我らがレアル・マドリードのホームスタジアム「サンティアゴ・ベルナベウ」。
世界最高の設備とグラウンドを誇るスタジアムでもあり、レアル・マドリードの歴史が詰まっている唯一無二の存在だ。
しかし、ラ・リーガは新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、3ヶ月の中断期間を経て無観客試合でリーグ再開することを決定した。
そこでレアル・マドリードはリーグ再開後に使用するスタジアムとして絶賛改修工事中のサンティアゴ・ベルナベウではなくエスタディオ・アルフレッド・ディ・ステファノを使用することを決定。
これまでは試合の度に工事を中断していたサンティアゴ・ベルナベウだが、これで工事に専念できるってわけだ。
そこで今回はレアル・マドリードがサンティアゴ・ベルナベウの改修工事が終わるまでの間使用するエスタディオ・アルフレッド・ディ・ステファノの基本情報や特徴そしてスタジアムにまつわるトリビアについて解説していく。
ラ・リーガで最多の34回の優勝を誇る「白い巨人」こと我らがレアル・マドリード。 勝利のアイデンティティは創設された当初から現在までしっかりと引き継がれている。 そんな勝利を積み重ねるエル・ブランコを見てきたのが我らがレアル・マド[…]
エスタディオ・アルフレッド・ディ・ステファノの基本情報
名称 | エスタディオ・アルフレッド・ディ・ステファノ(Estadio Alfredo di Stéfano) |
オープン日 | 2006年5月9日 |
収容人数 | 6000人 |
ピッチサイズ | 105 x 68m(サンティアゴ・ベルナベウと同様) |
電話番号 | +34 913 98 43 00 |
住所 | Av. de Alejandro de la Sota, 28055 Ciudad Deportiva del Real, Madrid |
新型コロナウイルスの感染拡大の影響で無観客で行われているラ・リーガ。
そんな中レアル・マドリードはサンティアゴ・ベルナベウの改修工事に専念すべくリーグ再開後はレアル・マドリードのカスティージャ(Bチーム)の本拠地として使用されているエスタディオ・アルフレッド・ディ・ステファノを使用する事を発表した。
2006年5月9日にオープンしたこのスタジアムは、我らがエル・ブランコのスター達が練習をするシウダード・レアル・マドリード内(マドリード、バルデベバス)にある。
今や最もリッチなサッカークラブとして有名なレアル・マドリード。 サッカー面だけでなく様々な商業面でも世界をリードしているクラブで、銀河系と言われてきている数々のトッププレイヤーはもちろん、本拠地であるサンティアゴ・ベルナベウも世界で一[…]
このスタジアムの名称は、レアル・マドリードのレジェンドでもあり名誉会長も務めたアルフレッド・ディ・ステファノの名前をとっている。
ディ・ステファノが選手としてプレーしていた時にUEFAチャンピオンズカップでスタッドランスと2度決勝で対戦したという経緯もあり、落成式にはスタッドランスを招待して親善試合が行われた。
その試合は我らがレアル・マドリードが6-1と大勝し、スタジアムオープンに相応しいゴールラッシュとなった。
もちろんディ・ステファノも出席したわけだが、オープンから約1年経った2007年2月17日に現役時代に「ブロンドの矢」と呼ばれていたアルフレッド・ディ・ステファノの銅像が建てられている。
その銅像の高さは2メートルを超えていて、400kg以上の重さがあるんだとか。
いや、ディ・ステファノがそんなに巨大なわけではない。
実寸大ではないのでお願いだから笑わせないでいただきたい。
ペドロ・モンテスが設計したこの銅像は、UEFAチャンピオンズカップ決勝バシャシュ戦で決めた伝説のゴールを決めた時のディ・ステファノの姿が再現されている。
レアル・マドリードを昔から応援してきた人なら記憶に残っている事だろう。
エスタディオ・アルフレッド・ディ・ステファノの特徴
エスタディオ・アルフレッド・ディ・ステファノの基本情報が分かったところで、ここからはチームだけでなくスタジアムや練習場も世界一の我らがレアル・マドリードが建築したエスタディオ・アルフレッド・ディ・ステファノの特徴について書いていこう。
- 拡張されるスタジアム
- ヒーター設備があるピッチ
- 取材者にも嬉しいスタジアム
- 最新設備が搭載されているスタジアム
