【動画有り】レアル・マドリード vs チェルシー(2020.05.06 CLベスト4 2ndレグ )マッチレポート

過密日程の中なんとか無敗記録を伸ばし続けているレアル・マドリード。

リーグ戦では首位争いの真っ只中でなんとか戦い続けているエル・ブランコだが、試合はまたやってくる。

今回迎えるのはUEFAチャンピオンズリーグベスト4の2ndレグ、チェルシー戦

1stレグは試合内容は正直ボロボロではあったものの、なんとか引き分けに持ち込むことができた。

その試合のマッチレポートは下の記事からどうぞ。

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迎えた2ndレグは敵地スタンフォード・ブリッジでの試合。

アウェイゴールの差で相手が有利な状況ではあるが、決勝に進出するチャンスは十分にある。

ということで、早速2021年5月6日に行われたCLベスト4の2ndレグチェルシー戦のマッチレポートを報告していこう。

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スターティングメンバーとフォーメーション

なんだかんだでここまできた。

そういう感想が出てしまうのが、今季のレアル・マドリードに対する想いなのではないだろうか?

怪我人は多発し、シーズン序盤はスタートダッシュに失敗し、CLでもグループリーグでまさかの敗戦を喫したこともあった。

しかし、逆に言えばそれもジダンマドリーの強さ

逆境で力を発揮してきたのが我らがエル・ブランコの選手たちであり、ジダンの手腕だ。

今回は不利な状況で迎える準決勝、チェルシー戦。

0-0ではまずいが、1-1なら延長戦、2-2ならレアル・マドリードの決勝進出となる。

いや、

勝ちさえすればいいのだ。

なんて簡単なんだ。

決勝進出をかけた大一番となるチェルシー戦のレアル・マドリードのスタメンとフォーメーションはこんな感じだ。

今回の試合前にはマドリディスタにとって良いニュースがあった。

それが、セルヒオ・ラモスバルベルデ、そしてメンディの復帰だ。

大一番でキャプテンがチームに帯同することの大きさは言うまでもない。

そして、ダイナミックなプレーで流れを変えれるバルベルデ、今季不動の立場で左サイドバックをプレーしているメンディの復帰はジダンの助けとなることは間違いない。

そんなジダンが今回起用してきたフォーメーションは3-6-1

配置を見て一番びっくりするのはなんといっても、

ヴィニシウスのウイングバック起用

だろう。

僕の予想、いや大方の予想を大きく裏切る形となった今回のフォーメーション。

トゥヘルも策士ではあるが、それを見越したジダンの奇策とでもいうべきか。

この大一番で、今までやってこなかったフォーメーションを採用してきたジダンの奇策が吉と出るか、凶と出るか。

今回のキーポイントとしては、その奇策がハマるかどうか、そして、相手の中盤のカンテをどれだけ抑え込めるか、になってくる。

決勝のつもりでやってくれ!

ってことでチェルシー戦の両チームのスターティングメンバーは以下の通り。

# レアル・マドリード チェルシー #
1 ティボ・クルトワ E・メンディ 16
6 ナチョ・フェルナンデス A・クリステンセン 4
3 エデル・ミリトン T・シウバ 6
4 セルヒオ・ラモス A・リュディガー 2
23 フェルランド・メンディ ジョルジーニョ 5
8 トニ・クロース C・アスピリクエタ 28
14 カゼミロ B・チルウェル 21
7 エデン・アザール N・カンテ 7
10 ルカ・モドリッチ M・マウント 19
20 ヴィニシウス・ジュニオール K・ハフェルツ 29
9 カリム・ベンゼマ T・ヴェルナー 11
監督 ジネディーヌ・ジダン T・トゥヘル 監督

試合データ

項目/チーム名 レアル・マドリード チェルシー
得点 0 2
ボール支配率 68% 32%
シュート数(枠内) 7(5) 15(5)
パス本数 703 334
パス成功率 89% 80%
ファール数 12 18
イエローカード数 4 3
レッドカード数 0 0
コーナーキック数 3 1
オフサイド数 2 2
得点者 ヴェルナー(28′)/マウント(85′)
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ダレブラMarca紙の評価とチェルシー戦の感想

