【動画有り】レアル・マドリード vs アトレティコ・マドリード(2020.03.08 ラ・リーガ第26節 )マッチレポート

上位対決となった前節のレアル・ソシエダ戦。

レアル・マドリードで100試合出場となったヴィニシウスのゴールでなんとか引き分けに持ち込んだ。

そんな我らがエル・ブランコはマドリードのライバルチーム、アトレティコ・マドリードと敵地ワンダ・メトロポリターノで対戦

現在首位を走っているチームとのマドリード・ダービーだ。

過去に168回対戦している両者の成績は89勝39敗39分と大きく勝ち越している。

ということで、早速2021年3月8日に行われたラ・リーガ26節アトレティコ・マドリード戦のマッチレポートを報告していこう。

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スターティングメンバーとフォーメーション

リーグ5連勝とはいかなかったものの、怪我人が復帰してきたことで徐々にレアル・マドリードっぽさが戻ってきた我らが銀河系軍団。

上位対決との戦いではやはり一筋縄ではいかなかったが、復帰組が素晴らしい活躍をしてくれたことで明るいニュースにもなった。

そんな中今回対戦するのはシメオネ監督率いるアトレティコ・マドリード

ここ最近調子はイマイチのようだが、前線にはあのルイス・スアレスが君臨している。

カラスコやトリッピアーといったトップレベルの選手たちもこの試合から復帰ということで相手も準備は万端だ。

絶対に負けられないマドリードダービーのレアル・マドリードのスタメンとフォーメーションはこんな感じだ。

我々レアル・マドリードファンはハラハラしていただろう。

というのも、試合の3日前になってもベンゼマがトレーニングに姿を見せないからだ。

深刻なセンターフォワード不足に悩まされているマドリー。

マリアーノまで怪我をしてしまったということでベンゼマの復帰が必須だった。

そしてなんとか2日前にチームに合流したベンゼマがスタメンに名を連ねた。

前回の試合でコンディションの良さを見せたロドリゴがスタメンで出場。

ロドリゴとヴィニシウスの好調さをみて、現地でも評価が右肩下がりなのがアセンシオだ。

負傷者が多い中で出場機会をずっと掴んでいたものの、2ゴール2アシストとアタッカーとしてこれと言った成績を残せていないからだ。

その為今節はスタメンから外れるだろうとほとんどのファンが思っていたはずだ。

というかそうして欲しいと思っていたはず。

しかしジダンのアセンシオへの信頼は変わらず…これは今後も議論されるだろう。

まぁゴール決めて活躍してくれれば良い。

そして中盤は安定の3人、守備陣もナチョとヴァランのまだ負けていないコンビ、メンディとバスケスのお馴染みのサイドバックだ。

バスケスはもうサイドバックの選手でいい(笑)

アトレティコはハイプレスをかけてくると予想されるので相手の勢いに負けずに自分たちのサッカーをできるかが鍵になってくるだろう。

今回のキーポイントは、ベンゼマのコンディションを含めた3トップの躍動、だろう。

ベンゼマ頼んだぞ。

ってことでアトレティコ・マドリード戦の両チームのスターティングメンバーは以下の通り。

# レアル・マドリード アトレティコ・マドリード #
1 ティボ・クルトワ J・オブラク 13
6 ナチョ・フェルナンデス K・トリッピアー 23
5 ラファエル・ヴァラン S・サヴィッチ 15
23 フェルランド・メンディ フェリペ 18
17 ルーカス・バスケス M・エルモソ 22
14 カゼミロ コケ 6
8 トニ・クロース A・コレア 10
10 ルカ・モドリッチ M・ジョレンテ 14
11 マルコ・アセンシオ T・レマー 11
9 カリム・ベンゼマ Y・カラスコ 21
25 ロドリゴ L・スアレス 9
監督 ジネディーヌ・ジダン D・シメオネ 監督

試合データ

項目/チーム名 レアル・マドリード アトレティコ・マドリード
得点 1 1
ボール支配率 61% 39%
シュート数(枠内) 18(8) 11(5)
パス本数 647 430
パス成功率 88% 83%
ファール数 9 19
イエローカード数 1 5
レッドカード数 0 0
コーナーキック数 6 1
オフサイド数 0 0
得点者 ベンゼマ(’88) L・スアレス(’15)
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ダレブラMarca紙の評価とA・マドリード戦の感想

