【動画あり】クロアチア対スペインがサッカーの面白さ盛り沢山な試合だった

欧州ナンバーワンを決める国際大会、EURO2020(2021)が行われている。

2021612日〜712日までの1ヶ月間は寝不足の毎日を覚悟していたが、実際かなりの睡眠不足に悩まされている。

と言うのも、我らがレアル・マドリード所属の選手たちが参加している代表チームが全員グループステージを突破し決勝トーナメントに駒を進めたからだ。

そんな中エル・ブランコの中心選手でもある万能型ミッドフィルダーがEUROでの戦いを終えることになってしまった。

それがルカ・モドリッチだ。

クロアチア代表の主将で中心選手でもあるモドリッチが決勝トーナメント一回戦でぶつかった相手は無敵艦隊スペイン

ということで今回はクロアチア対スペインがサッカーの面白さ盛り沢山な試合だったについて書いていく。

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クロアチア vs スペイン

厳しいグループリーグの戦いを終えた16チームがついに決勝トーナメントでぶつかる。

グループリーグと違って決勝トーナメントは一発勝負

90分で決着がつかなかった場合は延長戦、そしてそれでも決着がつかなかった場合はPK戦で勝敗が決まる。

そしてそんな好カード目白押しの決勝トーナメントの中の一つがクロアチア対スペインだ。

クロアチア代表といえば、我らがレアル・マドリードの10番ルカ・モドリッチが主将として率いているロシアW杯準優勝国。

グループリーグの最終戦では試合を決定づけるスーパーゴール、いやスーペルゴラッソを決めてみせた。

そんなマドリーでもフル稼働していたモドリッチは決勝トーナメントのスタメンにも名を連ねた。

各チームのスターティングメンバーは以下の通り。

# クロアチア スペイン #
1 D・リヴァコビッチ U・シモン 23
22 J・ユラノビッチ C・アスピリクエタ 2
21 D・ヴィダ E・ガルシア 12
5 D・チャレタ=カー A・ラポルテ 24
25 J・バルディオル J・ガヤ 14
10 ルカ・モドリッチ コケ 8
11 M・ブロゾビッチ S・ブスケツ 5
8 M・コバチッチ ぺドリ 26
13 N・ヴラシッチ F・トーレス 11
20 B・ぺトコヴィッチ A・モラタ 7
17 A・レビッチ P・サラビア 22
監督 Z・ダリッチ L・エンリケ 監督

試合データ

項目/チーム名 クロアチア スペイン
得点 3 5
ボール支配率 32% 68%
シュート数(枠内) 12(7) 23(10)
パス本数 427 883
パス成功率 81% 89%
ファール数 26 10
イエローカード数 2 0
レッドカード数 0 0
コーナーキック数 1 8
オフサイド数 6 3
得点者 ぺドリ(20′ OG)/オルシッチ(85′)/パシャリッチ(90’+2′) サラビア(38′)/アスピリクエタ(57′)/F・トーレス(77′)/モラタ(100′)/オヤルサバル(103′)

クロアチア代表にとっては暗いニュースが試合前に飛び込んできた。

ここまで2ゴール1アシストと活躍していたペリシッチがコロナ陽性反応のため隔離措置

中心選手がここでチームを離れるという緊急事態になってしまった。

しかし、試合は波乱の幕開けとなった。

スペイン代表の守護神デヘアを押し退けてスタメンで出場しているビルバオ所属のウナイ・シモンがまさかのトラップミス

ボールは無情にも無人のゴールにコロコロっと転がって入ってしまった。

まさかの形ではあるが先制したクロアチアと失点したスペイン。

スペインは追いつこうとボールを保持しクロアチアゴールに襲いかかるも中々ゴールを割れない時間が続く。

それでも38分にスペインのサラビアが混戦の中でこぼれ球を押し込み1-1で前半を折り返すと後半にはアスピリクエタのヘッド、給水タイム後の一瞬の隙をついたフェラン・トーレスがゴールを決め1-3と完全に試合を決めた展開だった。

