ラ・リーガ制覇に向けて絶対に負けられない戦いが続く我らがレアル・マドリード。
前回行われたラ・リーガ第21節レバンテ戦ではまさかの敗戦を喫してしまった。
ホームで勝利を逃したエル・ブランコは日本代表の岡崎慎司が在籍しているウエスカのホーム、エスタディオ・エル・アルコラスに乗り込んだ。
ウエスカは降格圏に沈んではいるが前回行われた試合では快勝しているので油断はできない相手。
ということで、早速2021年2月7日に行われたラ・リーガ第22節ウエスカ戦のマッチレポートを報告していこう。
スターティングメンバーとフォーメーション
勝つしかない状況なのにも関わらずあれよあれよと敗戦してしまった前節のレバンテ戦。
怪我人も多い中色々とヤバくなってきた状況なのでその悪い流れを早めに断ち切っておきたいところ。
絶対に負けられない戦いがそこにはある!
今節の相手は降格圏に沈んでいるウエスカ。
岡崎慎司もいるが、前節でハットトリックを達成してノリに乗っているラファ・ミルが虎視眈々とゴールを狙っている。
下位のチームとはいえ、良いイメージを持っているチームは決して侮れない。
そんな後がないレアルのスタメンとフォーメーションはこんな感じだ。
今回も我らがレアル・マドリードは怪我人が多発中。
ここ最近コンディションが上がっているように見えていたアザールが筋肉系の怪我で離脱。
そして、ミリトンが前節退場の影響で出場停止。
深刻な人員不足ということもあり、カスティージャから3名がベンチ入り。
ついにはイスコまで召集されなくなってしまった。
前回のレバンテ戦からはミリトンの代わりにナチョ、アザールの代わりにヴィニシウスを起用しそれ以外は変更なし。
ミリトンが欠場する代わりにナチョが復帰したのはせめてもの救い。
レアルサッカーを知り尽くしている男がヴァランとのコンビで鍵をかける。
フォーメーションは普段通り4-3-3。
先発で起用されたヴィニシウスが今回の試合でどれだけアピールできるかはチームにとっても本人にとってもかなり重要なポイントになってくるだろう。
とにかく勝つって信じてる!
ってことでウエスカ戦のスターティングメンバーは以下の通り。
# | レアル・マドリード | ウエスカ | # |
1 | ティボ・クルトワ | A・フェルナンデス | 1 |
6 | ナチョ・フェルナンデス | ホルヘ・プリード | 14 |
5 | ラファエル・ヴァラン | ディミトリス・シオヴァス | 18 |
23 | フェルランド・メンディ | ガストン・シルバ | 22 |
19 | アルバロ・オドリオソラ | パブロ・マフェオ | 3 |
14 | カゼミロ | ミケル・リコ | 17 |
8 | トニ・クロース | イドリッサ・ドゥンビア | 2 |
10 | ルカ・モドリッチ | ハイメ・セオアネ | 20 |
11 | マルコ・アセンシオ | ハビ・ガラン | 11 |
9 | カリム・ベンゼマ | 岡崎慎司 | 12 |
20 | ヴィニシウス・ジュニオール | ラファ・ミル | 9 |
監督 | ジネディーヌ・ジダン | J・ロホ・マルティン | 監督 |
試合データ
項目/チーム名 | レアル・マドリード | ウエスカ |
得点 | 2 | 1 |
ボール支配率 | 66% | 34% |
シュート数(枠内) | 18(7) | 13(2) |
パス本数 | 601 | 310 |
パス成功率 | 88% | 75% |
ファール数 | 9 | 18 |
イエローカード数 | 1 | 2 |
レッドカード数 | 0 | 0 |
コーナーキック数 | 9 | 3 |
オフサイド数 | 2 | 0 |
得点者 | ヴァラン (’54/’84) | ハビ・ガラン (’48) |
ダレブラMarca紙の評価とウエスカ戦の感想
