【動画有り】レアル・マドリード vs グラナダ(2020.05.14 ラ・リーガ第36節 )マッチレポート

セビージャとの上位対決ではなんとか引き分けに持ち込んだ我らがレアル・マドリード

勝てば首位奪還という千載一遇のチャンスではあったが、ロスタイムに追いつき優勝争いに首の皮一枚繋いだ格好だ。

ラ・リーガも残すところ今節を含めて3試合

首位のアトレティコ・マドリードが試合を落とす事を願いながら我々は勝ち点3を求めていく必要がある。

そんな中迎えたのはラ・リーガ第36節のグラナダ戦

敵地のヌエボ・ロス・カルメネスに乗り込んだ。

グラナダは10位付近を行ったり来たりしている中位に位置しているチームだ。

決して侮る事はできない相手。

ということで、早速2021年5月14日に行われたラ・リーガ第36節グラナダ戦のマッチレポートを報告していこう。

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スターティングメンバーとフォーメーション

優勝チームももちろん決まっていなければ、降格するチームも決まっていないというほど今季のラ・リーガは大混戦となっている。

それもそうだろう、バルセロナが下位にいたレバンテに負けてしまうほどだ。

順位はただの数字であって、試合は始まってみないとどうなるかなんて分からないのだ。

バルセロナがつまづいたことでレアル・マドリードとアトレティコ・マドリードに優勝争いは絞られたといっても過言ではない。

その次の日に行われたアトレティコ・マドリード対レアル・ソシエダは2-1でアトレティコが勝った為首位をキープ。

これはどういうことかというと、

勝利必須

という事になる。

リーグ終盤の引き分けは負けも同然なのだ。

ということで、そんな大事な大事な一戦となるグラナダ戦のレアル・マドリードのスタメンとフォーメーションはこんな感じだ。

マドリディスタにとってはなんとも不安なニュースが飛び交った。

それがセビージャ戦で先発で出場していたマルセロとオドリオソラが負傷したというニュースだ。

これで守備陣はナチョとミリトンだけになってしまったのだ。

え、どうすんの!?

って感じだったのだがオドリオソラはなんとかトレーニングに参加し招集メンバー入り。

だが、マルセロは招集メンバーから外れてしまった。

そしてその理由が、ジダンと喧嘩した?とかいう噂も流れた。

ジダンは否定しているがどうなのだろうか。

という事でジダンはカスティージャからミゲルとマルビンを守備要員として招集

マルビンは以前ウイングバックで出場したこともある選手なので個人的には予想できた。

ミゲルはここ最近の試合で良いパフォーマンスを見せてくれているので左サイドバックも納得だろう。

というわけで深刻なディフェンダー不足に陥っている今節のマドリーの基本フォーメーションは4-3-3

カスティージャ2人をサイドバックに置きセンターバックはナチョ・ミリトンの安定コンビ。

中盤はカゼミロ・モドリッチ、そして今回はクロースではなくバルベルデが久々に本職の中盤で起用された。

クロースは試合後分かったことだが、コロナの濃厚接触者となったそうだ。

こればかりはしょうがない。

そして3トップにはベンゼマ・ヴィニシウス、そしてこれまた久々のスタメン出場となるロドリゴを起用してきた。

ロドリゴも怪我に悩まされた選手ではあるが、アシストだけでなくそろそろ得点が欲しいのではないだろうか。

今回のキーポイントとしては、サイドバック2人が順応できるか、そして、バルベルデが中盤で躍動できるかどうか、はマストになってくるだろう。

モドリッチには申し訳ないがチームを引っ張っていってもらわないといけないだろう。

35歳がんばれ!!

