ダビド・アラバのプレースタイル、特徴とは?マルチロールな偽サイドバックの先駆者を解説!

とうとう我らがレアル・マドリードの主将セルヒオ・ラモスがPSGへの移籍が決定した。

チームの闘将を失うことが決まった今、守備だけでなく攻撃面でもあからさまな戦力ダウンとなっている事は間違いない。

そんな中、契約満了に伴い前々から噂されていた選手の加入が決定した。

それがダビド・アラバだ。

ドイツの強豪バイエルン・ミュンヘンの下部組織から昇格し約10年間ドイツ王者の中心選手として活躍したトップクラスのプレイヤー。

アラバの移籍が決まった時はマドリディスタだけでなくサッカー界全体がアラバのマドリー移籍を取り上げた。

という事で今回はレアル・マドリードへの移籍が決定したダビド・アラバのプレースタイルや特徴について書いていく。

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ダビド・アラバのプロフィール

 

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本名 ダヴィド・オラトゥクンボ・アラバ(David Olatukunbo Alaba)
国籍 オーストリア/ナイジェリア/フィリピン
生年月日 1992年6月24日(29歳)
身長 180cm
体重 76kg
利き足
ポジション DF(SB/CB)/MF(DMF/SH/OMF)
背番号 クラブ:4 /代表:8
着用スパイク Adidas Predator Freak.1 Low
経歴 FCバイエルン・ミュンヘンII(2008-2010)/FCバイエルン・ミュンヘン(2010-2021)/ホッフェンハイム(2011 loan)/レアル・マドリード(2021-)

先日クラブW杯を制し世界一のタイトルを手にしたバイエルン・ミュンヘンでボランチとしてプレーしていたダビド・アラバ

バイエルン会長のルンメニゲが「99.9%クラブを去る」と明言した事でアラバがどこに移籍するのか様々な憶測が飛び交っていたがついにレアル・マドリードへの加入が発表された。

バイエルンとの契約が2021年6月30日までだったという事で、マドリーはトップクラスの選手を見事フリーで獲得する事ができた。

恵まれた家庭環境での決意

そんな移籍市場を賑わせたダビド・アラバが生まれたのはオーストリアのウィーン。

フィリピン人の母とナイジェリア人の父の間にクリスチャンとして産声を上げた。

父親のジョージはウィーンの大学に経済学を学びに来ていたのだが、その後大学を中退し音楽家として活動。

その活動が認められオーストリア政府は父親に市民権を与え一躍有名にした。

その父親の影響もあり、ダビド・アラバと妹のローズ・メイ・アラバは幼少期を恵まれた環境で過ごすことができた。

いわゆるおぼっちゃまだ。

父親は子供たちに自立した道を歩ませたいと考え、妹は父親の跡を継いで音楽家を志したが、ダビド・アラバはサッカーにそれほど熱い関心のないオーストリアでサッカー選手になることを決意した。

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エリート街道を突き進むサッカーキャリアの始まり

アラバは9歳の時に彼が生まれ育った首都ウィーンのドナウシュタット地区にあるSVアスペルンというサッカーチームでサッカーのキャリアをスタートさせた。

そしてその1年後には、彼の才能を認めた父親が地元の強豪FKアウストリア・ウィーンに移籍させた。

そのクラブで守備・中盤のプレー・攻撃など様々な役割をこなし成長していたアラバ。

その様子は当時たまたまオーストリアを視察していたバイエルン・ミュンヘンのスカウトマンの目に留まった。

ドイツの強豪としてその時期から名を馳せていたバイエルンはすぐにアラバを下部組織でプレーさせる事を決断したんだそうだ。

プロになるには運も必要なんだなとつくづく感じさせてくれる。

2008年にバイエルン・ミュンヘンの下部組織に加入したダビド・アラバは当時16歳

サッカーのエリート街道というのはこの事を言うのかもしれない。

ドイツの名門で施された英才教育の甲斐もあってか、アラバは順調すぎるくらいにステップアップしていくと、ユースチームからセカンドチームへ昇格。

2009年の10月には17歳と112日という若さでオーストリア代表デビュー

フランス代表戦だった。

ちなみにオーストリア代表の最年少出場記録を保持している。

頭角を表した若者の躍動

そして2010年には、当時の監督ファン・ハールに認められバイエルンのトップチームに昇格

その勢いそのままにカップ戦でトップチームデビューを果たした。

デビューを果たした翌年の2010-2011シーズンはホッフェンハイムへ武者修行ということでレンタル移籍。

17試合に出場し2得点を決める活躍をし、経験を積むとその1年後2011-2012シーズンにはバイエルン・ミュンヘンへ戻り若干19歳にして名門のスタメンの座を掴んだ。

