マドリーの右サイドバックはカルバハルなのかバスケスなのか?

銀河系軍団といえばレアル・マドリードだ。

ここ最近はメッシがバルセロナを退団した事によりPSG行きが噂され、PSGが本物の銀河系軍団となりつつあるが、それでもマドリーはトップレベルの実力派が在籍していると言えるだろう。

そして、現在世界最高の右サイドバックとも言われているの選手の1人がマドリーに在籍している。

ダニ・カルバハルだ。

マドリーで「不動の右サイドバック」として君臨していた訳だが、20-21シーズンでは怪我の影響もありFWのルーカス・バスケスが代役としてプレー。

そのバスケスが思いの外良いプレーを見せたことによりライバルとして認識されるまでになってしまった。

ということで今回は、マドリーの右サイドバックはカルバハルなのか、バスケスなのか、について書いていこう。

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右サイドバックとしてのバスケスの貢献

 

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まず最初に言っておくが、怪我さえなければ今でもカルバハルが絶対的な右サイドバックとしてプレーしていただろう。

なぜなら、世界最高の右サイドバックと言われるほどの選手だからだ。

そして、右サイドバックの選手としてマドリーが獲得した選手だからだ。

しかし、これまで故障に泣かされることはあまりなかったカルバハルが20-21シーズンは何度も負傷離脱することになってしまった。

1シーズンに5回もの怪我をしてそのうち4回は長期離脱。

やっと復帰したと思ったらまた怪我をする、といったようなイメージがついたファンもいるだろう。

なんなら、「カルバハルはもう終わった」なんていうファンもいた気がする。

というのも、カルバハルが負傷離脱している間にマドリーは新しいオプションとして素晴らしい貢献をしてくれる選手を発見したのだ。

 

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それがルーカス・バスケス。

同い年でもあるバスケスは本来ウイングの選手でありながら、彼の持ち味でも魅力でもある適応力で右サイドバックの役割をほぼパーフェクトにこなした。

それは、FWの選手がサイドバックとしてプレーしたということで評価が甘くなっているわけではない。

クロス成功数25本という数字はチーム2位、タックル数61回という数字はチーム3位という記録を残している。

攻撃面でも守備面でも素晴らしいスタッツを残しているバスケスの貢献度を見ても、20-21シーズンのマドリーが「代役」にどれほど助けられていたかは明白なのではないだろうか。

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21-22シーズンの右SB第一候補は?

となると、気になってくるのは21-22シーズンはカルバハルとバスケスのどちらが右サイドバックのスタメンに抜擢されるのか?ではないだろうか?

個人的には、なんだかんだで万全なコンディションであればカルバハルが抜擢されるだろう、と思っていた。

だがしかし!

最近のメディアの様子やSNSなどを見ていると、どうやらアンチェロッティはバスケスの右サイドバックとしてのプレーを大いに評価しているんだそうだ。

バスケスは新チーム発足からアンチェロッティのセッションに参加し、練習試合にも参加してきた。

その為、監督の前でバスケスがどのようなプレーをしたのかは分からないが、恐らくメディアの報道を見ている感じだと、我々が昨シーズン見たような攻守に走り回る運動量を見せつけたのではないかと思う。

そうなれば、アンチェロッティの評価が高くなるのも頷ける。

 

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しかし、マドリーもやはり「本家」カルバハルの復活を願っているに違いない。

というのも、噂によればマドリーはカルバハルに特別なフィットネスプランを実行しているんだとか。

昨シーズンのように怪我が多発しないように、コンディション調整をメインに練習メニューを組んでいる。

練習試合やレンジャーズFCとのプレシーズンマッチには参加することなく、あくまでも怪我をしない体作りにセッションを当てているようだ。

アントニオ・ピントゥスがチームに加わったこともありそこら辺のフィットネス関係はかなり安心信頼できる。

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そして、それらのプランが全て順調に遂行されれば、プレシーズンマッチのACミランとの試合には出場できる見通しなんだそうだ。

アンチェロッティもカルバハルに無理はさせず、8月中はコンディションを戻すことに充てて欲しいとの事だそうだ。

アンチェロッティのこの感じを聞いていても「右SBはとりあえずバスケスいるから大丈夫」という風にも受け取れてしまう。

カルバハルの実力、ベストコンディションの時に貢献してくれることは間違いない。

でもバスケスも貢献してくれることは分かってる。

このようなニュアンスだろう。

となれば、このままいけばラ・リーガ開幕戦はバスケスが右サイドバックのスタメンに名を連ねることになっているかもしれない。

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カルバハルにとっては勝負の年

カルバハルは2002年からレアル・マドリードの下部組織でプレーしている。

一度は武者修行のためにレヴァークーゼンに完全移籍したが、そこで結果を残し1年でマドリーが買い戻しオプションを行使してマドリーに連れ戻した。

それからは不動の地位を築いてきたわけだが、ここにきてまさかのライバル登場。

それが同い年で2007年からマドリーの下部組織でプレーしてきているルーカス・バスケスってわけ。

 

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オフシーズンには、カルバハルは2022年6月30日までとなっていた契約を2025年6月30日まで3年延長した。

同じく、バスケスも2021年6月30日までだった契約をギリギリで2024年6月30日まで延長

 

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マドリディスタからしたらバスケスが移籍するなんて考えられない!ってくらいの貢献度だっただけに無事に契約延長してくれてよかった。

もちろん、ウイングの選手としてもっと活躍して欲しいという契約延長ではあると思うが、守備的な面でも貢献して欲しいという願いがあるに違いない。

となると、カルバハルにとって21-22シーズンはかなり勝負の年になる。

右サイドバックを本職としている選手がウイングを本職としている選手にポジションを奪われるなど、本人のプライドが許さないだろう。

まっ、あの、

 

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オドリオソラはプライドをもう何度もへし折られているとは思うが…(画像チョイスやめぃ)

なんならバルベルデにも右サイドバック取られてたし…(笑)

とにかく!

カルバハルの復活にマドリディスタは期待しよう!

彼が帰ってきてバスケスがウイングでプレーすればもう右サイドから崩されることなんてなくなるのだから!←

Hala Madrid!!!

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