2021年一発目のセルタ戦を勝利で飾った我らがレアル・マドリード。
今年2戦目となるCAオサスナ戦は敵地のエル・サダルに乗り込んだ。
試合開始直前までリーグ2位につけているエル・ブランコは試合数は違うものの勝ち点1差でアトレティコ・マドリードを追う状況。
直前の試合で3位バルセロナが勝利したこともあり、19位と降格圏に沈むCAオサスナから勝ち点3を搾取したいところ。
直近のリーグ戦では5戦無敗ということで相性は悪くない。
ということで、早速2021年1月10日に行われた第18節CAオサスナ戦のマッチレポートを報告していこう。
スターティングメンバーとフォーメーション
豪雪により開催も危ぶまれた一戦はグラウンドキーパーのおかげもあって無事開催。
まずは試合開始前に一生懸命雪かきをしてくれたグラウンドキーパーの皆さんに感謝しよう。
グラシアス!
というわけで絶対に負けられない一戦に挑むレアルのスタメンとフォーメーションはこんな感じだ。
前節のセルタ戦からは2人変更。
移籍の噂が絶えない主将セルヒオ・ラモスとなかなか結果を残してくれない高給取りエデン・アザールがスタメンに名を連ねた。
スターティングメンバーは以下の通り。
# | レアル・マドリード | CAオサスナ | # |
1 | ティボ・クルトワ | セルヒオ・エレーラ | 1 |
4 | セルヒオ・ラモス | ナチョ・ビダル | 2 |
5 | ラファエル・ヴァラン | フアン・クルズ | 3 |
23 | フェルランド・メンディ | ダビド・ガルシア | 5 |
17 | ルーカス・バスケス | オイエル | 6 |
14 | カゼミロ | ロベルト・トーレス | 10 |
8 | トニ・クロース | ルベン・ガルシア | 14 |
10 | ルカ・モドリッチ | カレリ | 16 |
11 | マルコ・アセンシオ | イニゴ・ペレス | 21 |
9 | カリム・ベンゼマ | アリダネ・エルナンデス | 23 |
7 | エデン・アザール | ジョン・モンカヨラ | 27 |
監督 | ジネディーヌ・ジダン | ジャゴバ・アラサテ | 監督 |
試合データ
項目/チーム名 | レアル・マドリード | オサスナ |
ボール支配率 | 70.2% | 29.8% |
シュート数(枠内) | 9(1) | 8(2) |
パス本数 | 772 | 327 |
パス成功数(成功率) | 691(89%) | 239(73%) |
ファール数 | 3 | 9 |
イエローカード数 | 0 | 0 |
レッドカード数 | 0 | 0 |
コーナーキック数 | 4 | 2 |
オフサイド数 | 3 | 1 |
得点者 | – | – |
ダレブラMarca紙の評価とCAオサスナ戦の感想
評価(10点中) | レアル・マドリード | コメント |
6.0 | ティボ・クルトワ | 特に見せ場もなく、寒かったと思う。 |
5.5 | セルヒオ・ラモス | 終始控えめなプレーの印象。心ここに在らずか? |
6.0 | ラファエル・ヴァラン | カウンターの時に必ず相手を潰してた。けど当たり前なので及第点 |
7.0 | フェルランド・メンディ | 個人的にMOM。スタミナ的に心臓が2つあったし、とにかく足が長かった。 |
5.0 | ルーカス・バスケス | しょうもないパスミスでピンチを誘発。中学生かと思った。 |
6.5 | カゼミロ | ここ!って時に守備で活躍。俺様を抜いてミロって感じだった |
6.0 | トニ・クロース | 終始模索してた感じ。いじめてるの?ってくらいパススピード速い |
6.5 | ルカ・モドリッチ | もうそれなりにおじさんのくせに縦横無尽に動き回ってた |
5.0 | マルコ・アセンシオ | 上手いくせにオフボールの時の動き忘れてたんだと思う。 |
5.5 | カリム・ベンゼマ | 惜しいゴールあったね。髪の毛の分だけオフサイドだったか。 |
5.0 | エデン・アザール | お前どこでプレーしてんねん。痩せなさい。 |
5.5 | ジネディーヌ・ジダン | ニット帽の似合わなさが異常。 |
CAオサスナ戦の感想を一言でまず述べさせてもらうなら…
見応えのない試合
だろう。
こちとら朝5時に早起きしてんねん!って思ってしまうような試合だった。
相手のオサスナは高いラインを保ちながら真ん中を徹底的に固めてきた。
特に真ん中は3ボランチのような形で厚みを持たせることで、くさびのパスも入れさせないような配置。
その為、外から崩す形を選択せざるを得なかったレアルだが、なんというべきか…
雪でやる気ないのかな?
ってくらいにパスは合わないし、シュートまでいけないし、可能性も感じられなかった。
特に僕が直接会って体罰スレスレで説教してやりたいのが、エデン・アザールとルーカス・バスケス。
まずアザールに関しては、お前どこでプレーしてんねん?ってことだ。
アザールに我々が求めているのは、キレキレのドリブルからのシュートだったりチャンスメイクだろう。
チェルシー時代に見せてたような攻撃の中心には俺がいます!みたいなプレーだ。
ところが昨日のアザールはというと、どうでもいいところでボールを受けにきてパスを下げる、相手が前にいたら仕掛ける気ゼロのままバックパス。
試合を見ながら思わず、
「お前なんやねん」
って言ってたし、カゼミロ、クロースは少なからず言ってたと思う。
モドリッチはそういうことは言わないから。
とにかくアザールにはゴール近く、ペナルティエリア付近でプレーしてほしい。
そして、ルーカス・バスケス。
相手が引いて守って取ったら速攻でカウンターを仕掛けるという戦術は明らかだったのにも関わらず、パス精度がひどい。
ヴァランへのバックパスがそれてコーナーキックにしてしまう小学生みたいなパスも披露。
多分小6だと思う。
積極的に攻撃参加するのはいいが、クロスを相手に当てたり、簡単にクリアされてしまい、上がった後のスペースを何回カウンターで使われれば気が済むんだろうって感じ。
ジダンがバスケスを買っているのは、控えにオドリオソラやナチョがいるのにバスケスを起用していることからも一目瞭然だが、試合を見てる感じ交代させても良かったかもしれない。
本当に、バスケスの最後の精度が悪かったというのもあり、精度自慢のオドリオソラを見てみたかった。
雪の影響もあり、ピッチコンディションは正直最悪だっただろう。
一部凍ってたし、バウンドは読めない感じだったしね。
でも、我らがレアルが格下相手にそんなことではよくない。
こんな日もあるだろう、って言いたいのは分かるが、今節の試合内容はもう流石に見たくないと思うレベル。
次回の試合はスペインスーパーカップでアスレティック・ビルバオと対戦。
勝てば決勝ということなので、当たり前のように勝利してほしいものだ。