我らがレアル・マドリードには若手からベテランまでトップレベルの選手たちが世界の頂を取るために必死にトレーニングを積んでいる。
しかし、そんなエル・ブランコも気がついたら主要メンバーの高齢化問題が囁かれ世代交代の必要性を問われ始めた。
そして負傷者が続出している2020-21シーズンは深刻な選手不足で下部組織から昇格させるほか無くなっている状況。
そんな中で夏の移籍市場で即戦力を補強したり他チームに貸し出していた選手をレンタルバックさせる必要性も出てきた。
我々サポーターとしても銀河系軍団と言われ世界を席巻していたあの頃の強い白い巨人が見たい。
そして我々はもう気づいているのです。
近い将来のレアル・マドリードは最強になる準備ができているということを。
ということで今回は近い将来のレアル・マドリードの布陣を予想してみることにする。
近い将来のレアル・マドリード予想布陣
それでは早速近い将来のレアル・マドリードの予想スターティングメンバーを発表する。
今回の選考基準は移籍の噂が騒がれている選手やレンタル移籍させている選手、そして現在所属している選手を考慮して編成してみた。
基本フォーメーションは現在使用されている4-3-3で考慮してみた。
もちろん選手層などを考えたら4-4-2や4-5-1などに可変できるシステムの方が強いに決まっているのでそこら辺も考慮している。
それではこれがダレブラ編集部が考えた近い将来のレアル・マドリードの布陣だ。
ムバッペとハーランドという豪華なストライカー2人の横に久保建英を加えた見てみたい3トップ。
中盤にはレンタル移籍させている期待の若手2人と現在トップチームに帯同しているバルベルデ。
センターバックには移籍加入の噂があるダビド・アラバとジュール・クンデを配置した。
キーパーはあえて期待を込めてルニンを起用。
なかなか面白い11人ではないだろうか。
控えには、アリーバスやマルビンなど現在カスティージャから試合に出ている選手たちを数名。
カンテラから中井(ピピ)も昇格している。
そしてカゼミロの後釜として移籍の噂があるカマビンガをベンチに。
レアルでの戦い方を知ってるという経験の差でバルベルデを起用しているが、基本的にアンカーはカマビンガとバルベルデで回すことになる。
ロドリゴとアセンシオに関しては苦渋の決断だ。
久保のポジション(右ウイング)を争うことになるだろう。
でも僕は日本人なので久保がスタメンだ←
実はEU圏外枠が4人いる(ロドリゴ・ヘイニエル・久保・中井)。
だが、近い将来ロドリゴあたりがスペイン国籍を取得するだろうという考えだ。
とにかく彼らを僕は手放したくないからだ。
中盤ができる選手もたくさんいるが、仮に2トップにしたとしても問題なくプレーできる選手が多い。
久保に関してはインサイドハーフの経験もあるのでレアルではマルチで活躍できるはず。
現在のレアル・マドリードに所属していて、ここにいない選手はみんな移籍、もしくは引退したと考えてもらっていい。
ヴィニシウスに関してはクビだ。
それでは簡単なスタメンのプロフィールだ。
GK:アンドリー・ルニン
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「ウクライナの新星」と言われウクライナ国内から大きな期待を寄せられているアンドリー・ルニン。
駆け引きを可能にするポジショニングセンスとセービングが魅力の21歳だ。
今我らがエル・ブランコの守護神を務めているクルトワはまだ28歳。
一番脂が乗っている時期の選手ではあるし、長く活躍できるポジションではあるが、そろそろルニンに台頭してきてほしいと言う意味も含めてルニンを先発に起用した。
世界最高の守護神と言われているクルトワと常にトレーニングを積んでいるというのは大きなアドバンテージだろう。
ゴールキーパーというポジションは何がきっかけでチャンスを掴むか分からない。
レアル・マドリードの伝説的なキーパーでもあるイケル・カシージャスに関しては正守護神が怪我をして途中出場したことでチャンスを得た。
その試合で大活躍をしてキーパーの世代交代が始まったようなものだった。
現在21歳のルニンはまだトップチームで1試合しかプレーできていない。