評価(10点中) レアル・マドリード コメント
 9.0 ティボ・クルトワ こんなにシュート打たれるトワ!って感じだよな。ほんとごめんな?←誰
 7.5 ナチョ・フェルナンデス イエローの貰い方がいつも派手ナンデス。
 6.5 エデル・ミリトン この前カツ丼食べたんだけど、ミリ豚使ってたよ。嘘だよバカ。
 5.5 セルヒオ・ラモス 正直な感想良い?社会人のちょっと上手い人って感じのプレーだったよ
 4.0 フェルランド・メンディ OUT’63 久しぶりのスタメンで活躍できず誠にすいまメンディー!!!
 7.5 トニ・クロース プリシッチの足をクロースして削ったね。なんつって。
 7.0 カゼミロ OUT’76 カンテのことはやっぱライバル視してるの?カンテに負けたらアカンて←
 1.0 エデン・アザール OUT’89 あ、もう大丈夫でーす。
 9.5 ルカ・モドリッチ ほんっとに良く走るおじさんなんだから。よっイケオジ。
 4.0 ヴィニシウス・ジュニオールOUT’63 「7番よこせやデブ」って言ってやんな。
 8.5 カリム・ベンゼマ  敵のGKメンディにセーブされた時に「俺のシュート止めんでぃ?」って言うのやめなよ。
 8.0 フェデリコ・バルベルデ IN’63 足の細さがモデルなんだよね。しかもニーハイにするからさ。そういえば副職はメイド喫茶って言ってたもんな。
5.0 マルコ・アセンシオ IN’63 後ろ見てみ?ベイルの足音が聞こえないかい?
5.0 ロドリゴ・ゴエスIN’76 ロドリゴってS?M?って聞かれた時に「ゴエス」って言うのやめた方が良いよ?
マリアーノ・ディアスIN’89 ごめん、君が出てからTwitterに夢中だったわ。
 1.0 ジネディーヌ・ジダン 最近芸人の斉藤さんと区別がつかない。今日みたいな采配をするのは絶対に斉藤さんだね。

スーパーリーグ問題もあってレアル・マドリードとしては絶対に優勝したいUEFAチャンピオンズリーグ

前日の試合でマンチェスター・シティが決勝戦の切符を手に入れた。

試合終了のホイッスルがなった後の選手たちの喜びようはすごかった。

良い!すごく良いではないか!!

我らがレアル・マドリードもチェルシーを撃破して、みんなで抱擁し合いながら健闘を称えようじゃないか!

そして、決勝の地イスタンブールで優勝トロフィーを掲げようではないか!

みんながロッカールームではしゃいで、Hala Madrid y Nada Masを歌ってる姿が容易に想像できる!!

そんなマドリディスタ全員の希望を持って行われたチェルシー戦を一言で表すなら…

なぁぁんでなぁんだぁぁぁ!!!

である。

まさかの敗戦である。

いやこれはかなり悔しい。

何が悔しいって失点の仕方がとか、チャンスを決めきれなかったー!とかそんなことではない。

…n全燃焼なのだ…

不完全燃焼なのだっ!!

いや確かに、試合を通じてチェルシーのエンゴロ・カンテには苦労した。

守備時の寄せの速さ、攻撃時のワンタッチでのプレス返しなどマンオブザマッチに輝く理由も頷ける。

1stレグもカンテがMOMだったよな。

とにかくカンテはいい選手だと感じさせられた。

って…

敵を褒めてる場合じゃないんだよ。

僕が言いたいのはだな、

なんで4-3-3で勝負しなかったんだ!

って話なんだよ。

いや、それが正解かは全く分からないんだけど、この大一番で急造のフォーメーションは博打すぎるんじゃないか?って事。

つまり、今回の説教部屋行き一人目はジダン

言いたいことは山ほどあるし、僕はとにかく怒っている!!

情けないよジネディーヌ!

何が悔しいってマドリーの強さを活かせずに負けてるからディーヌ!!

正面と正面でぶつかってない感じなのよ、わかるかなーヌ!!