1-2でまだ分からない!ってなってたサッカーファンもこの3失点目のやられ方には「ここまでか…」となったに違いない。

僕もなったから(笑)

ただダリッチ監督筆頭にクロアチア代表は全く諦めていなかった

守備固めに入ったスペイン代表に対して、攻撃的なブディミルとパシャリッチの2枚を投入。

その采配が見事にハマり、85分にオルシッチ、ロスタイムにパシャリッチが同点ゴールを決めて見せた。

まじで声出た←

まじでスペイン代表の人選が謎←

いやしかし、こんな試合はなかなかお目にかかれることはない。

土壇場で追いついたクロアチアだったが、延長前半にエリア内に切り込むと中にいた選手がフリーでシュート!

しかしこれは先程トラップミスをしてから逆に調子が良くなり奮闘していたシモンがスーパーセーブでスペインを救う。

個人的にはこの試合のMOMはウナイ・シモンだと思っている。

だって普通こんな大舞台でトラップミスしてOGなんかしちゃったらメンタルボロボロでやられてしまうと思うんだよね!

だけど、その後に見せたプレーは完璧に切り替えてて、むしろパフォーマンスあげちゃってるんだもん。

プロってのはすごいなと感慨深かったよ←誰

このツイートをした直後にモラタ、そしてオヤルサバルに決められ2点差に。

延長後半はスペインが得意のパスサッカーでスペりまくって、体力の限界が来ていたクロアチアはプレスになかなか行くことが出来ず、このまま試合終了となった。

勝利したスペインはベスト8でイタリアと激突する。

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マドリー選手総評

評価(10点中) クロアチア コメント
10.0 ルカ・モドリッチ 疲れすぎて最後はもうピッチと一体化になるんじゃないかって心配したよ。本当おちゅかれーらいす。

ルカ・モドリッチ総評

クロアチア代表という名のモドリッチFCを率いていた我らがレアル・マドリードのルカ・モドリッチ

この試合を見て一言これだけは言わせてもらいたい。

今シーズン本当にお疲れ様でした。

もうね、これに尽きるんだよね。

もちろんマドリディスタとしてクロアチア代表が勝ち上がる姿は見たかったけど、マドリーでも怪我人が多い中でずっとフル稼働してきてたから本当にモドリッチが壊れてしまうんじゃないかって心配だったのよ。

EUROも結局全試合スタメンで出て全部出場してた。

監督の気持ちも分かっちゃうよ。

だって、あんなにうまくてチームを落ち着けて試合を決定づける仕事ができてチームの為に走ることができる選手だもん。

そりゃ使いたいよ。

でも彼もう今度36歳になるのよ。

年齢を感じさせることは彼のプレーでは全くないけど、やっぱり疲労ってのは蓄積するもの。

疲れが溜まるとそりゃ怪我もしやすくなる。

来季首位奪還を目論むマドリーにとって彼が怪我をすることは絶対に避けたいというところなのだ。

しかし頑張り屋さんのモドリッチは全ての試合でフルパワーでプレーする。

マドリーの時もそうだったがEUROの全試合で膝に手をおくほど体力が全部なくなるまで走り回り、攻撃を活性化させながら中盤に君臨し続けた。

勝利した時のガッツポーズやピッチに倒れ込む姿は心を動かした。

何よりグループリーグでみせたゴールは圧巻の一言である。

そんなモドリッチはメジャー大会で代表を率いるのは最後になるかもしれないと言われている。

しかし今のクロアチア代表には引き続きモドリッチが必要な気がする。

よって、W杯まではモドリッチが代表ユニフォームを着ている姿を見たいなと感じた。

まぁそれは未来のことなのでそれはモドリッチ次第なのだが、マドリディスタであればやっぱり彼が見たい。

ちょっと私情も入ってます(笑)

とにかく、今大会で見せたモドリッチはプレーも存在も100点満点

そしてマドリーでのフル稼働後の大会ということでマドリディスタが彼にとにかく言いたいことは

ゆっくり休んでくださいな。

ということになってくるだろう。

来季またマドリーの練習場で会おう!

Hala Madrid!!!

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