- 環境面も考えられたスタジアム
- ファンにも嬉しいスタジアム
- マドリード市民にも嬉しいスタジアム
拡張されるスタジアム
まずエスタディオ・アルフレッド・ディ・ステファノは拡張されるスタジアムだ。
これだけ聞くと、「え、どういうこと?」って思った人も少なからずいるだろう。
何もピッチがビヨーンと伸びるわけではない。
現在西スタンドの4000席、東スタンドに2000席の合計6000席が設備されているが、その収容人数はまだまだ拡張される。
現在は使用できるレベルの工事はすでに終了しているが、まだまだ工事中とのことで完成ではない。
最終的なキャパシティーは25000人収容できるほどになるんだそうだ。
レアル・マドリードというビッグクラブであるがゆえ、ニーズのことを考えればそれくらいは必要になってくるだろう。
それにしても工事はいつ終わるのだろう。
ヒーター設備があるピッチ
そしてエスタディオ・アルフレッド・ディ・ステファノのピッチはヒーターが設備されている。
僕らのような素人レベルでしかサッカーをしたことがない人からしたら全くもって意味が分からないだろう。
実は我らがレアル・マドリードの本拠地で現在改修工事を行っているサンティアゴ・ベルナベウと同じ芝生を使用しているのだが、芝生が凍結するのを防ぐ為に芝生の下にヒーターが設備されているのだ。
トップリーグのチームでもなかなかこのような設備が搭載されたスタジアムは実は少ない。
その為、大雪が降っているコンディションでも雪の中でプレーするようなことはなく、雪かき作業も必要ない。
1月にエル・ブランコは雪が積もった中で試合を行い、不満をダラダラ流していたがこのような設備の中で普段サッカーをしているとなればその理由も少し分かってしまう。
このスタジアムはカスティージャの公式戦だけでなくトップチームやリザーブチームの練習にも使われる施設ということで最高の環境を提供してあげるのはクラブの理念なのだろう。
レアル・マドリードに入れば他のチームにはなかなか行きたくならないのではないだろうか。
取材者にも嬉しいスタジアム
そして、エスタディオ・アルフレッド・ディ・ステファノはカスティージャの本拠地とはいえ、取材者にとってもかなり嬉しいスタジアムとなっている。
- テレビエリア2箇所
- テレビ用放送ブース4室
- ラジオ用放送ブース10室
- 新聞記者用シート28席
- 解説者用シート32席
が完備されているのだ。
これだけあれば質の高い報道や中継を行うことは可能であり、試合後に選手の声を届けるのにはなんに障壁もないだろう。
また、オフサイドポジションを撮影するカメラやメインカメラ、接写カメラ用のギャラリーも設備されているとのこと。
そして各報道者関係の人たちが使うことのできるメディアセンターは、プレスルーム・カメラマンルーム・ミックスゾーン・テレビスタジオと同じピッチレベルにあるため、試合を伝えたり取材する関係者などにとってはかなり快適に仕事ができる環境だと言えるだろう。
取材者にまで気がつかえる我らがレアル・マドリード。
さすがである。
最新設備が搭載されているスタジアム
そして我らがレアル・マドリードともなれば何事も一番であるのがモットー。
近代化を図るクラブとして最新設備の搭載は欠かすことのできないポイントだ。
試合の運営をスムーズに行うために独自のファシリティ・コントロール・ユニット(FCU)とオーガニゼーション・コントロール・ユニット(OCU)が搭載されている。
それってなんなの?って思った人も多いだろう。
僕もだ。
しかし、サンティアゴ・ベルナベウにはスタジアムの全てを動かすことができる総合コントロール室があるようにスタジアムの設備運営を行えるもの。
そして、レアル・マドリードの試合を見ていると特に感じるのが音響設備の素晴らしさだ。
ここ最近は無観客試合ということで歓声だったりヤジがないが故にやっぱり少し寂しい絵面になる。
しかし、スタジアムが誇る音響設備があればもう問題ない。
良いプレーをしたときの拍手、ゴールを決めた後にHala Madrid y Nada Mas、ブーイング、惜しいプレーの後の観客のリアクション、などなど色々な音をまるでその場に観客がいるかのように再現してくれる。
これに関しては本当に驚いた。
特にゴールを決めた後のHala Madrid y Nada Masに関しては解説者の声が聞こえなくなるほど質が良く、他のスタジアムでの音響設備とはやはり違う印象がある。
