新型コロナウイルス感染症の影響で1年延期された東京オリンピックまで残り3週間を切った。
そしてサッカー界ではオリンピックに出場する各国U-24代表のメンバーが続々と発表されている。
これまで発表された中でもマドリディスタが歓喜したのはU-24スペイン代表だろう。
U-24スペイン代表にはオーバーエイジも含めて3人のマドリー選手が選出された。
EURO2020やコパ・アメリカで盛り上がっているサッカー界。 各国代表選手達が凌ぎを削りあっている熱い戦いが繰り広げられている中、また1つマドリディスタにとって楽しみな案件が増えた。 それが東京オリンピックのスペインU-24代[…]
そして今回もう1人我らがレアル・マドリードから東京にやってくる選手の招集が噂された。
それがヴィニシウス・ジュニオールだ。
ヴィニシウスといえば2020-2021シーズンにマドリーの選手として数多くの試合に出場した主力の一人。
ということで今回は我らがレアル・マドリードのヴィニシウス・ジュニオールが東京にやってくる!?東京オリンピックに出場するU-24ブラジル代表の注目選手はあのマドリー戦士!を書いていく。
招集メンバーが18人から22人へ変更
東京オリンピックまで残り3週間ということで各国代表が18人の招集メンバーを続々と発表した。
しかし、国際オリンピック委員会(IOC)によるバックアップメンバーの取り扱い変更を受け招集メンバーが18人から22人に変更された。
急遽ではあるが、この変更を受けて各国代表が4人ずつ選手を追加招集し、再度発表を開始している。
日本代表はバックアップメンバーで招集されていた選手をそのまま起用すると明言しているが、各国代表はそれぞれ改めて選考をしている国もある。
そこで、東京オリンピック出場を狙っている選手からしたらまたとないチャンスだ。
そのチャンスを狙っている選手の中にはレアル・マドリードでプレーしている選手もいる。
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それが、ヴィニシウス・ジュニオールだ。
ヴィニシウスといえば、メディアにも「オリンピックでプレーするチャンスは最後。オリンピックで金メダルを取りたいし代表チームの歴史に残りたいと思っている」と語っているように東京オリンピックへの出場願望が強い選手。
我々としてもヴィニシウスが東京にやってきたら、世界トップレベルのスピードとドリブルを目の前で見ることができるまたとないチャンスだ。
ヴィニに来て欲しい!
ドリブルまで120点でシュートを外してしまうあの豪快なボケを見て観客席でずっこけたい!!
そう思ってブラジル代表の招集メンバー発表を楽しみにしていた。
しかし、
ヴィニシウス選外。
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えぇぇぇぇぇぇ!!!
Twitterでもほぼ確実みたいな感じで噂されていたし、本人もインスタグラムにハッシュタグでオリンピック関連を紐付けていたから完全に選ばれると思っていたのだが。。
恐らく、我らがレアル・マドリードの快速ウインガーでもあるヴィニシウスともう一人のオリンピック世代ロドリゴに関しては、クラブ側が招集を拒否したのだろう。
普通であれば選出されないわけないのだ。
非常に残念だ。
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しかし、アンチェロッティがやってきて新体制になるマドリーにとっては大事な時期。
東京で彼らのプレーが見れないのは残念な気持ちはあるが、マドリーのシーズンのことを考えたらポジティブに捉えるしかないか。
他の代表チームも招集を拒否されていることでなかなかトップレベルの若手選手を呼べない兆候にある。
過密日程等を考えたら、オリンピックの時期等も考えてもしょうがない。
しかし、4年に一度のこのイベントくらい協力してもいいのでは…
って思ってしまうのはサッカーファン失格かもしれない(笑)
だって女子は…とかいうのもやめておこう(笑)
でもじゃあなんでスペイン代表にはアセンシオらが選ばれたのだろう。。。
EURO2020やコパ・アメリカで盛り上がっているサッカー界。 各国代表選手達が凌ぎを削りあっている熱い戦いが繰り広げられている中、また1つマドリディスタにとって楽しみな案件が増えた。 それが東京オリンピックのスペインU-24代[…]
U-24ブラジル代表メンバー
【GK】
サントス(アトレチコ・パラナエンセ)OA
ブレーノ(グレミオ)
ルコン(ヴァスコ・ダ・ガマ)
【DF】
ダニエウ・アウヴェス(サン・パウロ)OA
ガブリエウ・メニーノ(パルメイラス)
ギリェルメ・アラーナ(アトレチコ・ミネイロ)
アブネル(アトレチコ・パラナエンセ)
ジエゴ・カルロス(セビージャFC/スペイン)OA