2011年はオーストリア年間最優秀選手に選出され、同シーズンのUEFAチャンピオンズリーグでは決勝進出にも貢献。

チェルシーとの決勝戦は累積警告のために出場することはできなかったが19歳ダビド・アラバという逸材をこの頃には世界が知ることになった。

ちなみに、当時のバイエルンは元フランス代表リベリー、元オランダ代表ロッベン、元ドイツ代表ラームやシュバインシュタイガーなどをはじめ、今はレアル・マドリードでプレーするトニ・クロースやミュラー、そして何より元日本代表の宇佐美貴史なんかが在籍していた。

そんな豪華なメンバーの中で臆することなくプレーしていたのが19歳のダビド・アラバだったのだ。

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「アラバロール」と呼ばれた偽サイドバックの先駆者

それ以降はバイエルン・ミュンヘン一筋でプレーしていたアラバ。

2013-2014シーズンからは名将ペップ・グアルディオラが監督に就任

これまでサイドバックを本職としてプレーしてきたアラバだったが、ペップはインサイドハーフで起用する機会が増えた。

そして、今ではよく聞くようになった「偽サイドバック」という役割をダビド・アラバに与えた。

偽サイドバックというのは守備時はサイドバックのポジションを取るが、攻撃時はボランチの位置にポジションをとり攻撃の起点になるというもの。

ウイングにリベリーやロッベンなどの強力な選手がいる時に有効で、万が一ボールを取られてもカウンターアタックされる可能性を防げる。

アラバの確かな足元の技術と攻撃センス、そして守備能力がなければ務まらないポジションだ。

今では取り入れているチームも増えてきたこの戦術は、当時「アラバロール」とも言われていた。

それくらいアラバは若くしてバイエルン・ミュンヘンの核となる選手だったということだ。

2014-2015シーズンには3バックも採用されることが多く、その際は3バックの1枚を担うようになりセンターバックとしての才能も開花した。

その後もバイエルンでサイドバック、インサイドハーフ、センターバックなど様々なポジションに対応し常に主力として貢献したアラバは2016年に契約を2021年まで延長。

怪我に泣かされることも多いがなんだかんだでリーグ戦だけで2011年にホッフェンハイムから帰ってきてから244試合に出場している。

もちろんカップ戦やCLなどを含めたらもっとだ。

バイエルンという強豪であることはもちろんだが、これまでにアラバが獲得したタイトルはなんと26個

  • ブンデスリーガ9
  • DFBポカール6
  • DFLスーパーカップ5
  • UEFAチャンピオンズリーグ2
  • UEFAスーパーカップ2
  • FIFAクラブW2

UEFAベストイレブンにも3年連続で選出された経験もあり(2013-2015)、オーストリアの年間最優秀選手に歴代最多となる6年連続で選出されるなど、現在29歳でありながらレジェンド級の活躍を見せている選手だ。

個人的にも「アラバロール」と言われていた時代から彼のプレーは見てきたので感覚的にはもうベテランの域。

それでもまだ20代というのに驚きを隠せない。

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10年以上のバイエルンでの生活との別れ

そんなアラバだったが「新しい挑戦をしたい」という事でバイエルン・ミュンヘンとの契約を更新しないことを発表していた。

バイエルンとの契約は2021年6月30日という事で、市場価値6500万ユーロ(約812500万)の選手をフリーで獲得できるとなれば、ビッグクラブが多数動くのは当たり前だろう。

そんな中レアル・マドリード側も4年契約の年俸1100万ユーロ(約13億7500万円)のオファーを提示したとSNS上でも様々な憶測が飛ぶなど、マドリーが獲得レースで一歩リードしていると言われていた。

マドリー加入で合意しているとの噂が飛び交ってはいるもののなかなか公式発表が出ずファンはヤキモキしていたに違いない。

そして、ついにシーズン終了後の2021年5月29日、正式にレアル・マドリードへの加入決定が発表された。

契約期間は2026年6月までの5年契約

年俸は発表されていないものの、1200万ユーロ(約16億円)とも言われており、背番号は未だ発表されていない。

ラモスが抜けた4番を引き継ぐのか、はたまた他の番号になるのか、いずれにせよアラバのマドリー加入はコスパに優れた超大型戦力補強と言える。

ダビド・アラバが使用中のスパイク【アディダス プレデター フリーク】

そんなダビド・アラバが着用しているのがadidasのプレデターフリークLow

このスパイクはなんと言ってもアッパー表面に搭載されている「デーモンスキン」が特徴の1つで、このイボイボが高精度のボールコントロールボールに強い回転をかけることに貢献してくれる。