僕はこの解説者の声が聞こえなくなる現象を無観客試合のホームあるあると言っているがレアル・マドリードのスタジアムがいかに最新設備でかつ最高のものを使用しているかが分かる。
環境面も考えられたスタジアム
そして我らがレアル・マドリードはチーム面、スタジアム等の設備面、商業面のナンバーワンさだけでなく、環境にも一番優しいクラブであることをスタジアムを通して体現している。
レアル・マドリードの練習場施設であるシウダード・レアル・マドリードが最高の設備を整えているのはここまで読んできた方なら理解してくれているとは思う。
シウダード・レアル・マドリードの施設の屋根にはそれぞれソーラーパネルが設置されているのだが、その蓄えた太陽エネルギーをうまく活用している。
例えば、施設内で使われるトイレの水などをお湯に変えるときなどだ。
そして、試合前やハーフタイムに撒かれる水は、下水処理をした水を再利用。
施設内やロッカールームなどにあるエアコンの冷風も貯氷室から送られているそうだ。
これらも最新で最高の設備があるからこそなし得ることではあるが、マドリードの、いや、世界一のクラブとして環境面でもアピールしているあたりはさすがペレス会長という感じだろう。
ファンにも嬉しいスタジアム
そしてレアル・マドリードはもちろんファンにも気配りができるクラブであることを証明している。
広大な駐車場(バスは10台以上駐車可能なスペースもある)を用意することは当たり前。
とんでもなく広い施設内を有意義に利用している。
そしてスタジアムはもちろん、ホーム側の客席とアウェーチームのファンの為に分けられていて、チケット総数の5%はアウェーチームのファンの為に確保。
アウェーチームのチケット販売の割合は毎試合毎試合変更している。
そして、アウェーチームのファンが快適な試合観戦をすることができるように、飲食スペースとトイレはアウェーチーム専用で分けられている。
これは地味なことだが、かなり嬉しい配慮。
何回かサッカーの試合を見にいったことがあるが、アウェー側の応援に行っている人はスタジアム内でいつホーム側のサポーターに絡まれるか分からないという恐怖がある。
アウェーまで応援しにきてるのにビクビク応援させるのも何か違うと思う。
なので我らがレアル・マドリードがしっかりとマドリディスタだけでなくアウェーファンにも配慮しているのはマドリディスタとしても大変誇りに思う。
そして、いくらレアルが良い試合をしていても負けていても、地震だったり竜巻だったり緊急で避難しなければならない時も出てくる。
そんな時でもこのスタジアムは安全面に配慮されている。
広いスペースが確保されていることもあるし、身体が不自由な人でも安心して移動できるよう障害者にも考慮して設計されており、障害者専用の観戦シートも用意されている。
完璧である。
マドリード市民にも嬉しいスタジアム
そして最後に我らがレアル・マドリードはサッカーファンだけに嬉しいスタジアムでは終わらないということだ。
マドリード市民、いやスペイン国民全体にとっても嬉しいスタジアムであることは間違いない。
というのも、本来はもちろんサッカーのためのスタジアムではあるが、大規模なコンサートやイベントにも利用することができるのだ。
大型トラックも搬入可能なゲートがあるので、スペインの超人気歌手だったり、世界的なアーティストや大企業が開催するイベントなども用意に開催可能。
日本でいう東京ドームのようなそういう立ち位置と考えてもらったら分かり易いだろう。
今はまだ完成していないが、そういうイベント事が開催される時のために使える専用のドレッシングルームを敷地内に増設する予定なんだそうだ。
将来的にはサッカーの試合だけでなく他の商業でも使用できるスタジアムにすることでサッカーファンだけでなく市民にとっても嬉しいスタジアムになるだろう。
もっともエスタディオ・アルフレッド・ディ・ステファノがあるバルデベバスは再開発の土地ということもあり、これからマドリードの全ての中心となっていくであろう場所。
つまり、レアル・マドリードの施設がスペインの中心になるということでもあるのだ。
エスタディオ・アルフレッド・ディ・ステファノのトリビア
エスタディオ・アルフレッド・ディ・ステファノの基本情報と特徴を理解してもらったところで、ここからはエスタディオ・アルフレッド・ディ・ステファノの面白雑学を紹介してお別れしよう。
名付けて…エスタディオ・アルフレッド・ディ・ステファノのトリビア!