ってことでグラナダ戦の両チームのスターティングメンバーは以下の通り。

# レアル・マドリード グラナダ #
1 ティボ・クルトワ R・シウヴァ 1
28 マルビン・パク D・フルキエ 2
3 エデル・ミリトン D・ドゥアルテ 22
6 ナチョ・フェルナンデス G・サンチェス 6
35 ミゲル・グティエレス キニ 17
14 カゼミロ Y・エテキ 8
10 ルカ・モドリッチ M・ゴナロン 4
15 フェデリコ・バルベルデ A・プエルタス 10
25 ロドリゴ・ゴエス F・ヴィコ 14
20 ヴィニシウス・ジュニオール D・マチス 11
9 カリム・ベンゼマ ホルヘ・モリーナ 23
監督 ジネディーヌ・ジダン D・マルティネス・ペーニャス 監督

試合データ

項目/チーム名 レアル・マドリード グラナダ
得点 4 1
ボール支配率 65% 35%
シュート数(枠内) 16(7) 10(5)
パス本数 661 356
パス成功率 88% 76%
ファール数 9 15
イエローカード数 3 3
レッドカード数 0 0
コーナーキック数 3 2
オフサイド数 1 1
得点者 モドリッチ(17′)/ロドリゴ(45’+1)/オドリオソラ(75′)/ベンゼマ(76′) モリーナ(71′)
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ダレブラMarca紙の評価とグラナダ戦の感想

評価(10点中) レアル・マドリード コメント
 10.0 ティボ・クルトワ 今日もティボってた。てかお前お父さんと顔似すぎやて。
 8.5 マルビン・パク OUT’45 裏への飛び出しよかったよ。ってかなんか髪型いかつくね?生意気?ボール磨き?お大事に←
 9.5 エデル・ミリトン お疲れな。明日アザールとイスコのスパイクのインソール抜いとこうぜ。
 9.0 ナチョ・フェルナンデス 顔はイケメンなのにすぐ熱くなってイエローもらいがちナンデス。でも好きやで。
 9.5 ミゲル・グティエレス 年齢詐称してるなら今すぐ申し出なさい。あと試合前のスカッド写真で背伸びするのやめなさい。(下にあるよ)
 9.0 カゼミロ ちょいちょいアホみたいなパスミスするのなんなの?笑
 9.5 ルカ・モドリッチ  みんなの親みたいな試合運びだったな。ロドリゴとヴィニは手が焼けるね?でもミゲルからお膳立てされたね?笑
 8.5 フェデリコ・バルベルデ OUT’62 お前さぁ?推進力どうなってんだよあぁんこら!!!
 8.5 ロドリゴ・ゴエスOUT’62 初ゴールおめでとうゴォエス(ございます)
 8.0 ヴィニシウス・ジュニオールOUT’62 自分で打つ意識グッド!でも全然惜しくないのよ。だからさ、ゴールラインまでドリブルしろって。
 9.0 カリム・ベンゼマ OUT’77 ヴィニがシュートミスった後に頭抱えるのと、がっかりして下向くのやめろwww
 8.5 アルバロ・オドリオソラ IN’45 お前どんどん評価上げてる感じするけど、サッカーの上手さじゃなくてお前はキャラ押しでいけよ?
7.0 マルコ・アセンシオ IN’62 あれ?前回決めたから今回はいっかな。的なそんな感じ?ブスにするよ?
6.0 エデン・アザール IN’62 ハンバーガー禁止にします!
6.0 イスコ IN’62 あんなプレーしといて俺よりサッカー上手いのムカつく!!!
6.0 マリアーノ・ディアス IN’77 マリアーノ…君を見てナイス!!って思った事がないよ。。
 8.5 ジネディーヌ・ジダン もうハゲって言わないから退団報道を取り消ししてくれ。

兎にも角にも勝ち点3を必要としている我らがレアル・マドリード

この試合を含めて残り3試合。

前回のセビージャ戦で勝っていれば…ってやっぱり思ってしまうがそんな事を言っててもしょうがない!

自力優勝はできなくても優勝する可能性があるだけマシってもんだ!←

そんな中で迎えたグラナダ戦。

グラナダもヨーロッパリーグを戦い準々決勝まで進出するなど過密日程をこなしているチーム。

マドリー同様に怪我人も続出していながらラ・リーガを戦っているのだ。

正直お互いよくやっている同士の試合とでも言おうか。

そのグラナダの粘り強さに油断すれば一気に食われてしまう可能性だってある。

そんな敵地で行われたグラナダ戦を一言で表すなら…

神出鬼没!