ガブリエウ・マガリャンイス(アーセナル/イングランド)
ニーノ(フルミネンセ)
ブルーノ・フクス(CSKAモスクワ/ロシア)
【MF】
ドウグラス・ルイス(アストン・ヴィラ/イングランド)
ブルーノ・ギマラエス(リヨン/フランス)
ドウグラス・アウグスト(PAOK/ギリシャ)
マテウス・エンリケ(グレミオ)
クラウジーニョ(レッドブル・ブラガンチーノ)
ヘイニエル(ドルトムント/ドイツ)
【FW】
パウリーニョ(バイヤー・レヴァークーゼン/ドイツ)
マテウス・クーニャ(ヘルタBSC/ドイツ)
アントニー(アヤックス/オランダ)
ガブリエウ・マルティネッリ(アーセナル/イングランド)
リシャルリソン(エバートン/イングランド)
※OA=オーバーエイジ枠
でもマドリディスタには見所もある
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ってことでU-24ブラジル代表にはレアル・マドリードから選ばれる選手はいなかった。
マドリーは豊富なタレントが揃っているが、その中でもブラジル人選手が占める割合もそれなりに多いだけに少し期待していた。
だから正直言って少し残念。
しかし、マドリディスタの諸君。
諦めるのはまだ早い。
ブラジル代表のメンバーをよーく見てみると、実はマドリー選手がいるのだ。
分かるかな…?
そう、
ヘイニエルだ。
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ヘイニエルは我らがレアル・マドリードからブンデスリーガの強豪ボルシア・ドルトムントに2年間のレンタル移籍をしている逸材なのだ。
ヘイニエルってどんな選手?
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マドリディスタの中でヘイニエルという選手を知らない人はいないだろう。
しかし、ヘイニエルがどんな選手か、どんなプレーをするのかを知っている人はそんなにいないだろう。
とわざわざ言っているのも、ヘイニエルはまだレアル・マドリードで公式戦に出場したことがない。
ヘイニエルはブラジルの名門フラメンゴから移籍金3500万ユーロでマドリーにやってきたブラジルも注目の逸材だ。
かつてエル・ブランコでも活躍したブラジル人アタッカーのカカとプレースタイルが似ている事からも「NEXTカカ」とも呼ばれている選手。
185cmという上背を生かしたボールキープ、そしてそんな力強さを持っていながらテクニックを駆使して相手を抜き去る姿はまさに我々が知っているカカと似ている。
トップ下を主戦場とするブラジル人と聞けば、ロナウジーニョやリバウドなどのテクニックで相手を翻弄する選手を想像しがちだが、ヘイニエルはもっと運動量を生かし走り回る選手。
その為、ゴールを背にした状態でボールを受けても相手をフィジカルで押さえながらボールキープ。
そして巧みなテクニックで前を向けば長い距離をドリブルで駆け上がることもできる選手なのだ。
何回も言ってくどいかもしれないが…
カカと似てるのだ。
ってか、
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カカなのだ←それは違う。
マドリーのトップチームでは試合経験はないが、カスティージャではたった3試合でそのクオリティを披露。
3試合に出場し2ゴールを挙げる活躍を見せるも、コロナウイルス拡大の影響でリーグ戦は中断。
なかなかのスタートを切っていたが故にマドリディスタの期待は大きかったがこればかりはしょうがない。
トップチームはヘイニエルと同郷のヴィニシウスやロドリゴやミリトンなど外国人選手枠にも制限があるのでなかなか簡単には割り込めなかった。
ということで、マドリーはそんなブラジルの逸材に経験を積ませるためにレンタルに出すことを決断。
他チームで半端じゃない存在感を示すほど活躍し、マドリーにそれを還元してくれるだろうって誰もが思ったレンタル移籍だった。
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しかし、レンタル移籍先のドルトムントではなかなか出場機会に恵まれていない。
2020-2021シーズンは公式戦全19試合のみの出場で1ゴール1アシストしか記録できなかった。
マドリーに復帰するにはまだまだ成長を積む必要はあるだろう。
しかし、彼のクオリティは一目見れば分かる。
「あっこの選手うまい!」
ってなるのは保証させてもらう。
もし、まだヘイニエルのことを知らなかった!
ヘイニエルってどんなプレーするの?
ヘイニエルのプレーを見てみたい!
って人は東京オリンピックを是非ともチェックしてもらいたい。
各年代別の代表に選出されている彼はU-24ブラジル代表の中心選手として躍動していることだろう。