裏を返せばクルトワのコンディショニングが素晴らしいことなのかもしれないが、レアル・マドリードの最後尾でビッグセーブを連発するシーンも近い将来見ることができるだろう。
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DF:ダビド・アラバ
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長年バイエルン・ミュンヘンに所属していて主力として今でも活躍しているダビド・アラバ。
本職はサイドバックだがセンターバック、ボランチ、インサイドハーフなど様々なポジションでプレーすることができるユーティリティプレーヤーだ。
そんなアラバの現行の契約は2021年6月30日。
バイエルンの会長ルンメニゲは「99.9%アラバは出ていく」と話しており、レアル・マドリードと合意に達しているとまで報道されているが未だ正式な発表はない。
レアル・マドリードに加入することが決まればアラバがもたらす恩恵はかなりのものがある。
そして今後のレアル・マドリードにとっても重要な選手の一人になることは間違いない。
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DF:ジュール・クンデ
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レアル・マドリードと同じくラ・リーガで鎬を削りあっているセビージャ所属のセンターバック、ジュール・クンデ。
身体能力が非常に高く、身長はそこまで高くないが空中戦を苦手としない選手だ。
しかもビルドアップに積極的に参加するタイプの選手で、「なんでそこにいるの?」ってくらい攻撃的な選手でもある。
セビージャが当時ボルドーに所属していたクンデを違約金2500万ユーロを支払ってまで獲得した選手で、また欧州で評価をぐんぐん伸ばしている。
そんな選手にレアルは触手を伸ばしているという。
現在キャプテンを務めているセルヒオ・ラモスもセビージャから加入した選手ということでセビージャから獲得した選手がレアル・マドリードの守備の要に成長していく姿は面白いのではないだろうか。
DF:フェルランド・メンディ
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現在もレアル・マドリードの左サイドバックとして活躍しているフェルランド・メンディ。
長年活躍してきたマルセロから定位置を奪い、今では不動の地位を気づいているフランス人ディフェンダーだ。
積極的に攻撃に参加し、守備も怠らない姿勢はジダンの心を射抜いている。
右足に不安が残るメンディだが、CLベスト16のアタランタ戦で見せた右足のミドルシュートはレアル・マドリードの選手として相応しいレベルであることを証明した。
現在25歳のメンディだがまだまだ左サイドバックの座を明け渡すつもりはないだろう。
我らがレアル・マドリードで不動の左サイドバックとして長年スタメンを張ってきたマルセロ。 そんな超攻撃的なスタイルでチームを引っ張ってきたセレソンを脅かす存在がいる。 それがフェルランド・メンディだ。 2019年にリヨンから[…]
DF:アルバロ・オドリオソラ
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スペイン代表にも選出され、レアル・マドリードに加入する前はバルセロナなども欲しがった逸材アルバロ・オドリオソラ。
サイドバックに必要な豊富な運動量はもちろん、縦に仕掛けるドリブル、そして何より高精度のクロスが売りの選手だ。
現在はカルバハルという不動のサイドバック、そしてジダンが大胆にコンバートしたルーカス・バスケスがいること、そして自身の怪我も重なってなかなか試合に出場することができていないが、ポテンシャルは素晴らしいものを持っている。
見た目は華奢な感じではあるが、フィジカルで簡単に負けるようなことはしない。
ソシエダで経験を積みレアルに加入したオドリオソラは25歳ではあるが経験値は高い。
今現在の移籍の噂などを考えると右サイドバックはオドリオソラ一択だ。
