EUROを見て素直に思う!マドリディスタなら見放さずにアザールに期待すべきなのではないかと。

我らがレアル・マドリードにとって背番号7は大事な番号。

言わずもがな7番はこれまでクラブの歴史を作ってきた偉大な選手たちがつけてきた背番号だから。

そして現在のエル・ブランコで7番を背負っているのが、エデン・アザールだ。

高額の移籍金でマドリーにやってきた「チェルシーの10番」は、マドリー加入以降は問題だらけ。

体重増加で太ってきたり、シーズン中は怪我もあって中々給料に見合った活躍はできていない。

目の肥えたマドリディスタの僕らからしたら、全く満足はできるものではない

シーズン中に試合に出ても何か違いを生み出すわけでもなく厳しい意見もSNSでは飛び交っている。

しかし、はっきりいってEUROに出場しているベルギー代表のアザールは別格だと思う。

ということで今回は、アザールをすでに見放して非難している言いたい放題のマドリディスタへ同じマドリディスタとして、マドリディスタだったら素直にアザールに期待するべきじゃない?について書きたい。

関連記事

現在のサッカー界で実力トップと言われているリオネル・メッシとクリスティアーノ・ロナウドだが、その二人の中に割って入ることができる選手がいる。 それが我らがレアル・マドリードに所属している背番号7番エデン・アザールだ。 ワールドク[…]

エデン・アザールのプレースタイル、特徴とは?レアルの攻撃の鍵を握る万能なベルギーの至宝を解説!
スポンサーリンク

アザールがマドリディスタから嫌われる理由

まずそもそもなんでそんなにアザールから嫌われているのか?

もう説明は不要だとは思うが、理由はかなりシンプル。

マドリーで活躍しないから。

週給で約6700万ももらってるのに出場した試合数は2シーズンでたったの43試合5ゴール5アシストと、即戦力で加入した選手としては物足りなすぎる成績だ。

そして、そんなアザールにトドメを刺す出来事もあった。

それがCLでチェルシーに敗戦を喫して、敗退が決まった試合後のことだった。

負けた直後なのにも関わらず元チームメイトと談笑していたのだ。

これにマドリディスタはほとんど全員が憤慨。

試合内容も内容だっただけにこれでアザールは信頼を失ってしまったと言っても過言ではない。

怪我が多いのも印象は悪かったが、「復活してくれれば期待してもいいんじゃないか?」

そんな立ち位置だったアザールが

「なんだマドリーへの忠誠心なんて無いんだ」

ってなってしまったのだ。

そして大事なシーズン終盤にまた負傷してしまいシーズンアウトとなってしまった訳だが、そんなアザールがEUROにベルギー代表の主将として招集された。

 

View this post on Instagram

 

A post shared by Eden Hazard (@hazardeden_10)

ベルギー代表はFIFAランク1位の強豪でアザールだけでなくマドリーの守護神クルトワもいる。

普通ならマドリディスタはベルギーを応援する!って人が一定数いてもおかしくない。

しかし、EUROの決勝トーナメント1回戦ベルギー対ポルトガルを観戦しながらTwitterを見た僕は確信した。

アザールがいるだけでベルギーのことを応援したくないって人がかなり多い。

ポルトガル代表に「元7番」のロナウドやマドリーで長年活躍したペペがいるからポルトガルを応援したい!って人がいるのも分かる。

ただベルギーを応援したい人がほぼゼロなのだ。

これっておかしくない?笑

クルトワが言ってたもん。

おれまで応援されないトワ!

って。

でもマドリディスタならアザールに期待すべきでは?