そのままやん!って思った人は「へぇ〜」を全力でお願いしたい。
初ゴールはあの選手
エスタディオ・アルフレッド・ディ・ステファノで最初の試合が行われた2006年5月6日。
先ほども書いたが、ディ・ステファノが現役時代にUEFAチャンピオンズカップで2回対戦したということでスタッド・ランスを招待して親善試合が行われた。
ここで話題になるのは、エスタディオ・アルフレッド・ディ・ステファノでの初ゴールは誰になるか?ということだろう。
なんと、初ゴールは現在我らがレアル・マドリードのキャプテンを務めているセルヒオ・ラモスなのだ。
2006年といえばラウール・ベッカム・ロベカルなど豪華な選手が在籍していた時代。
そして、現在エル・ブランコを指揮しているジネディーヌ・ジダンのレアルでのラストマッチでもあったこの試合で当時20歳だったセルヒオ・ラモスはヘディングのこぼれ球に反応し左足を振り抜いた。
🎥 Sérgio Ramos marca seu primeiro gol no Estádio Alfredo Di Stefano.
📅 Foi em 2006, contra o Stade Reims @SergioRamos ©️👨🏻✈️ pic.twitter.com/gejbWopbXN
— ¡Hala Madrid! (@HalaMadridPE) June 13, 2020
個人的にはセルヒオ・ラモスは長髪のイメージが強いので懐かしい気持ちになるが、見ての通り周りはレジェンドたちばかりだ。
エスタディオ・アルフレッド・ディ・ステファノで初めてゴールを決めた選手はセルヒオ・ラモス、というトリビア。
是非とも覚えておこう。
最多得点者はあの選手
エスタディオ・アルフレッド・ディ・ステファノがオープンしてから約15年の月日が経った。
つまり、これまでカスティージャのホームとして沢山の試合が行われてきた。
そこで話題になるのは、これまでにエスタディオ・アルフレッド・ディ・ステファノで一番ゴールを決めている選手は誰か?ということだろう。
答えは、現在ユベントスに所属しているアルバロ・モラタだ。
モラタはレアル・マドリードの下部組織育ちの選手でカスティージャに所属していた時代にエスタディオ・アルフレッド・ディ・ステファノで27ゴールを記録している。
ちなみに2位は現在アラベスに所属しているホセルの24ゴール。
なんだ、現在はもうエル・ブランコの選手じゃないじゃないか、そう思った人もいるだろう。
しかし3位は現在もエル・ブランコに所属している選手だ。
想像がつくだろうか?