である。

いやーやりました!

我らがエル・ブランコが見事4得点の快勝

勝ち点3を積み上げて2位を死守することができた。

4得点も奪うなんて結構久しぶりな気がする。

まず最初に見せてくれたのはモドリッチ

序盤からモドリッチはビルドアップの中心になってあっちこっち動き回っていた。

相手のセンターバックがボールをもてば最前線までプレスをかけにいくし、中盤では攻撃に守備に質の高いプレーを繰り出すし、押し込まれた時は最後尾まで戻って守備をする。

まさに神出鬼没!

クロースがいない分「ボクがやってやる!」って気持ちが見え隠れしていたような気がする。

そのモドリッチが貴重な貴重な先制ゴールをあげたのは前半17分。

ナチョがスルスルっと得意の持ち上がりで相手陣内に侵入すると左サイドバックのミゲルにパス。

それをみたヴィニシウスがサイドに流れようとすると相手DFがつられたのだが、それをみたミゲルが空いたスペースにアウトサイドでループパス

瞬間的にそのスペースに猛然と走り込んでいたモドリッチは相手GKの股を抜いてネットを揺らした。

1ついいですか?

ミゲルって何者!?

あの状況でアウトサイドでループパス出せるってただの19歳じゃないだろ(笑)

そしてもう1ついいですか?

モドリッチ冷静すぎん?

なんか久しぶりに見た気がするけど、モドリッチってこういうプレー昔もっとあったよね。

最近はパスの出し手に徹してる感じがしてたけど、バルベルデがガンガンスペースに走り込んでいくのを見て

「ボクもそれしたい」

って思ったのかな?

まさに神出鬼没←

1点目はとにかく全てが質の高いプレーだったと思う。

モドリッチは今季4点目だそうだ。

いつもとは違う左のインテリオール(インサイドハーフ)だったけど彼にはそんなこと関係ない。

何よりミゲルとモドリッチの抱きつくシーンがマドリディスタの心をキュンキュンさせたと思う。

キュンキュンキュン、かな。

・・・まぁいっか。

ここでちょっと文句いいすか?

ごるぁ審判、ちゃんとやれや。

我々はもう選手が痛めつけられるのを見るとヒヤヒヤするんだよ。

倒れて立ち上がらないと気が気じゃないのよ。

バルベルデもやられてるし、何よりマルビンよ。

ヒル・マンサーノ(審判)ごるぁ!

これ下手すれば大怪我っすよ。

レッドでもおかしくないプレーなんだが。

マンサーノはいっつもカードの基準が分からない。

ミリトンがイエローもらってたけど厳しすぎるわ。

ちょっと足踏んだかな?踏んでないかな?くらいじゃないか。

怒りすぎてドーナッツ5個も食べてもうたわ。

あ、それは関係ないか。

前半終了間際にはロドリゴが見事なシュートで追加点。

ロドリゴは今季初ゴール

相変わらずシュートのうまさがある。

前半終了間際に追加点を取れたのはかなりデカかった。

ちなみに、これロドリゴのシュートも素晴らしいんだけど、その前のマルビンの頑張りも見て欲しい。

多分、足首削られたやつで足痛かったんだけど、少しでも突っつこうとしてくれたおかげでロドリゴがボールを掻っ攫って独走することができた。

とにかく、両サイドバックのカスティージャ2人がかなり良い印象を与えた前半だった。

ちょっとここで僕もハーフタイムいいですか?

おい、倉敷保雄(実況)と中山敦(解説)。

ここ楽屋じゃないんだよ試合の話もっとせぇや。

スーパーリーグの話もうええて。

前回もこのコンビはずっとスーパーリーグの話してたけど、マドリディスタみんな文句言ってるぞ。

DAZNやめてWOWOWに変更する人もいるくらいだぞ。

レアル・マドリードの試合は解説小澤一郎に固定しないか?

