我らがレアル・マドリードには多くのトップタレントが所属していることはご存知だろう。
しかし、他チームに行けば当たり前のようにスタメンを張ることができる選手でもマドリーではベンチを温める日々が続く選手もいる。
その一人がマルティン・ウーデゴールだ。
ウーデゴールは16歳の時にマドリーにやってきたノルウェーの神童とも言われている選手。
ところが彼はまだマドリーのトップチームでの出場はまだ少ない。
そこで、オフシーズンにマドリディスタの中でも話題になっているのが
ウーデゴールは移籍するべきかどうか
なのである。
ということで今回は、ウーデゴールは今季移籍するべきなのか移籍するべきではないのか論争に個人的な意見を書いていく。
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ウーデゴールはマドリーでやりたいのか
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類まれな攻撃センスや繊細なボールタッチ、左足から繰り出される正確なキックは間違いなくマドリーのレベルにあると言えるだろう。
それが故に、ウーデゴールという選手に期待しているマドリディスタはかなり多いと思う。
しかし、ウーデゴールが本職としている中盤はポジション争いが激しいポジションでもある。
特に黄金の中盤と言われているクロース、カゼミロ、モドリッチの3人は磐石の布陣となっていて、マドリーの攻守における中心的な選手だ。
そして、バルベルデやイスコ、そして来季からはウーデゴールと一緒にアーセナルでもプレーしたダニ・セバージョスも中盤のピースの1枚に加わった。
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となれば右ウイングでもプレーできるウーデゴールは選択肢が広がりそうではあるが、ウイングも激戦区。
ベイル、ロドリゴ、アセンシオ、バスケスなど右を得意とするウイングだけでもこんなにいる。
どう考えてもポジションを確定させるのはなかなかの高い壁だ。
しかし、マドリーも世代交代を徐々に図っていかないといけない時期と言われて数年が経つが、未だにチームの若返りはうまくできていない。
そこでモドリッチやクロースなどの代わりにウーデゴールを!って人も多いのだが、なぜかハマらない。
実力はあるのにハマらないのはサッカー選手の難しさではあると思うが、僕はそれよりも1つ思うことがある。
ウーデゴールはマドリーでプレーしたいのか?
である。
ウーデゴールは昔からスタメンで確実に出れるチームが好きだ。
いや、サッカー選手であればそうなのだが、個人的な意見としてウーデゴールは少々辛抱が足りない。
ウーデゴールはこれまで数々のレンタル移籍を経て、いずれのチームでも主力を張ってきた。
昨シーズンでいえば、アーセナルに途中からレンタル移籍で加入して最終的には監督の信頼をゲットし、もう1年レンタルさせてくれとまで言われる始末だ。
それほどレベルの高い選手でありながらマドリーでなかなか主力になれないのは選手層の厚さもあるとは思う。
しかし、こういう状況になると必ず彼に付き纏ってくるのが「アーセナルに戻ることを望んでいる」というようなニュースだ。
ウーデゴールもう少し踏ん張れ。
周りもサポートしてやれ。
ウーデゴールは居心地の良かったとこに行きがちなまだまだ未熟な子なんだ。14歳でトップデビュー、16歳でリーガデビュー?そんな選手がマドリーで活躍出来ない訳ないんだ。
ただ順風満帆すぎたんだよ。
挑戦しろマドリーで!
期待👏
— Dale Blanco(ダレブランコ) (@daleblanco10) July 27, 2021
僕の気持ちはここに書いてある通り、ウーデゴールにはもう少しマドリーで挑戦することを選んで欲しい。
そしたら絶対に主力になれるから。
ただ、「マドリーでプレーしたくない!」って本人が言ってるのならしょうがない。
16歳でマドリーに加入したウーデゴールも22歳。
心境の変化があっても何らおかしなことではない。
でもウーデゴールがマドリーで勝ちたい成功したいっていう戦うメンタルを持ってないのであればしょうがない。
だったらセバージョスもいるしブランコもいるし、マドリーで成功したいって人にチャンスを与えるのが妥当だし、それがウィンウィンだな。
まだ22歳とかだよ。
— Dale Blanco(ダレブランコ) (@daleblanco10) July 27, 2021
我らがレアル・マドリードは世界中のサッカー選手がプレーする夢を見るビッグクラブだ。
そんなチームで「成功したい!」と思っている選手は沢山いるし、マドリーにも沢山在籍している。
ウーデゴールと一緒にアーセナルからレンタルバックしてきたセバージョスなんかは「マドリーでプレーしたいと思っている」とメディアに発言するほど、チーム事情を考えないといけないとしながらもしっかりと意思表示をしている。
カスティージャでプレーしながらトップデビューも飾っているブランコなんかもトップチームでプレーできる喜びを噛み締めている。
ウーデゴールが少しでもアーセナルやその他クラブに気持ちが傾いているのであれば、セバージョスやブランコのようなマドリディスモが強い選手にチャンスを与えるのは当たり前のことだろう。
マドリーはどうしたい?
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しかし、サッカー選手とクラブというのは契約書というもので法的に強く縛られている。
ウーデゴールの契約期間は2023年6月30日まで。
つまり契約満了まであと2シーズンある。
本人もマドリーに残ってプレーできるのであればしたいと考えているようだが、アンチェロッティがプレシーズンマッチで採用したフォーメーションは昨シーズンと同じく4-3-3だったこともあり、昨シーズン序盤に試合に出れなかったデジャブを繰り返すことを恐れているのだろう。
そこでクラブは、新戦力補強の目玉でもあるキリアン・ムバッペを獲得すべくウーデゴールを移籍市場に出しているらしいが、マルカによると現状はレンタル移籍でのオファーしか届かないようだ。
来夏になればウーデゴールの市場価値は下がってしまう為に移籍させるのであればローンではなく完全移籍の方向でクラブは考えている。
なのでレンタル移籍オファーしかない現状ではマドリーはウーデゴールを出す気はない。
クラブの事情で試合にも出れないチームに在籍せざるを得ないという状況になってしまったら本当に可哀想だなとは思うがそれもサッカー選手だ。
ちなみに、最新のウーデゴールの市場価値では4000万ユーロとなっているが、完全移籍で他チームへ放出する際は5000万ユーロほどで放出するとみている。
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ということで、現状では
ウーデゴールは飼い殺しになる可能性がある
ということになる。
完全移籍でのいい条件でのオファーがクラブに届くのを首を長くして待ちながら、スタメン奪取できるように彼自身は日々を過ごさないといけない。
つまり、ウーデゴールは移籍すべきかすべきでないか論争に関する僕の答えとしては、
ウーデゴール次第って事になる(笑)
本人がマドリーでプレーしたいか、そうでなければ枠を一つ使ってるしクラブとしてもお金が勿体無いので移籍金を置いていってもらうか。
上手い選手だし、マドリーの選手なので出ていけ!とまでは思えない。
ただお互いがウィンウィンになれば僕はいいと思う。
いや、スタメン奪取できてしまえばマドリーから出たくなくなるのか。
何というか…
我儘な若者だ(笑)
これからのウーデゴールの動向にも引き続き注目していきたい。
Hala Madrid!!