移籍加入間近?ダビド・アラバがもたらすレアル・マドリードへの恩恵とは?

レアル・マドリードが最近パッとしない。

これはレアルファンであれば、いやサッカーファンであればみんなが思っている事だろう。

これまで絶対的強さを誇り他を寄せ付けないハイレベルな戦いをしてきたエル・ブランコだが今季はなかなか結果を出せずにいる。

そんな中2020年1月の移籍市場から2021年1月の移籍市場まで新たな選手を獲得せず、レンタル移籍していた選手をチームに戻すだけでチームの強化を図ってきた。

しかし今季のパフォーマンスを見てチームの大改革を行うのではないかとの噂が出回っている。

そしてそんな中、王者を何回も経験している大物選手がレアル・マドリードに加入するのではないかと言われている。

それがドイツ王者バイエルン・ミュンヘンで下部組織時代から活躍しているダビド・アラバだ。

直近の試合では見事なシュートでゴールを決めているほどバリバリの中心選手。

バイエルンとの契約は2021年6月30日までということで様々なチームがこのオーストリア代表に接触しているという。

どのチームに加入するかは未だ決定していないが、とにかくバイエルン・ミュンヘンを出ていく可能性は99.9%とのこと。

以前からレアル・マドリードに加入するのでは?との憶測が飛び交っているが、なかなか決定しないこともありファンはそわそわしているのではないだろうか。

というのも、ダビド・アラバの加入はレアル・マドリードにとってプラスでしかないからだ。

ってことで今回はダビド・アラバがレアル・マドリードに加入した場合にもたらしてくれるであろう恩恵について色々と書いていきたい。

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ダビド・アラバがレアルにもたらす恩恵とは?

 

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サッカーをよくみている人であれば、知らない人はほぼいないであろうダビド・アラバ

長年ドイツ王者のバイエルン・ミュンヘンで中心選手として活躍しているオーストリア代表の28歳だ。

まだ28歳なんだって思ってしまうほど長い間活躍している選手。

そんな王者バイエルンで人生の半分以上を過ごしてきたダビド・アラバがレアルが今抱えている問題を少なからず解決してくれる。

  • センターバック問題
  • 左サイドバック問題
  • インサイドハーフ問題
  • 左のセットプレーキッカー問題

それではひとつずつ解説していく。

センターバック問題

アラバが加入するのでは?というニュースが出回っていると同時に、我々レアル・マドリードファンにとってなんとも聞きづてならないニュースがここ最近出回っている。

それが、キャプテンで闘将セルヒオ・ラモスが移籍してしまうかもしれないというニュースだ。

言わずもがな、これまでエル・ブランコの最後尾からチームを引き締め、守備だけでなく攻撃でも多大なる貢献してきているレジェンドでもある。

契約期限は2021年6月30日までということで、レアル側もチームに残ってもらうよう交渉を行なっているそうだが、延長契約交渉がまとまらずチームを出ていく可能性が高いという。

プレー的にも精神的にも支柱となっていたラモスがエル・ブランコに残ってくれればそれはそれで問題ないし最高だが、去ってしまう場合センターバックに大きな穴が開くことになる。

実際、怪我でラモスが出場していない試合は、ミリトンナチョが補っているが、ミリトンではまだ物足りなくナチョは堅実なプレーで守ってくれるがセットプレーでラモスが見せるような脅威は相手には与えられない。

しかしアラバが加入するのであればとりあえずその問題は解決するだろう。

アラバは本来サイドバックの選手ではあるが、ここ最近のバイエルン・ミュンヘンではセンターバックとしてプレーしている。

身長は180cmとそこまで大きさを売りにしている選手ではないが、抜群のポジショニングと対応力、そしてスピードを活かした守備でセンターバックをこなしている。

その統率力も目を見張るものがあり、バイエルン・ミュンヘンのリーダー格としてプレーしてきた。

しかしアラバのセンターバックの魅力は守備だけではない。

アラバの魅力はセンターバックの位置から繰り出される左足のパスだ。

ビルドアップする際の最初のパスが質、タイミング、狙い所など完璧なのだ。

下の動画ではアラバのパスの狙い所が普通のセンターバックとは違うということを説明している。(1分22秒〜)

バイエルンの攻撃は基本的にアラバのパスから始まると言っても過言ではなかった。

特にロングフィードには目を見張るものがあり、左利きでロングボールを蹴れるセンターバックはかなり貴重な存在。

センターバックといえば攻撃の際はサイドバックに散らしたり、寄ってきたボランチにポンって出すパスが多いイメージはないだろうか?

