マンチェスター・ユナイテッドへの移籍が決定!ラファエル・ヴァランが残した偉大な功績!

2021年7月28日はマドリディスタにとって悲しい日となった。

それは、

ラファエル・ヴァランの退団が発表

されたからだ。

ヴァランがこの度プレミアリーグの名門マンチェスター・ユナイテッドに移籍することが決定した。

ヴァランといえば、若くからセルヒオ・ラモスの相棒として活躍してきた紛れもない中心選手。

ということで今回は、マンチェスター・ユナイテッドへの移籍が決定したラファエル・ヴァランが残した偉大な功績について書いていく。

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マドリディスタとしての本音

2020-2021シーズン終了後はマドリディスタにとって衝撃的なニュースが続いている。

契約を延長するのかしないのかとシーズン中から騒がれていた選手の一人でもあるセルヒオ・ラモスとの交渉が決裂し、結果マドリーの絶対的キャプテンとして存在していたラモスはPSGへの完全移籍が発表された。

セルヒオ・ラモスという男はレアル・マドリードで引退する選手だと思っていただけに、かなりショックだった。

正直、彼を退団させたマドリーフロントの決断に納得したマドリディスタはなかなかいないだろう。

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そして、その絶大な存在感を放っていたレジェンドの横でセンターバックのコンビを組んでいたのがラファエル・ヴァラン

ラモスが目立ってはいたが、彼が目立てるのもヴァランが隣にいたから、と言っても過言ではないほど、安定感のあるパフォーマンスで最終ラインを支えていた。

多分、ラモスの横でペアを組むのは思ったよりそう簡単なことではない。

ラモスがマドリードからパリへ去った今、誰もがヴァランが守備陣を牽引するのはヴァランになると思っていた。

そんな中でのヴァランの移籍報道。

マドリディスタの中にはフロントに怒りすら覚える人もいただろう。

しかし、蓋を開けてみれば移籍を希望していたのはヴァランだった。

契約を2022年6月30日まで残しているヴァランは、クラブが延長オファーを提示するも応じず移籍を希望。

マドリーでのキャリアで数々のタイトルを獲得してきた彼は、新しい環境での挑戦を望んでいるとのことだった。

今夏にマドリーに加入したアラバも同じような理由で長年在籍したバイエルンを離れただけに、選手というのはそういうものなのだろう。

なので何も否定できない。

しかし、移籍が決まるのか決まらないのかゴタゴタしているときに、ヴァランは今季残って来夏に退団するなんて噂もあった。

それは良くないんじゃないか?

市場価値7000万ユーロとも言われていたヴァランをフリーで放出するなんてマドリーにとって損しかない。

ヴァランは良い選手だしマドリーの中心になれる選手…

しかし延長オファーを更新する気がないのであればクラブとしてはお金にした方が勿論いい。

ってことでマドリーファンも腹を括っていたはずだ。

しかし最終的にまとまった移籍金は…

5000万ユーロ。

安すぎるって。

いくらなんでも、現役のフランス代表でキャリアの中で全盛期と言っても過言ではないヴァランを5000万ユーロというのは安すぎる。

しかし、マンUはヴァランの移籍したいという願望、そしてどうしても売っておきたいというマドリーの心理をうまくついて交渉していたと思う。

最終的にヴァランは2025年6月30日+延長オプション1年の移籍金5000万ユーロという契約を結んだそうだ。

マドリディスタとしては…

ヴァランの新しい挑戦を応援するほかない。

あくまでも彼はマドリーに数々のタイトルを獲得してきた功労者。

彼に怒っている人も見かけるが、彼は何も悪くない。

彼の移籍でマドリーを批判するのは分からないでもないが、ヴァラン本人を嫌いになるのはお門違いだ。

確かに移籍金としては安すぎるし、ラモスが抜けたこんな時に!!って気持ちはわかるが、選手の意思を尊重しよう。

そして、少しでも資金を残してくれたことに感謝すべきだ。

今までありがとう、ヴァラン!