収縮性と圧着性が高い素材を採用している履き口は足とスパイクががっちりとホールドされる履き心地を提供し、軽量化されたスプリントフレームがグリップ性を高めてくれるのでスプリントにも効果を発揮してくれる。

アラバといえばやはりキックの精度を武器としている選手。

フリーキックやセンタリングを放り込む際に強烈な回転をかけて曲げて落とすボールを蹴りたいということでこのスパイクを選んでいるのだろう。アディダス プレデター フリーク

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ダビド・アラバのプレースタイル

 

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バイエルン・ミュンヘンでは不動の地位を築いたと言っても過言ではないダビド・アラバ

バイエルン側はアラバを手放さなければならない事実を簡単には受け止め切れないだろう。

というのもアラバの魅力はどのチームにとっても魅力的なものだからだ。

ということでここからはダビド・アラバのプレースタイルや特徴について書いていく。

僕が思う彼を語る上で欠かせないポイントは以下の通り。

  • ユーティリティプレイヤー
  • 戦術理解度の高さ
  • キック精度

それでは一つずつ解説していく。

ユーティリティプレイヤー

まずダビド・アラバを語る上で欠かしてはいけないのが、複数のポジションを守ることができるユーティリティプレイヤーであるということ。

正直これを語らずしてアラバを語れない。

アラバのポジションはどこ?って聞いたら人によって違う答えが返ってくるだろう。

基本的にアラバの本職は左サイドバックだ。

バイエルン時代も初期は左サイドバックでプレーし、左ウイングにいたフランク・リベリーとのコンビネーションでサイドを制圧していた。

しかし、グアルディオラが就任するとインサイドハーフでプレーする機会も増え、中盤でのプレーする機会も増えた。

そして近年のバイエルンではセンターバックの一角としてプレーしている。

オーストリア代表でも今まで挙げたポジションの他にトップ下もプレーしており、フォワードとしてプレーした経験もある。

ゴールキーパー以外のポジションであれば基本的にどこでもプレーすることが可能なのがダビド・アラバの魅力だ。

ちなみにバイエルンに在籍していた時代のポジション別出場記録は以下の通り。

ポジション 出場試合数 ゴール数 アシスト数
左サイドバック 243 20 42
センターバック 116 6 5
インサイドハーフ 48 4 9
守備的ミッドフィルダー(アンカー) 8 1 0
左サイドハーフ 17 2 2

もちろん、ただプレーできるだけではなく、どのポジションでプレーしても本職の選手と同じくらいのレベルでしっかりと役割をこなすことができる。

自分のタスクをしっかり完遂し攻守に貢献することができるのがアラバの魅力の1つだ。

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戦術理解度の高さとアラバロール

そして次にダビド・アラバを語る上で欠かせないのが戦術理解度の高さだ。

アラバはとにかくサッカーIQが非常に高い。

バランスをとったポジショニング、オーバーラップのタイミング、ビルドアップ能力、数的不利時のカバーリング、ラインコントロール、危険なスペースを潰す機器察知能力、などなどアラバは常にチームがうまく回るように、相手がやりにくいように考えながらプレーしている。

この戦術理解度の高さが複数ポジションをプレーすることができる所以なのだが、中でもそれを象徴しているのが「アラバロール」だろう。

グアルディオラが「神」とまで言ったアラバの頭脳がなければ「偽サイドバック」戦術は機能しなかった

先ほども書いたが守備時はサイドバックのポジションを取るが、攻撃時は1レーン内側に入りボランチのポジションをとる。

そして後方からのビルドアップに加わり、チャンスがあれば自らもゴール前まで動き得点を狙う。

味方がボールロストをしても中央寄りにポジションを取っている為に露骨なカウンターアタックを防ぐことができるのが偽サイドバックのメリットだ。

もちろんこれだけ言ったら簡単そうだが、このタスクを完遂するには、ボールテクニックやパスセンス、そして守備能力全般が必要になってくるが、それ以外にも大事なのは試合の流れを読む目視野の広さだ。

アラバはこの試合の流れを読む目と視野の広さが非常に長けているのが特徴だ。

これが先ほども言った、バランスをとったポジショニングや数的不利時のカバーリングなどを常に考えながらプレーできる理由で、今攻撃参加するべきかどうか、守備をアタックするべきかどうかなどと言ったことを瞬時に判断することができる。

若くして数々の経験を乗り越えてきたベテランのようなプレーができるということ。

アラバはスピードを生かしたオーバーラップ対人に強いフィジカルを生かした守備も魅力の1つだ。

しかし、そういった足元のテクニックやフィジカル面に加えて、頭を使いながらプレーすることができるからこそ監督も信頼して起用することができ、戦術やフォーメーションが変わってもアラバは常に主力選手として君臨してられるのだ。