 

View this post on Instagram

 

A post shared by Eden Hazard (@hazardeden_10)

そんな経緯もあり、アザールはマドリディスタからかなり嫌われる存在となってしまった。

チェルシー時代のあの輝きを敵ながら見ていたが故に、あのプレーが出来ないのであればマドリーにいる必要はない、チェルシーに帰りたいなら帰れ。と言いたくなる気持ちは分かる。

不思議なもので、嫌いな選手はどんなプレーをしても非難したくなる

しかし、EUROのアザールのプレーを見て非難するのは流石にお門違いだと思ってしまった。

アザールはベルギーの中心選手として、背番号10番を背負うものとしての役割はしっかりこなしている

ボールを沢山触り、左右にパスを捌き、相手をドリブルでいなしてかわして、しっかりとファールをもらい、守備もしっかりと戻って相手からボールを奪うまでしていた。

味方を生かしながら切れ味のあるドリブルで相手をてんてこまいにする姿はチェルシー時代に見せていた彼のプレーに近い。

アザールが起点と分かった相手はファールでしか止めれていない。

確実にコンディションが良くなってきて来季に期待していい内容だ。

確かにまだゴールを決めることはできていない

もし、アザールを批判する内容が「点を取ってないのがダメ!」なんだとしたらそこまで。

もう何も言えない。

しかし、ポルトガル戦を含め試合に出場したアザールの貢献度、そして動き回ってボールを受ける厄介さは相手からしたら捕まえきれない嫌な相手だったに違いない。

そんなマドリー所属の選手をマドリディスタがわざわざ批判する必要があるのだろうか

今の所アザールはマドリーとの契約がまだ残っているし、今夏での移籍の可能性はほぼほぼゼロの状態。

移籍しないのであれば応援するほか無いのではないだろうか。

マドリディスタがマドリーの選手をわざわざ批判する必要はないとか言いながらあえて名前を出させてもらうが、

マリアーノとは訳が違う。

 

View this post on Instagram

 

A post shared by Mariano Díaz (@marianodiazmejia)

マリアーノは今季22試合に出場してわずか1ゴール、その前のシーズンも1ゴール、アシストも0だ。

マリアーノとアザールを同等に扱う人もいるが(マリアーノがアザール来る前に7番を背負ってたからなのかもしれないが)、それは少し違うと思ってしまう。

うまく言葉にできないけど、マリアーノとアザールはプロに聞いてもアザールの方がサッカー上手い!って言うに決まってる。

マリアーノの忠誠心は僕も好きだ。

なんかいつも一生懸命やってくれてる←

けどアザールも「マドリーが好き」って公で言ってるんだしそれでマドリディスタは納得しても良いのではないだろうか。

しっかりチェルシー戦後の行動を謝罪もしたじゃないか。

マドリディスタがマドリー選手を信じられなくなったら終わりじゃない!?

スポンサーリンク

アザールはどうすればマドリーに貢献できる?

じゃあ、どうすればアザールは良くなるんだよ!?って話になるんだけど、

それは本人次第←

でもまずは怪我しないようなメンタルを与えてあげるべきなのではないだろうか。

いや知らんけど。

でも、同じく高給取りで怪我が多くマドリディスタを怒らせているガレス・ベイルはトッテナムに行って変わった。

 

View this post on Instagram

 

A post shared by Gareth Bale (@garethbale11)

モウリーニョが「私は彼にメンタル面での傷を見つけていた。怪我が多いシーズンが続いていたが、筋肉系の負傷というより心理的なものがあった。それは恐怖と不安定さをもたらしていた」と言っていたようにメンタルは思っている以上に大事。

アザールも「常に(怪我に対して)多少の怖さがあるんだ」と語っていたようにメンタル面で問題がある。

そこをまず100%にしてあげるところがアザール復調の鍵になるのではないかと個人的に思っている。

にしても、ベルギー代表でプレーしているアザールは生き生きしている。

チームが良いのかと思えばマドリーも各国代表級の選手が揃っているし、デブルイネのようなパサータイプもマドリーにはクロースやモドリッチがいる。

アザールが中心になって攻撃を組み立てるのが好きなのであればベンゼマと被らないようにするべきではあるが…見てる感じベンゼマとの相性は抜群だ。

アザールはコンディションが戻れば確実にマドリーでも活躍することができる選手

そのためにはまず怪我をしっかり治して、怪我を恐れずプレーできるようにメンタル面もしっかり整えてあげること。

って言ってる側からなんだけど…

アザールまた怪我ぁぁぁぁぁ!!!(怒)

スポンサーリンク
EUROを見て素直に思う!マドリディスタなら見放さずにアザールに期待すべきなのではないかと。
最新情報をチェックしよう!