いや、確かにここまで怪我人が多い中でジダンはよくやってきたと思う。

選手の特徴を生かしながら敵将が予想しなかった布陣でうまくやってきた。

それが4-3-3だったり、3-5-2だったりしたよな。

その激動のメンバーやスケジュールの中で貢献してくれていた選手の一人がヴィニシウスだ。

僕はそんなヴィニシウスが不憫でならない。

ヴィニシウスって確か去年もアザールが出場する関係で本来のポジションでプレーせずに敗退してるんだよね。

ここ最近は、なかなか決め切ることはできないけど、左サイドで自慢のスピードとドリブルで相手を翻弄するほどコンディションの良さを見せつけていたヴィニシウス。

リバプール戦ではゴールという形で結果も残してきた。

そんな選手をウイングバックで起用

完全にout of mind(どうかしてるぜ)である。

チェルシーのウイングバックのチルウェルと対峙したヴィニシウスだったがボールを受ける位置が低いこと、前を向いてボールを持てないことなどもあり見るからに苦戦。

しかも得意の左ではなく右だからね。

かなりプレーしずらそうだった。

そして、ジダンに言いたいのは、そこまでしてアザールを起用する必要があったのか?ということ。

確かにオサスナ戦では良いパフォーマンスを見せていたと思う。

しかし今回はそれなりにメンバーが揃っている中で、しかも相手がチェルシーなのにも関わらず先発復帰から2試合目となるアザールを先発起用する必要があったのか。

ヴィニシウスのポジションを変えてまで、である。

裏へ走り込むわけでもなく、ドリブルで突っ掛けるわけでもなく、相手を背負いながら後ろ向きでボールを受けることが多かった為、全く怖くない。

もう一度言う。

全く怖くない。

相手のブロックの外でちょこまか動いても相手はノーダメージ。

だったらヴィニシウスが1vs1を仕掛ける方が効果的だっただろう。

まだあるぞジダン、覚悟しろよ?

前半の試合展開を見て、今回の「奇策」が機能していなかったことが誰の目から見ても一目瞭然だった。

レアルサッカーに精通しているマドリディスタTwitter民は前半途中から気づいていたぞ?

誰もが後半開始からメンバー変更、そしてシステム変更があると思っていた。

けどぉおぉぉぉお!!!

後半開始からフォーメーションを変更しなかったのは何故だ?

髪の毛もないのに、脳みそまで無くなったのかジダン。

前半の戦いぶりを見て、メンディとヴィニシウスの良さが完全に消えていたことに何故気づかない!

あんだけ年中一緒にトレーニングしてきて、なぜ分からない!

これに関しては、Twitterはかなり荒れたぞ。

  • 変更ないってマジか。
  • 後半も捨てる気か。
  • もはや笑えてきた。
  • ファンキーすぎる采配だ。
  • なんてハゲてるんだ。

そして、60分過ぎにはやっとジダンが動く。

INバルベルデ、アセンシオ OUTヴィニシウス、メンディ

ふむふむなるほどね。

うん…

そっかそっか…

フォーメーション変えてぇぇぇ!

親愛なるジダンよ。

アセンシオやバルベルデをウイングバックでぶつけてどうしたかったんだ。

得点を取れる気配がしないサッカーに正直僕はがっかりした。

相変わらずアザールはちょこちょこと後ろ向きでプレーしながら相手ブロックの外で気持ちよさそうに走ってるけども。

結局アザールは89分までプレー。

長い時間プレーしたのは良かったけど、ジダンは少しアザールを買い被り過ぎだ。

何か頑張っている感じはするかもしれないが、実際は何ももたらしていない。

そして代わって入ったのがマリアーノですよ。

7番から旧7番へ。

ってやかましいわ。

ええて。

マリアーノ89分に入って決めるイメージないて。

とにかく今回はジダンの考えが一切読めなかった

ここまでチームを立て直してきたジダンなだけに、最初は僕が理解不足なだけなのかと思っていたが、気づいたら試合終わってた。

そして、気づいたらチェルシーを称えてた。

そして今回はもう一人説教部屋に連れ込みたい選手がいる。

エデン・アザールだ。

僕はアザールのプレーに魅了されたことがあるサッカー少年。

直近ではロシアW杯の試合で日本代表がベルギー代表に負けた時の、アザールの厄介さ、こわさ、何やってもボールを奪えない感は脅威でしかなかった。

あのアザールを知っているからこそ、太って加入しても痩せればやってくれる!とどこかで期待していた。

でも、これはダメだ。

マドリー7番を背負うには相応しくないと思う。

けどそれよりも負けた後に、何もできなかった試合の後に、元同僚と談笑しているようではマドリディスタの逆鱗に触れることは言うまでもない。

アザール、呆れてものが言えないよ(笑)

これで本格的にアザール放出の可能性が高まったと思う。

というか、無観客試合じゃなかったら次の試合ではブーイングだろう。

おデブーなだけに。

・・・

は?

次回の試合はラ・リーガ第35節でセビージャと対戦する。

現在4位に位置しているセビージャも優勝の可能性がまだあるチーム。

侮ることはできない相手だ。

負けたらラ・リーガ優勝のタイトルも遠のく

残すタイトルはラ・リーガのみなだけに、ここは勝ち点を積み重ねて、アトレティコ・マドリード対バルセロナの結果を待とう。

今回だけはバルセロナを応援したほうがいいかな?笑

いや引き分けて貰えばいいのか!

P.S.

ラモス、お前も大概動けてなかったぞ。

あと一番冷静でいて欲しい時にお前が熱くなってイエロー貰うな。

なんか累積の新記録らしいな。

ってなんの記録やねんそれ。

試合ハイライト動画

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