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答えは背番号24番で一時期は7番も背負ったことのあるマリアーノ・ディアスだ。
マリアーノはカスティージャ時代にエスタディオ・アルフレッド・ディ・ステファノで22ゴールという記録を残している。
現在はベンゼマに次ぐ2番手として控えに回ることが多いが、カスティージャ時代にゴールを決めまくったこのスタジアムのことは誰よりも知り尽くしているということになる。
是非とも、大暴れして欲しいものだ。
プレー経験豊富な選手たち
現在我らがレアル・マドリードにはカスティージャを経験してトップチームに所属している選手が結構いる。
- ナチョ・フェルナンデス
- ダニ・カルバハル
- ルーカス・バスケス
- マリアーノ・ディアス
- フェデリコ・バルベルデ
- カゼミロ
- ヴィニシウス・ジュニオール
- ロドリゴ・ゴエス
などがそうだろう。
本来トップチームはサンティアゴ・ベルナベウが本拠地だが、改修工事が終わるまではエスタディオ・アルフレッド・ディ・ステファノでプレーをする。
これはつまりどういうことかというと、エスタディオ・アルフレッド・ディ・ステファノを知り尽くした選手たちが多いということだ。
しかも監督のジダンもトップチームを指揮する前はカスティージャを率いていたということを考えるとこのスタジアムのことはお任せあれ状態だ。
特にナチョ・カルバハル・バスケス・マリアーノ・バルベルデ・カゼミロはカスティージャ時代に150試合以上もエスタディオ・アルフレッド・ディ・ステファノで公式戦をプレーしたということもあり、急遽エスタディオ・アルフレッド・ディ・ステファノで開催されることになったラ・リーガでもなんの問題もないということ。
むしろ懐かしいな〜という気持ちでやっていることだろう。
トップの選手になるためにめちゃくちゃハードな練習を積んで努力した日々を思い出してトップチームでも必死に勝利のために走り回って欲しいものだ。
100番目のスタジアム
そしてエスタディオ・アルフレッド・ディ・ステファノはラ・リーガで100番目のスタジアムということだ。
これはどういうことかというと、ラ・リーガが出来てからもうすぐ92年を迎えるがこれまで1試合でも公式戦が開催されたスタジアムが99個あったそう。
そして我らがレアル・マドリードが現在本拠地として使用しているエスタディオ・アルフレッド・ディ・ステファノはリーグ再開後のエイバル戦で史上100番目に開催されるスタジアムとなった。
わざわざ狙ったわけではないと思うが、こういうキリの良い数字をゲットしちゃうあたりがなんともレアル・マドリードらしいと感じてしまうのは僕だけだろうか。
本拠地4つ目
そして我らがレアル・マドリードの歴史を辿ったら分かることなのだが、エスタディオ・アルフレッド・ディ・ステファノはレアル・マドリードにとって4つ目の本拠地となる。
1つ目は1912年から1923年まで使用していたオドネル・スタジアム。
2つ目は1924年から1947年まで使用されたエスタディオ・シャマルティン。
3つ目は1947年から現在まで使用されているサンティアゴ・ベルナベウだ。
どれも当時世界で一番のサッカー競技施設という実績を持っている。
そして今回は臨時とはいえども、エスタディオ・アルフレッド・ディ・ステファノが4つ目の本拠地となった。
工事に工事を重ねて常に最新の設備を搭載したスタジアムで世間を驚かせてきたレアル・マドリード。
こうなってくると50年以上使用しているサンティアゴ・ベルナベウがどんな姿でリニューアルされるのか非常に楽しみとなってくる。
サンティアゴ・ベルナベウと同仕様
臨時の本拠地ともなると、勝手が違うのでは!?って心配も出てくるだろうが、先ほども言ったようにこのピッチでプレーした経験がある選手が非常に多いこともありそれは免れている。
しかしカスティージャ以外の選手は対応するのに苦労するのではないか?という考えが浮かぶ人も多いだろう。
その件についてだが、全く問題はない。
なぜか?
サンティアゴ・ベルナベウとピッチサイズや芝は全く同じに作られているからだ。
ピッチサイズは105m x 68mで作られており、サンティアゴ・ベルナベウと同じサイズ。
そして、同じくイタリア製のハイブリッド芝を導入しており芝の感触も全く同じだ。
その為、カスティージャでプレーした経験のない選手でも違和感なくプレーすることが可能ってわけだ。
ベンゼマやアザールなどはクラブの考えに感謝しなければならないだろう。