キック精度

そしてアラバの魅力を語る上で欠かせないのが左足から繰り出されるキックの精度だ。

アラバはとにかくキックの精度が高い。

まずそれを象徴するのがパスだ。

ビルドアップ時に必要となってくる長短のパスはもちろん、状況を一気に打開するロングフィードなんかは目を見張るものがある。

センターバックでプレーするときは「アラバにしか出せないパス」と解説者にも言われているのを見ていたが、針の穴を通すようにバシッと縦につけるパスや、逆サイドの選手に一直線に通るパスをスパッと決めるあたりはアラバの魅力。

プレッシャーがない状態でアラバがボールを持てばクオリティの高いボールをどんどん蹴り込んでくる。

右利きのセンターバックが多い中で、左足で逆サイドにロングフィードをしっかり蹴れる選手は価値が高い。

そして、サイドバックでプレーする際もセンタリングの精度は非常に高い。

カーブをかけてキーパーが出れないボールを蹴ったり、速いボールをピンポイントで蹴り込む。

いずれにしてもバイエルンでプレーしている選手達の能力も高いのでロングフィードから一発で仕留めてくれるフォワードがいたり、真ん中でパスを受けた後に仕事ができる選手がいたりするのは確かだ。

となればレアル・マドリードでもそれは同じことが言えるだろう。

ほとんどの時間をポゼッションしている試合が多いレアルにとって、ディフェンスラインから逆サイドにスパン!とパスが出せる選手がいればアクセントにもなる。

またアラバは中央でボールを受けるとパワフルなミドルシュートも打つ事ができる。

パスは正確で、シュートは強烈。

そしてそのキック精度を遺憾無く発揮しているのがフリーキックだろう。

ダビド・アラバはフリーキッカーも務めることができる。

直接フリーキックは名人芸と言っても過言ではないほど、パワーと回転がパーフェクトなボールを隅に蹴り込む。

どんなフリーキックを蹴るかはもう見てもらったほうが早い。

ゴール前、特にボックス付近ではゴールキーパー泣かせの存在だろう。

アラバはマドリーの中心的存在になれるか

 

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これまで数々のタイトルを手にして常勝軍団の中心で活躍してきたダビド・アラバを我らがレアル・マドリードが獲得した。

どのクラブも喉から手が出るほど欲しくなる選手なだけにこの補強はマドリーにとってプラスとなるだろう。

  • GK以外プレーできるユーティリティさ
  • 戦術理解度の高さ
  • 偽サイドバックの先駆者
  • 試合の流れを読む目と視野の広さ
  • スピードを生かした攻撃参加と守備
  • 対人に強いフィジカル能力を生かした守備
  • ロングフィードも蹴れるキック精度の高さ
  • ミドルシュートも打てる選手
  • 直接フリーキックも蹴れる

我らがレアル・マドリードは新シーズンに向けてすでにセッションを開始している。

EUROやコパ・アメリカに参戦した選手たちの合流はまだではあるが、アンチェロッティ体制になって最初のシーズンという事でどのような構成で臨むかはまだ分かっていない。

そんな中でマドリディスタが気になるのが、アラバがどのポジションで起用されるか、である。

先ほども言った通りアラバは様々なポジションをプレーする事ができる選手。

ラモスの退団、そしてヴァランの移籍の噂などもあり、これまで主力を張ってきたセンターバック陣が一気に不在となる為、バイエルンでもプレーしてきたセンターバックでの起用要員なのか。

これまで本職としてプレーしてきた左サイドバック要員となるのか。

はたまた守備的ミッドフィルダーとしてアンカーの位置で起用されるのか。

いずれにしてもアラバの加入は監督にとっても様々なオプションを考える事ができるのでかなり大きなものと言える。

レアル・マドリードにとってダビド・アラバの加入は良い事でしかないのだ。

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そして、なんと言ってもマドリーにはもうセルヒオ・ラモスという大きな存在がいなくなった。

試合中だけでなくピッチ外でもチームをまとめてきた男が不在になった今、リーダーシップをとれる選手が必要となってくることは間違いない。

マドリーにも最古参となるマルセロやナチョなどがいるが、バイエルンやオーストリア代表でもキャプテン経験のあるアラバが中心になってマドリーでもキャプテンシーを発揮してくれるかどうかも非常に楽しみだ。

お茶目な一面を持つアラバであればピッチ外でも円滑なコミュニケーションをとってくれるはずだ。

とにかくアラバにとってもマドリーにとっても大事なシーズンとなる2021-2022シーズンとなりそう。

ってことで今回はここまで!

Hala Madrid!!

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