我らがレアル・マドリードで不動の右サイドバックとして君臨しているダニ・カルバハル。 世界最高のサイドバックの1人として名を馳せているカルバハルだが、世界最高を目指せる逸材と言われている若きサイドバックがレアルにはもう1人いる。 […]
MF:フェデリコ・バルベルデ
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「パハリート(小鳥)」というあだ名を持つウルグアイ代表のフェデリコ・バルベルデ。
黄金の中盤と言われている現在のレアル・マドリードの中盤に割って入ることができる存在だ。
確かな足元の技術はもちろん、豊富な運動量を生かした献身的なプレーや推進力は唯一無二。
これからレアルでトレーニングを積み試合にどんどん出れるようになれば近い将来レアル・マドリードの中盤にバルベルデあり!という状況になることは間違い無いだろう。
攻撃も得意な選手ではあるが守備もしっかりこなせるボックス・トゥ・ボックスの選手なだけにカゼミロがやっているようなここぞ!というときの守備もしっかりやってくれるはずだ。
現在22歳のバルベルデが将来のエル・ブランコの中盤に君臨する日は近い。
チームの高齢化がたびたび問題視されてきている我らがレアル・マドリード。 そんなエル・ブランコの中盤を長年支えてきているのがドイツ代表トニ・クロースとクロアチア代表のルカ・モドリッチ、そしてブラジル代表のカゼミロだ。 彼らの攻撃セ[…]
MF:ヘイニエル
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現在ドルトムントにレンタル移籍中のブラジルの至宝ヘイニエル。
ビッグクラブが争奪戦を繰り広げレアル・マドリードが争奪戦を制し獲得した注目のブラジル人選手だ。
「ネクスト・カカ」と言われるほどの逸材で、テクニックとスピードに加えてフィジカルの強さも兼ね備えている10番タイプの選手。
そして久保建英と同学年ということでまだまだこれから成長できる選手。
かつてエル・ブランコにも在籍した「先輩」カカのように中盤を支配することができるのか。
非常にこれからが楽しみな選手である。
MF:マルティン・ウーデゴール
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そして現在アーセナルにレンタル移籍しているノルウェーの神童、マルティン・ウーデゴール。
レアル・マドリードに加入以降数々のレンタル移籍で武者修行をして、レンタル先のレアル・ソシエダでの活躍が認められてレアル・マドリードに早期復帰。
しかし、なかなか出場機会のチャンスを得ることができず出場機会を求め移籍を志願。
アーセナルではレアルにいた時よりもプレーはできているといった感じだが、半年間のレンタル移籍で買取オプションをつけていないというところを見ると、レアル側もウーデゴールを簡単には手放したくないのだろう。
実際、彼の能力はすでにトップリーグで証明されていて、モドリッチやクロースなどがいなくなれば間違いなくスタメン候補だ。
となれば近い将来にウーデゴールがエル・ブランコの攻撃を司る日はそう遠くないだろう。
とりあえずマドリードを嫌いにならずに戻ってきてくれることを願いたい。
これまでサッカー界には若くして世界を驚かせてきたスターがいる。 メッシやクリロナもそうだし、ルーニーやオーウェンなどもワンダーボーイとして世間に親しまれた。 これらのような選手のように10代からその才能に目をつけられ「神童」とま[…]
FW:久保建英
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現在ヘタフェにレンタル移籍をしている我らが日本代表久保建英だ。
マジョルカで実力を証明した後、ビジャレアルやヘタフェではなかなか思ったように試合に出られず苦戦を強いられているが能力は間違いないものを持っている。
レアル所属時代にプレシーズンマッチでインサイドハーフとして出場していた久保は右ウイングだけでなくインサイドハーフのオプションもある。
ボールをポゼッションして常に得点を狙っているチームでこそ久保は輝くはず。
バルサのカンテラで育ち、レアル・マドリードの選手としてバルセロナとのクラシコで右サイドを翻弄して得点に絡む!なんてシーンを見たい人がこの世に何人いるのだろうか?