評価(10点中) レアル・マドリード コメント
9.5 ティボ・クルトワ MVP!スアレスうまかったな。「そう打ってクルトワ!」って言ってたもんなー
8.0 ナチョ・フェルナンデス スアレスが同じクラスなら絶対に仲良くならないタイプナンデス。
8.0 ラファエル・ヴァラン  カードは完全にスアレスが上手だったな。それ以外は印象なし!
8.0 フェルランド・メンディ  クロス全然あげないな。絶対に切り返して右足でクロースにパスだな。メンディ…
9.0 ルーカス・バスケス  君が今移籍するのおかしいと思うよ?だってやっと大人になれたんだもん!
8.5 カゼミロ 攻守に躍動。でも口紅塗ったら二丁目にいそう。
8.0 トニ・クロース 二日酔い?ってくらい今日身だしなみやばかったよ。ホントニ?って感じだった。は?
8.0 ルカ・モドリッチ  アウトサイドのFKやる気あるの?シュートふかしすぎじゃない?
6.0 マルコ・アセンシオ OUT’60 交代された時何が具体的に悔しかったか言ってみ?ないだろ?
6.5 ロドリゴ OUT’60 お前試合後すぐSNS更新すんのやめろwww若者だなwww
8.5 カリム・ベンゼマ 君決めなかったから結構戦犯だったよ。おにぎりからおはぎに変えちゃうよ?
9.0 ヴィニシウス・ジュニオールIN’60 最近調子いいじゃん。やっぱベンチから出るとやる気出るの?えむなの?
8.0 フェデリコ・バルベルデ IN’60 顔小さすぎてバランスがまじでフェデリコ。
8.0 ジネディーヌ・ジダン シオオネの髪ふさふさだったな。暗殺だけはやめろよ

リーガ制覇に向けて絶対に勝利を掴みたいマドリード・ダービー

マドリード市長のキックオフセレモニーを見たが、フォロースルー足を上げすぎだバカたれ。

ってのは置いといて。

前回ソシエダ戦に引き分けたということで、現在勝ち点差は5

常勝軍団同士の差を詰めるには直接対決で勝ち点3をゲットするのが1番手っ取り早い。

現地では「最終列車」なんて言い方もされていたようだ。

そんな大一番でやっぱり期待がかかるのは、怪我から復帰したベンゼマだろう。

ここ数試合はベンゼマ不在の大きさを思い知らされたような試合内容だった。

やはりいまのエル・ブランコには背番号9.5と言われている彼の存在が必要だ。

負けられない今回のマドリード・ダービーを一言で表すなら…

なんとか!

である。

最後の最後でベンゼマが決めてくれたが、決めずに敗戦していたら完敗と言ってもいいような内容だった。

試合開始序盤からアトレティコはハイプレスをかけ続けレアル・マドリードの選手たちに圧力をかけ続けた。

激しいプレスを交わしながらいつものようにリズムを掴もうとしているマドリー。

徐々にそのハイプレスにも慣れ始め、ボールを支配出来るようになった前半15分を迎えた頃だった。

失点。

一番気をつけなければいけない相手の9番ルイス・スアレスに決められ先制されてしまう。

マドリーも高い位置でボールを取ろうと全体的に押し上げていた真ん中のスペースをうまく突かれてしまい、最終的にはさすがスアレスというフィニッシュ。

ヴァランとの駆け引きやクルトワとの1vs1での駆け引きなどフォワードとして完璧な選手だと改めて思い知らされた。

バルサ時代にも色々とやられてきた選手なだけに噛んでやろうかと思った。

1点先制されたものの2点取りに行かなくてはならなくなったマドリーだが、相手の勢いは止まらない。

相手左サイドのカラスコのドリブルの仕掛けはかなり効いていて、バスケスも「お前サイドバック!?」ってくらいうまく対応していたがチャンスを何度か作られてしまう。

相手の中盤の選手たちもどんどん前に出てくるのでレアルは守備にてんやわんやしてる印象。

ボールを保持していても回させられているような感覚で決定機はなかなか生まれない。

そんな中で取られはしなかったが、ハンドのVARチェックだったりカゼミロのボレーシュートで徐々に流れはレアルに傾いてきたように見えた。

前半は終始アトレティコペースで進み、ここ最近で一番あっという間に感じた45分間が終了した。

笛が鳴ってからというもの、スアレスがずーっとバスケスになんか言っていた。

中学生みたいな顔してめちゃくちゃ大人な対応してたな、バスケス。

笑ってスアレスがいうことに「まぁまぁ」みたいなリアクション。

普通だったらこれで終わる…しかし!