評価(10点中) | レアル・マドリード | コメント |
8.0 | ティボ・クルトワ | ヘディングよく止めたなー。ティボってた。 |
7.5 | ナチョ・フェルナンデス | ナンデス |
10 | ラファエル・ヴァラン | MOM!あ、「お母さん!」って意味ね。 |
7.5 | フェルランド・メンディ (OUT’78) | ラーメン、つけ麺、僕イケメンディ!!って試合中に言うのやめろよ。 |
7.0 | アルバロ・オドリオソラ(OUT’67) | アセンシオとうまくやってくれるかな?また怪我?踊らすよ? |
8.0 | カゼミロ | マリオカートでいうとこのワリオ的存在だよね。…は? |
8.0 | トニ・クロース | スアレスと近所みたいだね。噛んでもらった? |
8.5 | ルカ・モドリッチ | 俺のパスを受けれルカモドリッチ!って顔しないで? |
8.0 | マルコ・アセンシオ | オドリオソラのこと下に見てるよね?上手くやってくれるかな? |
6.5 | カリム・ベンゼマ | シュート外して「GKが良かった。」みたいな反応やめろ髭おにぎり。 |
8.5 | ヴィニシウス・ジュニオール (OUT’78) | 相変わらず決めないけど仕掛ける姿勢GOOD! |
7.0 | マルセロ (IN’67) | いや、もっと守備しろやwwwシュート惜しかったね。 |
6.0 | マリアーノ・ディアス (IN’78) | いかつい顔してインキャだろお前?って感じるのは俺だけ? |
7.5 | マルビン・オラワリ・エイキンラビ・パーク (IN’78) | いや、あの、君誰!?笑 |
7.5 | ジネディーヌ・ジダン | なんとか勝利して、ハゲの皮一枚繋がったな。 |
僕は基本的にラ・リーガの試合はDAZNで観戦している。
サッカー好きなら加入しておいて間違いないプラットフォームだろう。
今回も例に漏れずDAZNで我らがレアル・マドリード戦を観s…
いや解説英語ぉぉぉぉ!!!
え、DAZNさん?レアル・マドリードの試合だよ?
しかも岡崎慎司との対戦だよ!?
絶対日本語の解説あったほうがいいでしょう!!
レアル・マドリードの試合を英語でしか放送しないなんてどうかしてる。
人生初の屈辱。。
ここ最近の成績の悪さでDAZNはレアルを捨てて、サウサンプトンに移籍した南野拓実のニューカッスル戦に移動させたとしか思えない。
サウサンプトン対ニューカッスルとか今までなら絶対見ないもん←
ってのはまぁ良いとして、英語の解説もまた違って良い。
少なくともスペイン語よりは良い←
そんなことを思いながらキックオフした試合を一言で表すなら…
ホッ。
である。
本当に試合序盤はどうなることかと思った。
簡単に裏は取られるし、シュートまでどんどん持っていかれるし、下手すれば試合開始早々失点!ってなってもおかしくない状況だった。
そんな押し込まれる展開となった序盤だが、攻撃を牽引していたのはいつも通り中盤のモドリッチとクロース、そして先発のチャンスが巡ってきたヴィニシウスだった。
あとこれだけ先につっこんでおきたいんだけど…
解説陣クロースのことクルースって発音すんのやめい。
違和感しかないねん。
確かにKroosってスペル的にはそうかもしれないけど一瞬誰?ってなるって。
まぁそれは良いとして←
クロースからヴィニシウスまでボールが入ると、積極的に仕掛けて相手を守備陣を翻弄していた。
やはりウインガーはこうでなきゃ!ってアザールに教えてるのかなってくらい仕掛けていた。
失敗してもどんどん仕掛けるヴィニシウスを見ていると、やっぱりドリブルには絶対的な自信を持っていて相手との駆け引きをしながらどんどん前に出て行っていた。
ちょっと見直した。
アザールとはまた違うタイプの仕掛けではあるが今回のフットワークの軽さを見てもヴィニシウスはかなり効いていたと思う。