日本人としての希望枠としてもレアル・マドリードの3トップの一角を担ってもらうとする。
マンチェスターU香川真司、ACミラン本田圭佑、インテル長友佑都などなど、近年では日本人プレーヤーが欧州のビッグクラブでプレーするという時代になってきた。 日本人が所属するチームを追って応援したくなるというのは日本のサッカーファンなら当[…]
FW:アーリング・ブラウト・ハーランド
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現在ドルトムントに所属しているノルウェー人ゴールハンター、アーリング・ブラウト・ハーランド。
クリロナとメッシに続いて、新たな二代巨頭の一人になるだろうと言われているハーランドをレアル・マドリードは獲得しようと目論んでいる。
持ち前の得点感覚、ゴールへの嗅覚、抜け出し、シュートのうまさなどなどフォワードとして持つべきものは全て持っているといっても過言ではない選手。
彼のプレースタイルを見ていると、得点を取るためだけに生まれてきたようなプレーをする。
体は大きいが相手よりも必ず先に触り得点を量産する。
クリロナもそうだったが、どんな試合でも必ず点を決めてくれるような、レアル・マドリードにはそういう選手がいなくてはならない。
ハーランドの獲得はレアル・マドリードの新時代を築くのに十分すぎる補強となるだろう。
まだ確定したわけではないが、本人はスペインでのプレーを望んでいるとのことで後は多額の金銭面をクリアすれば近い将来にエル・ブランコの一員として名を連ねることになる。
FW:キリアン・ムバッペ
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現在PSGに所属しているフランス代表のスピードスター、キリアン・ムバッペ。
先程のハーランドと同じく、今後の2台巨頭になると言われている選手のもう片方だ。
持ち前は圧倒的なスピードとドリブルテクニックだろう。
どんなにスピード自慢の選手でもムバッペに置いて行かれてしまうほど、彼は早い。
そして絶対的なテクニックでゴールを仕留める。
ムバッペはアイドルにクリスティアーノ・ロナウドを挙げているがまさにそのような選手だ。
もうしばらく彼の名前を聞いている気がするが、ムバッペはまだ22歳。
W杯も経験した経験値も十分の若手ストライカーはすでに存在感は十分だ。
かつてレアル・マドリードで歴史を刻む偉大な選手となったクリロナのようにムバッペはなれるのか。
移籍金は1億5000万ユーロにもなると言われているが、それを支払って獲得し世界の頂を極めるのが我らがレアル・マドリードのやり方だろう。
未来のレアル・マドリードはどうなっているのか?
ここまで独断と偏見で近い将来のレアル・マドリードのスターティングイレブンを予想してきたがいかがだろうか?
我らがレアル・マドリードには常にトップレベルの選手が在籍している。
そしてファンから絶大な期待を込めてエル・ブランコに加入する選手もたくさんいるが、一筋縄でいかないのがレアル・マドリードだ。
現在で言えばエデン・アザール、フランクフルトにレンタル移籍が決まりドイツで活躍中のルカ・ヨヴィッチなど期待されていた才能を持った選手もなかなか簡単には定位置を掴めない。
ひとつ面白いデータがある。
2015年に集計された5年後にレアル・マドリードで最も重要な選手になるのは誰か?というアンケートが行われた。
当時の中心選手はもちろん現在ユベントスに所属しているクリスティアーノ・ロナウドだったが、そのアンケートでは4位。
トップ3にランクインした選手はなんと…
- 1位:ハメス・ロドリゲス
- 2位:ガレス・ベイル
- 3位:イスコ
みんな干されてるぅ!
このようにファンが期待するようにはなかなかならないのがレアル・マドリードというビッグクラブなのだろう。
今色々と期待されている選手はたくさんいる。
特に今回のメンバーでいえばムバッペやハーランドなんかはファンが期待を胸に膨らませる目玉選手だろう。
実際、彼らの能力は説明するまでもなく、若くして得点を量産し世界を驚かせている2人。
しかし、レアル・マドリードで大活躍できる選手になれるかどうかは正直まだなんとも言えない。
クリスティアーノ・ロナウドってすごかったんだな、ってなるのか、エル・ブランコの新時代の幕開けをみさせてくれるのか。
我々としても近い将来のレアル・マドリードはかなり楽しみだ。
ってことで今回はここまで!
Hala Madrid!