ヴァランやミリトンなどを見ていてもとにかくクロースやモドリッチに預けておく、という印象があるが、アラバはここぞ!ってところに最適なタイミングで攻撃的なパス出せる。

MFだけでなくFWにもどんどんパスを出すし、動き出しを一瞬たりとも見逃さない視野の広さが傑出しているのだ。

以前見ていた試合で解説者も「アラバにしか出せないパス」と称賛していたが、とにかくこの選手の左足から繰り出されるパスは「そこにパスをつけれるのか!」と思ってしまうほど素晴らしい。

もともとキックに自信がある選手ということもあるだろうが、成功率90%以上を誇るアラバであれば、攻撃においても相手の脅威になるセンターバックなのだ。

また上の動画でも解説しているが(2分38秒〜)、センターバックでありながら前にスペースがあれば積極的に上がって相手のマークを混乱させる。

サイドにパスを出す場合も簡単にサイドに出すのではなく、サイドの選手がプレーしやすいようにマークを引きつけてから出すことができるのもアラバの魅力の1つだ。

確かにセルヒオ・ラモスとちょっと魅力は違うかもしれない。

だが、それが穴になることはなく「現代型センターバック」のアラバは相手にとって脅威となることは間違いないだろう。

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左サイドバック問題

レアル・マドリードには長年左サイドバックを務めてきたブラジル代表のマルセロ、そして守備力と身体能力を買われて加入し今では左サイドバックの1番手になっているフェルランド・メンディが在籍している。

皆さんも知っている通り、マルセロは攻撃力が自慢のサイドバックで常に相手の脅威になっていたが、守備力が課題と言われその改善が求められていた。

そしてその問題を解決すべく2019年夏にフェルランド・メンディがリヨンから加入。

メンディが加入して以降メンディが出場した試合はなんだかんだで負けておらず20-21シーズンの第21節レバンテ戦で敗戦するまで不敗神話とまで言われていたほど。

確かに守備力という点ではメンディが買われているのはわかるが、ここ最近ファンたちの間では「メンディには攻撃のアイデアがない」と言われ始めている。

目の前に広大なスペースがあった場合にスピードと推進力で駆け上がる身体能力はあるが、ポゼッションをしたときにどうしても攻撃の選択が単調になってしまい、攻撃を活性化させることができないなど、攻撃においてメンディのレベル不足が見られるシーンが多々ある。

しかし、アラバがくれば左サイドバックの代役も可能だ。

アラバは左サイドバックが元々の本職ではあるので左サイドバックのプレーはお手の物。

足元の技術に優れているアラバは相手のプレッシャーをいなすこともできるし、スピードも申し分ない。

選手が動き回りどんどんボールを動かしてポゼッションするバイエルンでやってきていることからも分かる通り、攻撃における選択肢の多さはマルセロのようなドリブルはしないにしてもハイレベルであることは間違いない。

そして、ダビド・アラバは偽サイドバックの先駆者とも言われている。

これが本来のレアルのサイドバックであるバスケス(#17)とメンディ(#23)の動き。

高い位置を取る代わりにビルドアップはクロース(#8)とモドリッチ(#10)が行う。

仮に偽サイドバックをレアルが行なった場合は以下のようなポジション取りになるだろう。

偽サイドバックというのは、超簡単に説明するとサイドバックの選手でありながら攻撃の際にボランチの位置に入る動きをする戦術だ。

偽サイドバックはビルドアップの起点になり、その後はインサイドハーフと同じように前の選手をサポート、そしてチャンスと見れば前線に抜け出していくプレーなども求められる。

サイドバックとはいえミッドフィルダーと同じような動き、頭脳、そして足元の技術を持っておかなくてはならないので誰にでも務まるような役割ではない。

バイエルン時代のペップ監督はこれを「アラバ・ロール」と言い、アラバをかなり信頼していた。

このようにサイドバックでありながら中盤の選手と同じようにプレーすることができるので、今のレアル・マドリードにいるサイドバックの選手とは一味違った選手ということ。

メリットやデメリットはもちろんあるが、クロースやモドリッチはもっと攻撃的な位置でプレーできるので何かと恩恵を受けることになるだろう。

いずれにせよ、マルセロの契約期限は2022年6月30日までとなっており、契約を更新しない噂、なんなら来季には他チームへ移籍するのではないかという憶測も飛び交っている。

そうなってくると左サイドバックはメンディとバックアッパーとしてナチョしかいなくなってしまい、手薄になってしまうことを考えてもダビド・アラバの加入はレアル・マドリードの左サイドバックの選手層を熱くする上でも良いニュースであることは間違いない。

インサイドハーフ問題

そしてアラバがレアルに加入することによってインサイドハーフの問題も解決することができる。

エル・ブランコのインサイドハーフ問題は何かというと、カゼミロの代役がいないということである。

この問題はかなり深刻。

カゼミロは今のレアルの守備においていなくては困る選手。

ここぞって時にピンチの芽を潰してくれるし、カゼミロがいてくれて助かった!ってシーンは嫌というほど見てきている。

ジダンもボランチに抜擢した当初から「代えの効かない選手」と言われているが、危機察知能力を活かした守備能力や相手スペースを埋めるカバーリングのIQはレアルに欠かせない存在となっている。