新天地での幸運を祈る!!

引退したら帰ってきてね。笑

ラファエル・ヴァランが残した偉大な功績

マドリディスタとして、ヴァランの新しい挑戦を応援しよう!ってことを書いてきたわけだが、すぐには気持ちは切り替えられないのが本音。

2011年にRCランスからマドリーへ加入してから約10年間、マドリーのセンターバックとして数々の偉大な成績を残してきたセンターバック。

特に、ここ最近獲得したタイトルの中心には必ずヴァランがいた。

ってことでここからは、供養ではないけど(笑)、ラファエル・ヴァランがレアル・マドリードで残した偉大な功績をまとめていく。

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通算成績

シーズン 出場試合数 ゴール数 アシスト数 プレー時間(分) イエローカード数 レッドカード数
2011-2012 15 2 1 1266 0 0
2012-2013 33 2 0 2765 0 0
2013-2014 23 0 1 1684 3 0
2014-2015 46 2 0 3582 2 0
2015-2016 33 0 0 2620 7 1
2016-2017 39 4 1 3382 1 0
2017-2018 44 0 0 3801 4 0
2018-2019 43 2 0 3775 2 1
2019-2020 43 3 1 3843 3 0
2020-2021 41 2 0 3571 4 0

ゴール数やアシスト数は少ないけれど、数々のピンチをここぞ!という場面で救ってきたヴァラン。

彼のイメージは、ラモスとは正反対でファールやカードが少ない選手ということ。

それは数字でもしっかり表れていて、ヴァランとラモスがマドリーのセンターバックとしてうまく補完されていたのかな、なんて思ったり。

最近出てきたようであっという間のマドリーでの10シーズンだったなぁって感じだけど、マンチェスターUでも安定感のある守備を見せてくれることでしょう。

まずはポジション争いからだな←

獲得タイトル

大会名 獲得数 シーズン
ラ・リーガ 3回 2011-12/2016-17/2019-20
コパ・デル・レイ 1回 2013-14
スーペルコパ・デ・エスパーニャ 3回 2012/2017/2019
UEFAチャンピオンズリーグ 4回 2013-14/2015-16/2016-17/2017-18
UEFAスーパーカップ 3回 2014/2016/2017
FIFAクラブワールドカップ 4回 2014/2016/2017/2018
FIFAワールドカップ 1回 2018

当たり前だけど、セルヒオ・ラモスとほぼほぼ同じ数のタイトルを獲得しているのだ。

そして、レアル・マドリードでの功績って言ってたのにあえて書かせてもらったが、ヴァランはFIFAワールドカップでフランス代表として優勝を果たしている選手。

フランス代表としても中心選手として活躍しているヴァランはこれからも代表のセンターバックの地位を守っていくだろう。

ヴァランがいればタイトルを獲得できるという「優勝請負人」とも呼ばれているほど、ヴァランは成功しか残していない。

現役初めてこれだけ同じクラブでタイトルを取ってしまったら、新しいチームで自分の力を試したくなるのもなんとなく分かる。

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獲得個人タイトル

受賞名 獲得数 シーズン
UEFAチャンピオンズリーグ優秀選手 1回 2017-2018
FIFAワールドカップドリームチーム 1回 2018
FIFA/FIFProワールドイレブン 1回 2018
UEFAチーム・オブ・ザ・イヤー 1回 2018

これだけタイトルも獲得しているヴァランでも、個人タイトルはそんなにない

しかも全て2018年で、フランス代表としてW杯で優勝した年だ。

一部ではキャリアのピークは2018年だった!なんて言っている人もいるが、僕はそうは思わない。

ヴァランはこの年からまた成長して上手くなったと思っている。

ただ、プレー内容が地味というかあまり目立たないからこういう目はつけられにくいかも(笑)

派手にする必要がないほど、ボールが来る前からの駆け引きとかそういうのが上手いんだよね。

マンチェスターUでも活躍して個人タイトルを取れますように!

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