なんだかんだで自分たちのペースを戻していたレアルだったが、後半にカウンターから素晴らしいゴールを決められてしまい失点。
しかもアシストは岡崎。
岡崎に裏を取られることが本当に謎だが前がかりになりすぎたのは反省すべきだろう。
シュートに関しては流石のクルトワでもノーチャンス。
「そのコースに飛んでクルトワ!!」
って言っていた。
ちなみにこの失点時の僕は、
_| ̄|○
こんな感じだった。
今回もこんな感じでダメか、と。
後半に入り消えかかっていたアセンシオだが、得意の緩急をつけたドリブルで相手守備陣を崩すとゴール前でFKを得る。
アセンシオって本当に派手なことはしないが上手い選手だなと感心する。
そのFKをベンゼマが直接狙うとボールは惜しくもポスト。
しかしその跳ね返りが上に上がり、混戦の中で長身ヴァランが触りゴールイン。
ヴァランの今季初得点は貴重な同点弾となり、ここからは見ていてもわかるくらいチームの動きが良くなった。
そんな中悪いニュースになり得る事案が発生。
長い距離をダッシュしたオドリオソラが太もも裏を押さえて交代したのだ。
なぁにやってんだよ!!笑
相変わらずついてない選手というか、チャンスを掴めない男だなと感じてしまう。
ここでマルセロを投入し、左サイドを務めていたメンディを右サイドバックにチェンジさせた。
しかし、後半には疲れが見えていたヴィニシウスと右にポジションを移したメンディに変わってカスティージャから招集されたマルビンを起用した。
勝っている状況で出されるならまだしも、同点の状況で起用されるのはかなり緊張したのではないだろうか。
それもクラブ側からの信頼もあるだろうし、チーム一丸となって勝ちに行こう!って感じが見れてすごくよかった。
僕が注目したのは投入直後の最初の1プレー。
カゼミロがすぐにマルビンにパスを出したのだ。
マルビンは最初にボールを触ることができてかなり落ち着いたはずだ。
途中から出る選手はボールを触れないと中々試合に入りきれないのでカゼミロなりの配慮だっただろう。
そしてその後レアルに待望の逆転弾がセットプレーから生まれた。
少し遠目の右からクロースがFKを逆サイドに蹴るとカゼミロが完璧なタイミングでヘディングするのもGKが反応。
しかしそこに詰めていたのはまたもヴァランだった。
反応も素晴らしいし、目の前にポストがあったにも関わらず果敢に押し込んだ。
ヴァラン様様である。
セルヒオ・ラモスがいない中でリーダーになるべきヴァランの存在感をここ最近感じなかったが今日は本当に違った。
得点もそうだし守備でもしっかり統率できていた。
間違いなくマンオブザマッチだろう。
このまま試合は終了し、2-1でなんとか勝ち点3を持ち帰ることができたレアル・マドリード。
ただこれだけ最後に言いたい。
ベンゼマお前は決めろバカタレ。
何回外せば気が済むんだってくらい入らなかったな。
そんな日もあるかもしれないが、苦しい時に点をとってくれるのがストライカーってもの。
モドリッチ・アセンシオ・ヴィニシウスが絡んだバルセロナのお株を奪うようなパスワークからのを決めてれば確実にスーパーゴールだったのに。
あと、GKに思いっきりシュートを当てたシーンとかここ最近のレアルを物語っているようなシーンだった。
リヨンかどっかに移籍しようとしてるらしいけど、そのせい?
坊主にしちゃうよ?
次回の試合は振替試合となるラ・リーガ第1節ヘタフェと対戦。
ついに久保建英がレンタル元と対決だ。
個人的に久保は応援しているし、好きな選手だが次回に関してはしっかりと消えてもらうとする。
いや、消えてもらってはレアル・マドリードで来季プレーできなくなってしまうのか。
しっかりと輝いてもらおう。
いやそれだとエル・ブランコのリーガ制覇が遠のいてしまうではないか。
3-2でレアルが勝てばいい!!
久保は2得点で←