹴るだけだったり、サイドライン側を走るだけの選手ではなく、インナーラップなどを使い相手のギャップにうまく入り込んだりなどして味方と連携しながらサイドを一気に崩していくシーンも多く見られる。

その19歳とは思えないサッカー知能を持ち合わせていながら絶賛されているのが技術の高さでもある。

サイドバックにしておくにはもったいないほどの技術力で、ボールを配給する能力相手をドリブルで圧倒する能力ボールコントロール力などどんなに相手からのプレッシャーがかかった状態でもお構いなしにプレーすることが出来る

プレス回避をするミゲルを見ているともはや気持ち良いほどで、そっちのレーンがあったか!って唸ってしまうほど。

この頭を使うことができて足元の技術に優れているサイドバックが貴重であることは、現代サッカーをよく知っている方ならお分かりいただけることだろう。

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ポリバレントなプレーヤー

そして最後にミゲル・グティエレスを語る上で欠かせないポイントはポリバレントなプレーヤーであることだろう。

ミゲルは左サイドバックセンターバック左サイドハーフセントラルハーフなど様々なポジションでプレーすることができる。

そしてプレーできるだけでなく、それぞれのポジションでしっかりと違いを生み出すことができる選手なのだ。

ミゲルの本職でもあるサイドバックでプレーする際は、先ほども言ったように精度の高いクロスボールや連携やドリブルでサイドを圧倒する。

センターバックでプレーする際は、180cmとすごく背の高い選手ではないが、ヘディングで相手の攻撃をしっかりと弾き返す力強さも持ち合わせている。

この空中戦の強さは彼の魅力の1つだ。

そして、左サイドハーフに関してはより攻撃にシフトしたミゲルを見ることができる。

実はミゲルはシュート技術も素晴らしいものを持っていて遠くからでも狙う事ができる選手。

アシストのイメージが強いがしっかり自分でも得点を狙っていける選手ということも彼の魅力だ。

もちろん推進力のあるドリブルで相手につっかけて、瞬発力や敏捷性で相手を置き去りにするドリブルは前目の位置だともっと生きてくる。

ちなみにカスティージャのラウール監督はミゲルのビルドアップ能力を評価して攻撃を活性化させるために中盤起用することもあるんだそうだ。

ミゲルがどれだけ攻撃面で貢献できる選手なのかが分かる。

そして、セントラルハーフで起用された際は、持ち前でもある相手より常に賢く守備をして、攻撃の際はチームメイトを広い視野ですぐに見つけてそこに正確なパスを供給する役になれる。

状況判断の速さ、冷静さ、そしてサッカーIQの高さで中盤の役割をしっかりとこなす事もできるのだ。

カゼミロよりも攻撃ができる守備的ミッドフィルダーといったら分かりやすいかもしれない。

このように、ミゲルは左サイドバックが本職の選手ではあるものの、様々なポジションでプレーする事ができる。

そして、それぞれのポジションで違いを生み出せる選手ということでユーティリティなだけでなくポリバレントという言葉が似合う選手

それが、期待の19歳ミゲル・グティエレスなのだ。

攻守に貢献できる有望なカンテラーノ

 

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レアル・マドリードの指揮官たちがこぞって高い評価をしている有望な若手、ミゲル・グティエレス

彼はまだ19歳ではあるが風格はもう23歳〜25歳くらいの感じに見える。

そんなミゲルのプレースタイルや特徴は現代サッカーに必要なものを全て揃えていると言っても過言ではない。

  • 質の高いキック精度
  • 状況判断能力の高さ
  • サッカーIQの高さ
  • 空中戦の高さ
  • シュート技術も高い
  • 足元のテクニック力
  • ポリバレントなプレーヤー

レアル・マドリードの左サイドバックは現在フェルランド・メンディが務めており、バックアッパーとしてマルセロ、そしてナチョも左サイドバックをプレーする事ができる。

しかし、現在のレアル・マドリードの台所事情は厳しく、マルセロが売りに出されてしまうかもしれない。

そしてナチョはサイドバックよりもセンターバックで好調を維持している状況。

そう考えるとミゲルがトップチームに昇格しメンディのバックアッパーとしてベンチに入る可能性は十分にある

なんならメンディからスタメンを奪う可能性も全然あると思っている。

ミゲルはレアル・マドリードと2024年までの契約を結んでおり、マドリー側がミゲルを手放すことはおそらくないだろう。

とは言っても、先日のデビュー戦でミゲルの存在を知ったクラブのスカウトマンがミゲルを調査し始めるかもしれない。

個人的な意見ではあるがミゲルは大物になる気がする。

使われ方やチームスタイルにもよるとは思うが、出場したら頭が良い選手なので順応することはできるはずだ。

スペインの情報誌によると、来夏はマルセロの退団は濃厚と言われており、そうなれば2021-22シーズンにカスティージャからミゲルが昇格するだろう。

というかして欲しい。

コロナ禍で選手を獲得できていなかったこと、そして怪我人が大量発生してカスティージャから選手を借りなければいけない状況になったからこそ、デビューさせる事ができた今シーズン。

新たな才能を見出し貴重な戦力として、カンテラーノをどんどん起用していってほしいと思う。

高い給料払って活躍しないアザールみたいな選手よりも忠誠心があって安いミゲルが良いよ!(笑)

Hala Madrid!!

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