その為、カゼミロはどんな試合でも常にフル出場で、シーズンを通してフル稼働している。

本来は休ませてあげたい試合でもカゼミロの役割をこなせる選手がおらず休むことができない。

フル稼働をさせてしまうと、怪我に強いカゼミロとはいえども怪我のリスクが高まってしまうのでそれだけは避けたい。

しかしダビド・アラバがいればカゼミロ問題も解決できてしまう。

ダビド・アラバは代表ではボランチ、インサイドハーフ、そしてより攻撃的なトップ下でプレーすることもあるほど中盤でのプレー経験が豊富だ。

すごくシンプルに言うなら、ナチョよりもいろんなポジションが出来るユーティリティプレーヤー。

カゼミロがこなしているような守備に関しては、サイドバックでもそうだしセンターバックもこなせるレベルなので全く問題がない。

フィジカルでガツンと体をぶつけることもできるし、危機察知能力にも長けている。

そして、攻撃に関しても代表監督の起用法を見てもわかるように問題はない。

むしろ、ロングフィードを得意とするアラバはパスの精度が非常に高い。

ボランチの位置に入ればアラバのパス精度はより効果的になる。

そして、レアル・マドリードの中盤はクロースとモドリッチが基本的にビルドアップに参加するが、カゼミロは基本的に参加しないことが多い。

カゼミロはビルドアップがあまり上手ではないと言われているからだ。

その為、サイドバックを高い位置に置き2人のボランチが中心になり長短のパスでポゼッションをするが、そこにアラバが入ることになれば中盤をもっと支配することができるようになる

むしろ、クロースやモドリッチがもっと高い位置でプレーすることができるのでゴールにつながる可能性も高くなる

アラバは足元の技術にも優れているのでビルドアップにもなんなく参加することができる選手。

そして、守備の場面では危機察知能力やポジショニングという部分はバイエルン時代に成長させてきた部分でしっかりと守れる。

2センターバックの間に入りアンカーとして相手の攻撃を受けることもできるだろう。

これだけできれば、とにかくアラバはカゼミロを大いに助けることができる。

これまでは「カゼミロが怪我をしたらやばい!」と言われてきていたエル・ブランコだが、アラバさえいれば「でもアラバが代わりにそこのポジションを守れるから大丈夫!」ってなるのはかなり大きい。

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左のセットプレーキッカー問題

そして最後にアラバの加入はセットプレーにも良い影響を与えてくれる。

現在レアル・マドリードでセットプレー時にキッカーを務めているのはトニ・クロースだ。

コーナーキックやフリーキックもクロースが担当することが多い。

とは言っても各国の代表レベルの選手が集まるチームが我らがエル・ブランコ。

実際はキッカーを務めることができる選手は多く、モドリッチやベンゼマ、そして最近ではラモスも蹴っている。

しかし左利きのキッカーは実は今のレアル・マドリードにはいない

そこで左足に絶対的な自信を誇るダビド・アラバだ。

確かにゴール前のセットプレーでのクロースの右足は脅威だが、ボールがセットされた位置に右利きの選手が一人だけ立っていたらGKからしたら的は絞りやすい。

そこに左足のキッカーが立っているだけでGKからしたらまず「どっちが蹴るんだろう?」という考えを巡らさなければならない。

蹴る蹴らないは別にしても立っているだけで脅威なのだ。

だが、アラバはFKにも絶対的な自信を持っていてこれまでたくさんのゴールを決めてきている。

鋭く曲がるボールも蹴れるし、強いシュートで強襲することもできる。

セットプレーの幅も広がることを考えればアラバが加入する意味はかなりでかい。

これは文字で説明するよりも見てもらったほうが早いだろう。

ダビド・アラバのレアル加入は良い事ばかり

 

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ここまでダビド・アラバがレアル・マドリードに加入することによりもたらされる恩恵について書いてきたがどうだろうか?

「何でもできる男」として名を馳せているアラバは今のレアル・マドリードにとって重要なピースになる得る。

  • ラモスの穴を埋めることができる
  • 左サイドバックの層を厚くできる
  • カゼミロの代役にもなれる
  • セットプレーの脅威度が増す

まだ正式に加入は決まっていないものの、4年契約の年俸約1100万ユーロ(13億7800万)で合意するのではないかと言われている。

ブンデスリーガ9回、チャンピオンズリーグを2回制覇している経験豊富な28歳がエル・ブランコの一員になればプレー面だけでなく精神面でも牽引してくれることだろう。

レアル・マドリードは基本的にアラバをセンターバック枠で獲得するだろうが、これまで左サイドバックを主戦場にしながら、監督の要求に応えてセンターバックや中盤のポジションをこなせるユーティリティさや戦術理解度の高さは、ジダンサッカーにもなんなく順応するだろうし、来季チーム再建をすると言われているチームでもリーダー的存在として君臨してくれることを願っている。

そして、バイエルン・ミュンヘンで期待の新星アルフォンソ・デイビスにサイドバックについて手取り足取り教えてあげていたように、メンディやその他若手選手にも持ち前の陽気さとサッカーへの熱い気持ちでピッチ外でも支えていって欲しい。

ダビド・アラバの加入発表が楽しみで仕方がない。

逆に他のチームだけには行ってくれるなよ…バルセロナだけは絶対にやめてくれ…

Hala Madrid!

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