スアレスは急には止まれない。

その後もずーっと後ろからバスケスに何かを言い続け、ついにバスケスが「あぁん!?」って言った瞬間にカメラが切り替わった。

DAZNさんよ、そういうとこもっと見たいのよ(笑)

「堪忍袋の尾が切れる」のお手本だった。

ってそんなことはどうでもいいんだよ。

あとさ、試合開始からずっと思ってたけど…

クロースお前今日寝坊しただろ?

髪の毛もセットしてなけりゃ髭も生えてんじゃねぇか。

お前髭もブロンドなんだな?

羨ましいよ、髭生えててもよく見ないと生えてるかわかんないもんな。

ってそんなことはいいんだよバカタレ。

とにかく前半はロドリゴとアセンシオが全く持ち味を発揮できないまま終了。

アセンシオに関しては何回ボール触った?ってレベルである。

ちなみに、相手のコケは前半終了時点で6.9kmという走行距離。

マドリーで一番走っていたのはモドリッチで5.2kmだ。

コケ走りすぎ問題。

今のアトレティコの中盤が攻守の切り替えでうまくやれている理由の1つなんだろうと感じた。

そして迎えた後半、前半ほど悪くはないがやはり回されている印象。

なかなか相手を崩しきれない流れを変えるためにアセンシオとロドリゴを下げ、前回殊勲のゴールを決めたヴィニシウスと復帰してコンディションの良さを見せつけたバルベルデを投入

この交代が何かスイッチを入れたように見えた。

ヴィニシウスはサイドから積極的に仕掛ける姿勢を見せるしバルベルデは強烈なミドルシュートで相手のゴールを脅かした。

ベンゼマも何回か決定機を迎えるが、相手GKオブラクに再三ファインセーブで止められてしまう。

アトレティコもカラスコとスアレスの関係でレアルの右サイドを崩すもクルトワが再三素晴らしいセービング

みんながみんなハイレベルで夜中であることを忘れてしまう展開。

だが、点が入らない。

ボールを支配しているのに試合を支配することができていなかった

しかし、何度も見せていたカゼミロとベンゼマの関係でついに得点が生まれる。

この試合カゼミロは何度もベンゼマを越す動きで相手の裏へ抜け出していた。

ベンゼマのエゴによってそのランニングが無駄に終わってはいたものの、88分はベンゼマの超絶うまいダブルタッチからワンツーで落ちついて流し込んだ。

ベンゼマのダブルタッチのパスは、最初相手に当たってたまたまカゼミロのところに転がったのかと思ったが、しっかりと相手の足をかわして出していた。

マリアーノには絶対できないだろう←

最終的にはやっぱりチームのエース、ベンゼマが決めてくれた。

何回もチャンスがあっては、うまくミートしなかったりGK正面に打ったりと冴えてはないなかったが決めるところはさすが。

そしてそのまま試合は終了。

両チームのストライカー9番が1点ずつ得点し、勝ち点1を分け合う形となった。

今回の個人的なMOMはクルトワ

スアレスに巧みなシュートで決められてしまったものの、その後は素晴らしい反応でチームを再三救ってくれた。

そして今回の説教部屋は…

アセンシオお前だ坊ちゃん坊や。

ファンのみんなお前がスタメンだったことに驚いてるんだぞ。

そして、今回のプレー内容にはなんの驚きもない。

いつも通りのマルコだ。

今日も外でパスを受けて後ろに戻してばっかりだったな。

相手にとってなんの脅威でもなく、守備でもプレスをかけるタイミングが悪い。

ハゲもハゲだ。

あ、

ジダンもジダンだ。

今回は前回ゴールを決めたヴィニシウスがスタメンであるべきだった。

ゴールを決めてもスタメン外れるんだからヴィニシウスは戸惑っていることだろう。

そして今回出番がなかったイスコもなんでだろう〜!ってテツアンドトモのように疑問に思っているはず。

イスコもいるし、マルセロもいる。

せっかく才能豊かな選手が揃っているのに、プランが少なすぎやしないだろうか?

少なくとも昔はこんな一辺倒な戦い方じゃなかった。

次回アセンシオがスタメンだったら流石に炎上すると思う。

アセンシオは途中出場したら何か変わるかもしれない。

それに期待しよう。

次回の試合はラ・リーガ第27節でエルチェと対戦。

決して油断してはいけないが、絶対に勝って欲しい。

下位相手に勝てなければ優勝はもう無理だろう。

残り12試合だぞ!

試合ハイライト動画

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