俺らの知らない試合の楽しみを解説を通して教えてくれ頼む。

ふぅ

ってことで後半開始からは負傷したマルビンに変えてオドリオソラを投入。

マルビンは正直もっと見てたい!って思うほどいい動きをしていただけに残念だった。

まぁなんかトラップミスとかしてたけど(笑)それはご愛嬌レベル。

後半はマドリディスタも大好きなオドリオソラに右サイドバックを託した。

後半開始早々からマドリーはバルベルデが突破してシュートを放つなど追加点を狙いにいく姿勢を見せていた。

が!

モドリッチがこれまた微妙な判定でイエロー。

こうなってくると一番怖いのは累積警告によるサスペンション

モドリッチは4枚目ということでリーチということでそれだけは避けたいところ。

なんせモドリッチだから!

残り2試合、モドリッチ抜きで試合を行うのは正直きつい。

それだけは確実だ。

ボールを保持していながら攻めあぐねていたマドリーは一気に3人を同時投入。

  • OUTロドリゴ→INアセンシオ
  • OUTヴィニシウス→INアザール
  • OUTバルベルデ→INイスコ

休ませるという意図もあるとは思うが3枚替えにはびっくり仰天ニュース。

それよりも

モドリッチは交代いいのぉ!?

俺が監督だったらもしものことを考えてモドリッチは交代させてたかも。

だがその直後、ミリトンのクリアが相手にあたりアンラッキーな形で相手に渡るとゴール前でチャンスを作られる。

相手の7番ルイス・スアレスにシュートを打たれるも

クルトワが神セーブ!

しかし弾いたところが悪かった。

もうちょうどモリーナの足元に飛んでいって流し込まれた。

クルトワは弾いた直後、なんならまだ飛んでる時くらいだったのでこう思っただろう。

「そこに詰めているトワ」

まさに神出鬼没…←

オフサイドは認められず1点差になってしまった。

モドリッチがいてよかった←

まさかあんな形で失点するとは思ってもみなかった。

サッカーで一番怖いのは2-0の時だと言われている。

記憶に新しいロシアW杯での日本対ベルギーでも2-0から逆転されたではないか。

クルトワとアザールにやられてしまったじゃないか。

こんにゃろ。

あ、すいません取り乱しました。

しかしその5分後。

我らがアイドル、クロスオドリとも言われている選手が見せてくれる。

アルバロ・オドリオソラだ。

モドリッチからの素晴らしいスルーパスがアザールへ通る。

アザールトラップミス!!

んもう!

そのあと何とかノールックでマイナスに折り返した所に飛び込んできたのがオドリオソラだ。

名付けて

つまずきシュートぉぉ!!

すんごい弾丸シュートが入った訳だけどよーくみたら躓いてる(笑)

でもここに飛び込んできたことは評価すべきだろう。

これぞまさに神出鬼没←もう言いたいだけ

何よりみんなが讃えているのがみてて微笑ましい。

その1分後には相手のGKのミスを見逃さなかったベンゼマがGKをかわしてシュート。

これが決まり失点から6分間で2点を追加し試合を終わらせた。

失点からすぐに点を決める事ができたのはかなり大きい。

このまま試合は終了し4-1で見事勝利

2位を死守して優勝争いに食らいついた。

しかぁし!!ここで説教部屋に連れていきたい奴らがいる。

イスコとアザールだ。

中盤の取られちゃいけない場所で相手に潰されて何回もクルトワに迷惑をかけたな?

試合に勝っているとはいえあんなプレーしてたら一気に追いつかれて勝ちを逃すぞ。

たまたまクルトワが神だっただけなんだからな。

ミリトンもめちゃくちゃ怒ってたじゃないか。

そりゃそうだよ!

失点したら守備のせいにされるんだからな。

イスコとアザールは評価がどんどん下がっていってしまう。

放出候補に名前が挙がっても仕方がないことだろう。

次回の試合はラ・リーガ第37節でビルバオと対戦する。

試合後にはクロースがコロナの隔離措置で欠場が濃厚と見られているが、我々にはブランコがいる。

頼もしいカスティージャの選手たちじゃないか。

ビルバオは言わずもがな油断できない相手。

今季はスーペルコパで負けてるよね。

残り2試合。

アトレティコ転けてくれ!

試合ハイライト動画

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